記録ID: 1264747
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ハイキング
甲斐駒・北岳
テン泊で満喫?仙丈ヶ岳,栗沢山,アサヨ峰
2017年09月23日(土) [日帰り]
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 27:18
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,339m
- 下り
- 2,336m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 5:53
距離 7.4km
登り 1,055m
下り 1,038m
日帰り
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:10
距離 11.1km
登り 1,287m
下り 1,285m
13:15
ゴール地点
ログ GARMIN62S
荷物重量 テン場まで22kg 登山時12kgくらい?
荷物重量 テン場まで22kg 登山時12kgくらい?
天候 | 22日曇りのち雨 23日雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
料金は乗合タクシーが1200円(片道)広河原⇒北沢峠が750円(片道) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【長衛小屋⇒栗沢山】 小屋の前にある橋を渡ると左手が仙水峠経由甲斐駒ケ岳ルート。正面が栗沢山へのルートです。標高差800m弱の尾根を直登します。道は急なところもありますが、テープによる印も多く、道迷いはあまりないと思います。2300mと2400mちょっとのところに平坦な場所がありますが、あとはひたすら登りです。森林限界を超えてハイマツ地帯を抜けると岩場になります。ここまで来れば山頂までもう少し。浮石による転倒に気を付けましょう。 【栗沢山⇔アサヨ峰】 栗沢山からアサヨ峰までのルートは非常に足場が悪いガレ場です。ルートには岩に印があるのであまり迷うことはないと思いますが、とにかく足場が悪いので転倒に気を付けてください。距離は短いですが結構疲れました。 アサヨ峰から栗沢山へ引き返すときは、足元に仙水峠の標識が置いてあるところから戻ってください。すぐそばにピンクテープが目立つ下山ルートがありますが、これは反対側の早川小屋方面へ進むルートです。ガス等で視界が悪いと間違えやすいと思います。 【長衛小屋⇒小仙丈ケ岳】 比較的緩やかな歩きやすい山道です。6合目で森林限界を越えます。樹林帯から6合目に出ると、甲斐駒ケ岳、栗沢山、アサヨ峰等周辺の山々を一望できるようになります。ここからはハイマツの中を登っていきます。小仙丈ケ岳の手前に山頂をショートカットするルートがあるようです。私は気が付いたら頭上の稜線上を人が歩いていたので、ルートをミスしたことに気が付き、ハイマツの中の踏み跡を直登して正規のルートに復帰しました。 【小仙丈ケ岳⇒仙丈ケ岳山頂】 小仙丈ケ岳から少し進むと岩場を降りるところが出てきます。このコースの一応核心部と言えるとも思いますが、普通に気を付けて降りれば問題ないところです。 仙丈ケ岳山頂までは意外と遠いですが、ここも歩きやすいルートなので景色を楽しみながら歩けます。 【仙丈ケ岳⇒藪沢分岐(馬の背ヒュッテ下)】 登りと同じで歩きやすい道です。森林限界では足元が岩なので浮石による転倒には注意が必要です。 【藪沢分岐(馬の背ヒュッテ下)⇒北沢峠】 沢を下っていくのでガレ場です。道迷いはありませんが転倒に注意。しばらく下ると川を渡る橋が現れます。ここからは沢から徐々に離れながら進む樹林帯道となります。途中、九十九折れの急斜面を降りるところがありますが、そこを過ぎれば大平小屋まで平坦な道になります。小屋から北沢峠は100m弱上がる登山道があるので道路を歩かずそちらで登った方がよいようです。 |
その他周辺情報 | 北沢峠⇒広河原のバス(片道750円)は昼からは13:30と16:00(休日)です。ただし、バスを待つ人が多く、満車になる人数がそろったところでバスを出してくれますので時間前でもバス停で待っていましょう。広河原⇒芦安の最終バスが16:45なので、16:00定時ではギリギリですが、早めに出してもらえると16:00等一つ早いバスに乗ることができます。また、広河原から芦安まで急ぐ人はジャンボタクシーを利用した方がよいかと思います。バスは広河原⇒芦安間が1hかかりますが、ジャンボタクシーだと45分です。車もこちらの方が快適なのでおすすめです。料金は1200円(片道)です。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
レンズ✖3
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
長期出張から帰って久々の本格的登山。登山靴のソールも新調。新品ソールのデビューは、南アルプス北沢峠を起点にすることに決めました。
初日の栗沢山&アサヨ峰を少々甘く見ておりました。帰りに道迷いと左ひざ痛発症でテン場に戻ってきたときにはヘロヘロに…。長期出張中の不摂生が祟ったようでした…。
本番の仙丈ケ岳は始めからWストックでゆっくり登山。膝が痛くてちょっときつかったですが、あとから来る方に抜かれ放題でなんとか登頂できました。予定では大仙丈ケ岳まででしたが、次回のお楽しみに取っておくことにしました。
下山は馬の背から沢を降りて太平小屋と予定通りにおりました。沢沿いの道がガレているので結構左膝に来てしまいました。
ストックを頼りに歩いていたので、最後の大平小屋から北沢峠への登りでは上半身の筋肉も疲れてストックを引きづりながらトボトボ登りました。
体力的にはなんとも情けない山行になってしまいましたが、天気が悪いなりに楽しめました。
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BlueRさん、こんばんは。
ナント左ひざ痛を発症されたそうで
しかもかなりガスっていたようで危うく遭難とは重ねてビックリです
それでも天気が悪いなりに楽しめられたそうでなによりです。
どうぞお身体、お大事になさって下さい。
Quechua さんこんばんわ。
アサヨ峰からの戻りはまさかという感じでした。道に違和感を感じたのでGPS を見たらあらぬところを指していました。GPS が狂ったのかなと思い、地図とコンパスで方向を確認したら、全く反対方向に進んでいるじゃないですか😱❕口から心臓が飛び出すかと思いました😅なんで間違えたのだろうと思いながら山頂に戻ると、仙水峠も早川側も同じ方向に道がついておりました。しかも早川側はこれ見よがしにたくさんのピンクテープがありますが、仙水側は足元に置かれた標識だけ。視界が悪ければ間違えると思いました。ポイント毎に地図とコンパスで方向を確認する必要性を見に染みて感じた貴重な山行になりました😅
膝は鍛え方と歩き方でしょうね…。足の運びを意識して歩きたいと思います。
BlueRさん
こんにちは。
南アルプスお疲れ様でした!
アサヨ峰からの遭難未遂は肝を冷やしましたね‥
私も何となくそんな経験があるので、それ以来は必ず地図を見るようになりました!
にしても、束の間の晴れ間に三重短期大学仙丈ヶ岳の景色は良いですねー
私もなかなか天気に恵まれなかったので、またリトライしたい山です。
sekihiro さんこんばんわ。
アサヨ峰からの帰りはビックリでした😨
山頂に登ってきた方角もわからないほど方向音痴になってしまったのか等と思いながら山頂に戻ったら、どちらの道も同じ方向についていました…。下りは間違えると登り返しが辛いので、よく確認しなければと痛感した次第です😅
私は南アルプスとは相性が悪いのか、今まで晴れたことがほとんどありません😢
百名山では、鳳凰山→ガス。甲斐駒ヶ岳→曇。白根三山→雨。仙丈ヶ岳→雨のち曇。
家族で登った日向山が唯一の晴れでした。
次回こそは晴天のもとで登りたいものです。
その後、ひざ痛はいかがでしょうか?
BlueRさんのレコを拝見して、尉ヶ峰おじさん(元祖竜頭おじさんですが)から聞いた話を思い出しました。おじさんは「山に行きたくて、行きたくて、3度の飯を2度にしてもいいから会社を辞めようと思って57歳で退職した」とのことでした。そして山は日帰りのできる山と決めたそうです。日帰りで深南部を歩き回ったそうです。竜頭山だけでも10か所から入山したとのこと。それで迷うことはなかったかと聞いたところ、1冊の本にできるほどに道迷いもしたそうです。迷った日は大体ガスで視界不良の日だったそうです。迷って日帰りできずに倒木の下でビニール袋にくるまって朝を待ったことも有ったそうです。
実は私も10年くらい前に椹島から赤石岳に登りましたが、富士見平を過ぎてしばらくの辺りでガスに包まれてしまって進むべき方向が一瞬わからなくなってしまいました。
こんなことなら赤石小屋に泊まればよかったなんて思いながらもなんとか避難小屋にたどり着いたのでした。一人だったのですごく怖かった!
以来、自分の年齢も考慮して(家族からの忠告も有って)せっかく気持ちよく同行してくれる山友にも恵まれたのだから訓練以外の一人は止めました。
視界不良の日はちょっとした油断が大変なことに繋がってしまいますね。
気を付けなくては!と改めて思わせていただきました。
膝が回復されて、天候も回復して気持ち良い山行ができますように・・・
ken222さんこんばんは。
ご心配頂きありがとうございます。
膝の具合はおかげさまでだいぶんよくなってきたと思います。仙丈ケ岳では下りでかなり膝が痛み、以降山に行けていません。(祭とかいろいろ用事があって行けなかったのですが…。)
現在では実際に登ってみないとわからないですが、普段の生活では支障がない状態です。
折角の紅葉の季節なので、早く山に行きたいと気だけが先走っている状態です^^;)
道迷いについては今までも何度かありましたが、今回が一番驚きました。
来た方向へ戻ったつもりが、見覚えのない特徴的な岩が続いたので「あれ?」と思ってGPSを見たら、まったく見当違いなところを指していました。それでも、GPSが狂ったのかな?と機械の方を疑ったほどでした。地図とコンパスで進行方向を確認したら、びっくり仰天!狂っていたのは自分だったと気が付いたのでした…。
やはり分岐点や小ピーク等での位置と方向の確認は怠ってはいけないと痛感させられました。ガスで視界がない状態ならば尚更ですね。
慢心が生んだプチ遭難でした…。
尉ヶ峰おじさんの道迷いで本が一冊出来るというのは凄いです。それだけ修羅場も経験されてきたのでしょうね。
今回のプチ遭難くらいで慌てていてはいけないですね。時間も体力も十分だから大丈夫だと自分に言い聞かせてもやっぱり焦ってしまいました。心の修練が必要ですね^^;)
私は他の人となかなか時間が合わないので、ソロで登ることがほとんどです。ソロだと好きなところで立ち止まって写真を撮ったり、自分のペースで歩けたりと何かと気ままに行動できてよいのですが、やはりリスク面では高くなりますね。
一人で登ることのリスクは重々承知しているつもりではありますが、やはり事が起こった時に一人ではできる事に限りがありますね。
たまには大人数での登山もしたいなと思いますがなかなかその機会もないのが実情です。
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