湖北・上野登山口から伊吹山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 131m
コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 5:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰りは名阪近鉄バスで関ヶ原駅(運賃\1,030)→JR東海道本線で近江長岡駅(運賃\240)→湖国バスで伊吹登山口(運賃\360)で移動しクルマを取りに戻る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
入山料はおとな1人\300。こどもは無料。 |
その他周辺情報 | ジョイ伊吹で薬草風呂(大人\600、JAF会員なら\50キャッシュバック) |
写真
感想
弟子(妻)、ポッポ(小6)、リンちゃん(小4)と一緒の月例ファミリーハイク、9月は伊吹山に行くことにした。登りが単純な引き算で1,200 m近くあるけど、ポッポもリンちゃんもそんなに高低差があるコースを歩いたことは無い(過去最大の高低差は、開聞岳)。その分、帰りはバスで楽をしよう...と考えた。しかし、バスが運転されるのは、例年7月から9月の間だけ。7月と8月は太陽がモロ当たりのこのコースは歩けないので、9月の伊吹山登山を計画した。ホントは9月18日の敬老の日に登頂を予定してたんだけど、あいにく台風18号が直撃。伊吹山は樹林帯がほとんど無く、風を遮るモノが無いコースのため、パス。1週先送りとなった。本来なら前泊して涼しいうちに登りたいところだけど、宿の確保が出来ず、朝6時に『キャラメルハウス』を出発することになった。北陸道を長浜I.C.で降りて、登山口の上野には8時半くらいに到着。登山口周辺の主たる駐車場はほぼ満車。観光案内所の案内で、凄く駐めづらいスペースに\500払って駐車(苦笑)。8:56に観光案内所前を出発。
私が伊吹山を登るのは、1991年5月14日以来26年ぶり。信楽高原鉄道正面衝突事故があり、横綱・千代の富士が引退した日で、下山したらニュースが大騒ぎしててビックリした記憶がある。この時も上野から歩いたけど、ゴンドラが運転してた記憶は無い(苦笑)。
下山はバスなんだから、登りはしっかり歩こう...と思いつつも、タクシーで3合目まで登れることを知ってたので、登山道入り口はスルーし(苦笑)、タクシー乗り場のあるゴンドラ駅跡まで林道を歩く。ここまで来たら\300の駐車場が...(苦笑)。ゴンドラ駅跡のタクシー乗り場で弟子がタクシー会社に電話したけど、予約でいっぱいでいつ配車出来るか分からない...と言われ、タクシーは諦めてそのまま1合目まで林道を行く。客を降ろしてきたタクシーもしっかり「予約」の表示があり、拾うことは出来ない(苦笑)。
登山道入口から登山道を歩いていればもっと早く1合目に着いたんだろうけど、林道を迂回してきたので、1合目便所には9:50到着。ここから車道と別れ、登山道を行く。林道歩行中はほとんど登山客の姿を見ず、静かだったけど、1合目から先は通常のメインルートに合流したため、登山者が多く、じゃんじゃん抜かされる(苦笑)。途中からポッポが学校で遊んでた時に痛めた箇所の筋肉痛を訴え始め、2合目で引き返しの検討も余儀なくされた。しかしながら、ポッポ本人が行くというので、登山続行!(後から弟子に聞いたところによると、「パパに叱られるから、登る!」とポッポは言ってたらしい...苦笑)。
タクシーで来た場合の登山口となる3合目には、10:54着。ここでも登山続行の最終確認をポッポにしたけど、あくまでも行くというので、10分の休憩ののちに出発。3合目はこの先頂上までの全コースが見渡せる展望の良い場所。さすが伊吹高原ホテルがあった場所だけのことはある。今は虚しく廃墟となって骸を晒してるけど...。ここからしばらくはリンちゃんが元気で、私よりもハイペースで登ってく(苦笑)。小屋跡と自販機がある5合目を過ぎ、6合目の避難小屋に到着。平成17年築だけあって、まだキレイ。6合目避難小屋の先に「6合目」の看板があったのには軽くショックを受けたが、そのまま登っていくと、麓からの正午の音楽が鳴り響く。7合目には12:03到着。ポッポたちには「7合目で休憩」と知らせてあったので、約束通りここで休憩し、飲み喰いした。特に今日は晴れで暑く、3合目より上は陽射しを浴びることが多いので、ここまで来る間にもリンちゃんはドリンクを飲みまくってた。
7合目は標高1,080 mであり、残りの標高差は300 mも無い。頂上まで1時間だよ...とポッポとリンちゃんを励まし、なおも登ってく。土主体から石や岩が多くなってくる。ポッポも体調が戻ったのか、いつもの通りうるさいくらいおしゃべり(苦笑)してる。西登山道との合流点には12:50に到着。ここで伊吹山ドライブウェイ経由で来た観光客たちと合流するので、さらににぎやかに(苦笑)。頂上の六叉路に着いたところで弟子とポッポとリンちゃんは頂上に着いたかのようにはしゃいでたけど、ここはまだ頂上じゃないッ!
頂上の六叉路から、真の頂上である一等三角点の方へ移動。一等三角点には12:59到着。ここで20分休憩。ポッポとリンちゃんがソフトクリームを喰いたがったため、山小屋へ移動。途中にトリカブトの群生地があった。ポッポとリンちゃんと私(苦笑)がソフトクリームを喰い終わってから、日本武尊像の前で記念撮影。それから、伊吹山ドライブウェイを下るバスの乗り場へ向かう。時間は13:41で、13:30発のバスが出たばかりのため、次のバスの発車まで1時間近くあるので、西登山道を周遊しようと提案したけど、ポッポとリンちゃんがすぐにでもバス停まで降りたがったため、中央登山道を行くことになった。階段状の歩き易い遊歩道を降りて、15分でバス停に着いた。
ポッポが筋肉痛による体調不良を訴えた時には一体どうなるかと思ったけど、無事1,200 m近い標高差をクリアしてくれたポッポとリンちゃんを褒めてあげたい。これで北沢峠からの仙丈往復も可能だね?(笑)
バスは14:30発。関ヶ原駅には15:10着。私ひとりクルマを回収しに上野登山口までJRとバスで移動してる間、弟子とポッポとリンちゃんは関ヶ原観光(笑)。伊吹山を登ったばかりだというのに、関ヶ原駅から石田三成陣地まで歩いたバイタリティーには感服(笑)。最終決戦地で合流し、ジョイ伊吹の薬草風呂で入浴、長浜のファミレスで夕食喰ってから、『キャラメルハウス』に戻った。
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