平標山(平元新道から) #124

2011年08月06日(土) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,010m
• 下り: 996m

コースタイム

◆市役所発4:00〜市役所着18:40
◆平標山登山口発6:55〜平元新道登山口8:05(〜8:10)〜平標山ノ家9:38(〜9:48)〜平標山10:45(〜10:55)〜
平標山ノ家11:40(昼食〜12:30)〜平元新道登山口13:18(〜13:25)〜平標山登山口着14:20

天候

天候、晴れ(積雲あり)〜曇り(積乱雲多数)

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

　平標山登山者用駐車場(国道17号沿いは、有料:マイクロ1,000円)
駐車場から岩魚沢林道の2つ目のゲートまでは、別荘地を避け、岩魚沢沿いを歩く。
　別荘地の人に迷惑をかけぬよう、林道部分は歩かないようにと地元の人が言っていた。
　平標山ノ家では、冷たい水が得られる。
　この小屋からの大展望は素晴らしい。
　仙ノ倉山や平標山などが雄大に聳えるのが見える。
　休憩は300円とか。缶ビールは600円(下から人力の歩荷で揚げてるらしいから仕方がないかな。)
　この小屋から上は、森林限界を抜けるため笹やツツジや湿原状となり、雷などから隠れるところはない。
　帰りに、国道17号から県道53号をちょっと走るが、奥平温泉の「遊神館」に立ち寄った。
　普段は、入浴料550円だが、この時期、節電対象施設に指定されているとかで、な!何と!!入湯税のみの50円!!で利用できた。
　広大な敷地に、お風呂(アルカリ性単純温泉)、施設も綺麗で立派!50円では申し訳ない気がした。
　風呂上がりに生ビールを二杯も注文してしまった。

写真

　平標山登山口(駐車場)
　このトイレの左側に登山届け用ポストがあり、登山道入口になっている。

　別荘地脇の林道は通らず、しばらくは岩魚沢沿いの林間を歩く。
　沢にもやが立ちこめ、光が射した。

　トチの葉が何故か真っ赤に燃えていた。

　林道を70分進むと平元新道登山口に着く。

　可愛い双体道祖神があった。
　左側面に「満天の星降るごとし登山小屋」の詩が刻まれていた。

　いよいよ階段の登りが始まった。
　「滑りやすいので足元に注意」とある。

　サワグルミの高木が聳えていた。
　葉っぱは、羽状複葉で特徴があり美しい。

　取り敢えず、あのブナ目指して登ろう。
　その先も階段が続いていたが・・・・。

　何か遠くの積雲が、モクモク背伸びして積乱雲になってきた。

　オオカメノキに実が着いていた。

　ノリウツギ

　樹林を抜け、やっと平標山ノ家に着いた。

　山ノ家からは仙ノ倉山の雄大な姿が飛び込んでくる。

　平標山方面も山ノ家の屋根越しに臨めた。

　山ノ家を後に、平標山頂を目指す。

乾いた湿原状の所に沢山咲いていました。
キンコウカ(金黄花・金光花)-ユリ科の植物。

　平標山頂まで階段は続く。

　階段登りは、ボディブローのようにだんだん体力を奪っていきます。

　こんな赤い実がなっていました。
　ツツジ科の矮性低木「アカモノ」別名「イワハゼ」の実でした。

　階段脇にはヤマハハコ。

　荒船山が遠くに特徴ある姿で臨めました。

　「イワショウブ」これも疲れた体には癒されます。

　湿原状の原っぱ。お花畑の時期は過ぎてしまったよう。
　ワタスゲがまばらに見られます。

8/6 10:32

　ワタスゲの果穂と確認できました。

　これはキオンでしょうか。

　まだまだ登りは続きます。

　シラネニンジンかな。

　やっと平標山の山頂に着きました。
　でもガスってしまい展望は利きませんでした。

　仙ノ倉山へ向かう登山道も長い木製階段が整備されていました。
　今回は、天候が危ぶまれるので仙ノ倉山は断念し、次回の宿題とします。(次回はあるの?)
　絶対にあります。

　山ノ家がだんだん近づいて来ます。

　ヒヨドリソウが揺れていました。

　仙ノ倉山の斜面にはこうした滝(セン)が沢山見られました。

　荒々しいのは、エビス大黒の頭。

　下山途中で見つけた「チタケ」

　下山後、奥平温泉の「遊神館」に立ち寄りました。この時期、節電指定対象施設とかで、何と、入湯税の50円のみで温泉で汗が流せました。
　こんな安くて良いんでしょうか。風呂上がりに思わずビールを2杯も注文してしまいました。

撮影機器：

DMC-FZ7 Panasonic

感想

ahiru-papa

　台風9号が沖縄本島と宮古島近くを停滞気味に北上。
　また台風10号が南東海上にあり、谷川山域は湿潤風の東日本への流入の影響で悪天候が予想されたため、今回の山行実施について賛否両論があった。
　しかし、上信越地方に小さい高気圧の張り出しがみられるため、チャンスはあると判断して決行した。
　現地の天気は予想どおり、晴れから積雲多数から積乱雲へ発達。
　雷雨も予想されたため、平標山頂で往路を戻ることを決定。
　仙ノ倉山は次回の宿題となった。
　平標山頂から下山時は、ガス、曇り、小雨(雨具不要)へと変化した。
　階段状の登り下りと林道での蒸し暑さはあったが、大した雨にも降られず、平標山から仙ノ倉山への雄大で伸びやかな稜線を観察できて結果オーライ。
　

コメント

mammalica

花の名前について
花の名前調べさせていただきました。わかった範囲でコメントしますので、参考にしてください。（◎自信あり、○やや自信あり）間違っていたらゴメンナサイ。

１ツルアジサイ→ツルアジサイは蔓状で木に絡みかなり大きくなります。見たところ幹が蔓状ではなく、時期的に見てもノリウツギと思われます。（○）
２これは何でしょう→いろいろ調べましたがギブアップです。 葉や茎の形からキンコウカではありません。
３こんな赤い実→葉と実の形からアカモノです。（◎）
４疲れた体を癒す→花の形からイワショウブですね。（◎）
５キオン→花びらが大きい（広い）ので正確にはミヤマキオンと思われます。（○）
６シラネニンジン→花からツンツンが出ていることから、セリではないでしょうか。（○）