キナバル山

2017年09月13日(水) ~ 2017年09月14日(木)

• GPS: 19:52
• 距離: 16.7km
• 登り: 3,368m
• 下り: 3,303m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:05

距離 5.7km 登り 1,458m 下り 30m

9:27 Timpohon Gate
9:35 9:36 Kandis Shelter(1.0 km Post)
10:52 10:54 2.0 km POST
11:25 11:26 Lowii Shelter
13:46 13:47 Layang-Layang Shelter
14:11 14:26 Vilosa Shelter(5.0 km Post)
15:03 Paka Shelter(5.5km Post)
15:24 WARAS HUT
15:29 Laban Rata
15:32 宿泊地

2日目

• 山行: 12:50
• 休憩: 0:19
• 合計: 13:09

距離 11.0km 登り 701m 下り 2,197m

3:33 ヴィアフェラータ 終点
4:27 Sayat-Sayat Hut
5:33 5:35 8.0 km Post
6:08 6:13 Mount Kinabalu(Low's Peak)
6:49 8.0 km Post
7:51 7:52 Sayat-Sayat Hut
8:36 ヴィアフェラータ 終点
8:47 8:48 Gunting Lagadan Hut
8:52 Pendant Hut
9:04 Laban Rata
10:25 Pendant Hut
11:15 11:17 Laban Rata
11:47 11:49 Pendant Hut
12:20 Laban Rata
12:24 WARAS HUT
12:36 Paka Shelter(5.5km Post)
13:06 13:07 Vilosa Shelter(5.0 km Post)
13:29 Layang-Layang Shelter
15:08 15:09 Lowii Shelter
15:38 15:40 2.0 km POST
16:30 Kandis Shelter(1.0 km Post)
16:39 16:41 Timpohon Gate
16:42 ゴール地点

各シェルターで5~10分程度の休憩を取っています。

天候

基本的に晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 飛行機

コース状況／危険箇所等

全体的に階段多めです。雨が多いためぬかるみ多め。山頂手前の岩場も水が流れて滑りやすいところがちょこちょこありました（横滑りしました）。

写真

9/13 9:08

ホテルからバスで公園事務所へGO!

9/13 9:25

ガイドさんに荷物を持ってもらう場合は、この量りで重さを量りましょう。1kg,RM12くらいだった気がします。
試しに量ってみたら9kgありました。

9/13 9:55

登山者はこの入山許可書？を首にぶら下げます。途中数箇所で確認するので、なくさないように。
裏には登る日や名前が書いてあります。

9/13 9:55

本日のガイドさん。9人で登るので2人います。
このお二人はなんと親子だそうです。
先頭に右側の息子さんが、最後尾をお父さんが付いてガイドしてくれました。
息子さんは基本英語ですが、ちょいちょい日本語の単語を喋ったり、聞いてきたり、マレー語を教えてくれたり。
ゆっくりと歩いていただいて助かりました。お父さんは60歳とのこと。さらにまったりとしていました。

9/13 10:13

事務所からバンで少々走り

9/13 10:20

登山の入口へ。

9/13 10:26

入口で名前を書いて出発

9/13 10:29

開始早々下りの階段があります

9/13 9:29

熱帯感ありますね

9/13 10:31

これは。。

9/13 10:32

滝ダー！

9/13 9:35

9/13 9:39

9/13 10:36

木の実？

9/13 10:36

お花

9/13 10:37

紋様

9/13 11:09

登山中絶えず見るポーター？さん。登りは重い荷物を。下りはゴミなどを持っています。流石に慣れていて歩くのが非常に速いです。

9/13 9:57

シェルターが見えてきました

こんな感じのシェルターが適度な感覚で点在。水洗トイレも付いていて助かります。清潔さは場所を考えれば全体的に十分良いです。臭いも富士山や日本の山にあるバイオトイレに比べて格段にしません。トイレットペーパーはないので注意！

2/1 12:00

初導入のアクションカメラのバッテリーを交換したら時間がリセット。キナバル前にどこかで試したかった。。！

9/13 12:46

小さいお花です。
あんまり熱帯を感じさせる花はなかった気がします。

9/13 12:50

そういえば虫もたまに羽虫系が出ますが、ほとんど存在を感じませんでした。

9/13 12:31

登山道はかなり階段が多いです。行きも帰りも階段階段。
階段の隙間にストックを挟まないように気をつけましょう。

9/13 13:03

標高2,500mくらいの場所にあるmempeningというシェルター

9/13 13:45

標高2,702mにあるLayang-Layang Hut。ここには2つの東屋とスタッフ小屋があります。

9/13 13:45

Layang-Layang Hutの東屋その2。ここで昼食を食べました。

9/13 13:46

スタッフ小屋？

9/13 13:50

昼食。こちらは登る際にもらったもの。スライスチーズが挟まったサンドウィッチ、ゆで卵、スニッカーズ的なチョコ、写真にはないですが小さなリンゴ＆水が入ってました。簡素ですがどれもそれなりに美味しいです。お腹一杯になります。

9/13 13:59

各シェルターには食べ物のおこぼれ狙いのリスがちょくちょく現れます。

9/13 14:03

今回驚いたことのひとつがこちらのゴミ箱。
おそらく各シェルターに配置されていて、ゴミを捨てられます。
溢れかえっているゴミ箱は少ないです。登山中絶えず見たポーターさんが運んでくれているのでしょう。とても助かります。

9/13 14:20

ウツボカズラー！ちょくちょく生えてます。

9/13 14:29

9/13 14:49

Layang-Layangから少し歩いたところでゴツゴツした岩肌が見えて少し興奮。

9/13 15:06

こちらは最後尾を歩くガイドのお父さん。

9/13 15:31

Vilosa Shelterを少し過ぎた付近。標高3,000m前後。いつの間にか森林限界っぽい感じになってきました。

9/13 15:31

前の写真の横はこんな感じ！

2/1 14:12

階段になります。。

9/13 15:32

雲上を歩く我々になります

9/13 15:43

ウツボカズラー！！

9/13 15:49

水を飲む隊長。飲み水は2lは持っていきましょう。上のレストランでゲータレイドとか売ってました。

9/13 16:22

タンポポ？

9/13 16:24

標高3,240m付近。ついに山小屋系の建物が現れました！

9/13 16:25

しかし我々の泊まる宿はもう少し階段を上ったところにあります。ここら辺の階段が地味につらい。

9/13 16:28

バレーボールコートがあります。

9/13 16:30

まだかなまだかな

9/13 16:32

キター！本日の宿、Pendant Hutです。

9/13 16:38

宿内。結構綺麗です。
同階＆2階に寝室。地下？には洗面台、トイレ、シャワーがあります。
トイレはペーパー有。シャワーは温水に期待しないように。寒くなる前に浴びましょう。

9/13 16:38

絶景！

9/13 16:42

こちらが寝床。富士山山小屋の500倍居心地がいいです！！
しかしあまり眠れませんでした。

9/13 17:45

ヴィアフェラータの講習。これを受けないとヴィアフェラータを出来ません。
英語の説明はさっぱりわかりませんでしたが、ジェスチャーや現場での簡単な英単語による指導でなんとかなりました。

9/14 3:33

翌日の朝食です。山小屋でいただきました。
前日のヴィアフェラータの講習後、高山病になってしまいました（頭痛と吐き気）。
薬をわけてもらって飲んだところ、すぐに治まり一安心。
富士山で高山病にならなかったので油断していましたが、次回高い山に登る時は必ず高山病対策の薬を処方してもらいます。
高山病の為、前日夕飯のレストランなどは余裕が無く撮影出来ませんでした。

9/14 5:30

14時過ぎに出発！真っ暗です。
階段登る登る。

9/14 5:30

チェックポイントに着きました。
ここで入山許可書を見せます。

9/14 5:31

蝋燭の明かりで許可書をチェックしていてかっこいいです。

9/14 6:31

いつの間にかこんな所に！
これまでいくつもの急な岩場をロープを掴んで歩んでいきました。

9/14 6:45

御来光がおいでなすってきました。
陽が出てくると、周りの映画で観る火星のような光景に気がつきます。

9/14 6:53

御来光ダー!!

9/14 6:58

ドンキーイヤーだー！！

9/14 7:02

山頂に向けてさらに急な岩場を乗り越えていきます。
結構怖いです。

そしてやっとこさ頂上へ！
山頂はとても狭く、撮影待ちの列が出来ているので、
記念写真を撮ったらすぐに撤退です。

9/14 6:18

山頂から見える景色。

9/14 6:46

とても素敵な岩場になります。
上のほうから水がちょろちょろ流れてて滑りやすい箇所があるので注意。

2/2 7:02

今度は急な下りと化した下山道を進みます。

9/14 16:54

そして一気に入口の写真ですが、ヴィアフェラータや泊まった山小屋での休憩などを含めて10時間くらいかけています。
下りは永久を思わせる階段と大きな石に溢れた道が待ち受けていました。これをよく登ったなとも思います。
ヴィアフェラータはショートコースでも2時間近くかかりました。ヴィアフェラータ中の写真がないのが心残り。
あれはおそろしいのでキナバル山に登る方は是非体験してみてください。
一緒に登った皆様、ガイド様、お疲れさまでした〜！

撮影機器：

COOLPIX P300 NIKON

ASUS_Z01BDA asus

SP5K Series Digital Camer Sunplu

装備

個人装備

インナー（ユニクロairism） Tシャツ ウィンドブレーカー フリース レインウェア トレッキングタイツ ヘッドライト 手袋 ストック

備考

ストックを使わずに階段の手すりやロープを掴むシーンが多いので手袋は持って行ったほうがいいです。ヴィアフェラータする方は特に。
あとレインウェアがいらない程度の雨がちょくちょく降るので、折り畳み傘があるといいかもしれません。現地のガイドやポーターはほとんど傘を持っていました。

感想

mushitaro418

初めての海外登山になりました。
難易度的にはそれほど難しくないと思いますが、
下りは足を滑らせやすいので注意が必要です。
今回は非常に天候に恵まれたこともあり、山頂付近でも想像よりは寒くなかったですが、
それでも最低富士山装備程度は持って行ったほうがいいです。
天気の良い時でも時折にわか雨が降ったりするので、
余裕があるならレインウェアの他に折り畳み傘を持っていくことをおすすめします。
色々と物を掴む機会が多いので手袋も持って行ったほうがいいです。
とにかく楽しかったー。