名渓 赤石沢 念願の完登 （牛首→百間洞→赤石岳→大倉尾根）

2017年09月22日(金) ~ 2017年09月24日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 22.6km
• 登り: 2,467m
• 下り: 2,463m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:59
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:59

8:34 椹島ロッジ
8:48 8:49 牛首峠
8:51 9:22 入渓
13:05 13:08 ダム
14:22 14:47 門ノ滝
16:33 宿泊地ガランを過ぎた後

2日目

• 山行: 13:10
• 休憩: 0:43
• 合計: 13:53

7:49 宿泊地
15:22 15:24 百間洞沢出会い
17:27 18:08 百間洞山の家
21:42 赤石岳避難小屋

3日目

• 山行: 4:51
• 休憩: 0:05
• 合計: 4:56

6:34 赤石岳避難小屋
6:40 6:45 赤石岳
11:30 椹島ロッジ
11:30 ゴール地点

天候

22日晴れ後曇り夕方から小雨、夜は一時雨
23日曇り
24日晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東名高速下車→夏季臨時駐車場までおよそ68km

コース状況／危険箇所等

沢の王者と言われるだけあって非常にタフな沢。
トポを2つ参考にしましたが、枝沢が幾つも有りどれが記載されている沢か正直不明、巻き道も予想を超える多さに多少ゲンナリ、際どい渡渉多数。
これでもダムが出来る前に比べると遥かに穏やかとの事、先人の強さに天晴れ。
今回水量は平均的、高難度な個所は有りませんが天候によりかなり左右されると思われます。
何処の沢も天気、水量かと思われますが、今までの沢登りで一番大変でした・・・。

その他周辺情報

白樺荘510円を進めます。

写真

9/22 7:17

22日の早朝
バスを待つ登山者。

9/22 8:34

椹島

9/22 8:35

残念ながら今年から牛首での降車は認められない。
椹島で全員下り、また牛首まで少し歩いて戻る。

9/22 8:48

入渓地点から目指す赤石岳が見える。

9/22 8:49

梯子を下る。

9/22 8:52

水量は？

9/22 8:54

平均よりやや少ないか・・・。

9/22 8:55

見上げる。

9/22 8:55

参考に。

9/22 9:17

参考に。

9/22 9:22

さぁ入渓！

9/22 9:32

9/22 9:40

幾つもの釜、小滝がありどれがどれだか分かりません。

9/22 9:43

順調です。

9/22 9:46

魚影はまだ確認出来ず。

9/22 9:48

参考に。

9/22 9:52

泳ぐ、水はやや冷たかった。

9/22 9:55

見下ろす。

9/22 9:59

順調に遡行する。

9/22 10:04

景色も良い。

9/22 10:09

釜が幾つも現る。

9/22 10:09

水中を確認。

9/22 10:10

泳ぐパートナー

9/22 10:25

次の釜ではパートナーは諦め、左から巻いた。

9/22 10:26

yakouseiは少し釜を泳いで一旦倒木の上に立つ。

9/22 10:28

上を見るとトラロープが

9/22 10:28

滝には突っ込まず巻いたw

9/22 10:31

幾つもの枝沢が有る。

9/22 10:39

参考に。

9/22 10:59

ダムまでの渡渉は優しい。

9/22 10:59

順調です。

9/22 11:08

楽しみながら遡行する。

9/22 11:16

参考に。

9/22 11:20

振り子トラバース

9/22 11:23

順調です。

9/22 11:27

巨岩がゴロゴロ

9/22 11:28

水量が平均的で助かりました。

9/22 11:32

少し飛び越えるだけで通過可能。

9/22 11:41

綺麗ですね。

9/22 13:00

何故網？

9/22 13:05

ダムが見えた！

9/22 13:08

ダム。

9/22 13:08

振り返る。

9/22 13:15

ここから先が赤石沢本来の水量になる。

9/22 13:17

振り返る。

9/22 13:20

本来の水量。

9/22 13:26

それでも水量平均的で条件は良いかと。

9/22 13:31

今日のBPはまだ先にする

9/22 13:40

水中を確認。

9/22 13:44

ラジオラリアがチラホラと

9/22 13:47

明日のスケジュールを考えると今日中に洞窟の滝は通過したい。

9/22 13:51

魚影を確認。

9/22 13:55

所々迫力の水量に。

9/22 13:57

まだまだ遡行する

9/22 14:03

参考に。

9/22 14:23

そして巨大な門ノ滝が現れた・・・。

9/22 14:29

此処で小休止した。

9/22 14:47

右岸草付バンドを登る。
最初の2ピッチのみロープを使用、後は難しくなさそうなので踏み跡に沿った。

9/22 15:21

高巻き中。

9/22 15:43

程無く難関の洞窟の滝が。
人口登攀で突破する。

9/22 15:45

残置スリング

9/22 15:45

左を見る

9/22 15:54

先ずはyakouseiが空身で突破。

9/22 15:57

大きなザックは中穴からは通らない為、外から2名分のザックを240cmプラス60cmのスリングで引き揚げた。
この後240cmスリングが大活躍した。

9/22 16:03

洞窟の穴を無事通過、直ぐ上の岩もクライミングする。
ホールドは確りしている。

9/22 16:13

大ガラン

9/22 16:19

落石に注意しながらトラバースする。

9/22 16:19

上を見る。

9/22 16:35

今日のBP
少し雨が降って来た。

9/22 16:35

楽しみの釣りをw

9/22 17:13

タープを張り終え一投目で来た！

9/22 17:19

直ぐに2匹目も!!

9/22 18:15

食べる分だけにする。

9/22 19:05

雨の中、焚火を。

9/22 20:07

美味しく頂きました。

9/22 20:18

夜のBPにて

9/22 20:50

タープの下は寒くない。

9/23 0:51

しかし予想以上に雨が・・・。

9/23 5:42

翌日、心配した雨は止み、再び釣りを。
またしても一投目で！
因みにエサはミミズです。

9/23 5:58

5匹も釣れば十分。

9/23 5:58

綺麗

9/23 7:12

10cm位の増水だったので一安心。
濡れた服を気合入れて着る！

9/23 8:29

今日も元気に遡行する。
出来れば赤石避難小屋まで進みたい。

9/23 8:32

際どい渡渉が今日も待っていた。

9/23 10:07

思ったより巻きが有って、また1か所、巻き過ぎて30m懸垂した。

9/23 10:26

大ゴルジュ

9/23 11:02

大ゴルジュ左の沢を少し登りトラバース
最初は踏み跡あったが、その後薄くなり再び懸垂場所にて踏み跡が復活した。

9/23 11:14

高巻き中

9/23 11:29

何とか沢に戻れた。

9/23 11:29

此処から先、難所は無いと思いたい・・・。

9/23 11:30

水中を確認。

9/23 11:30

確認中。

9/23 11:33

居るか？

9/23 11:33

1匹確認

9/23 11:33

魚は・・・。
3匹確認。

9/23 11:34

ハッキリと確認w

9/23 11:34

水中の撮影場所は此処。
上からでも普通に確認できる。

9/23 11:43

至る所に魚が。

9/23 14:17

奥赤石と百間洞沢出会いに向け遡行する。
難所は無いが何回か巻いたり右岸左岸水流と選んで進んだ。

9/23 14:22

これは違う、出会いはまだ先。
15000で確認しながら遡行。

9/23 15:24

やっと出会いに左が奥赤石沢

9/23 15:24

右が百間洞沢

9/23 15:34

小屋までは思ったより長かった。

9/23 15:38

難所は無いが体力的に精神的にきつくなる時間帯。

9/23 15:52

振り返る、トポには無かった�掘椣未隆篥个蠅�有った。
二俣も2か所有った。

9/23 16:17

左岸に有った大きな滝

9/23 16:27

その先に最後の難関、百間洞滝

9/23 16:28

百間洞滝15m

9/23 16:31

左岸を高巻き
此処は素早くそして慎重にフリーで突破

9/23 16:45

まだ小屋は見えない・・・。

9/23 16:59

まだかまだか・・・。

9/23 17:26

あぁ〜小屋が見えた。

9/23 18:33

明日14時のバスに乗るには今日中に赤石避難小屋に何としても着きたい。怒られるの覚悟で行きます。

9/23 18:42

登山道沿いに居たサンショウウオか？

9/23 19:21

百間平。
パートナーはかなりバテています。勿論yakousiも同等。

9/23 21:43

小屋着。
スミマセン・・・。

9/23 22:19

しかし優しく歓迎された。
色々と有難う御座いました。
また来年必ず来ます。

9/24 6:34

優しいご夫婦に見送られ小屋を出発。
やや寒いが今日は一般道を下るだけ。

9/24 6:48

これで沢の王者赤石沢を完登した事に。
5回目の赤石岳登頂。

9/24 8:08

富士見平から赤石岳を振り返る。
高度2701m

9/24 8:08

悪沢岳。

9/24 8:38

赤石小屋。

9/24 10:53

ゴールが近い、気分は上々。

9/24 11:24

登山口着。

9/24 11:31

二人とも膝痛の為、車道を歩いてゴールの椹島ロッジに着。

9/24 12:42

何はともあれ

9/24 13:45

無事ゴールした。
大変お疲れ様でした!!

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

yakousei

沢の王者赤石沢念願の完登
今年の沢登りは8月上旬の黄蓮谷右俣から始まり丹沢・中川沢、桧枝岐川下ノ沢、谷川・西ゼンと良い沢トレが出来た。
やや急ピッチでの仕上げで後2本ほど遡行して臨みたい所だが中々タイミング会わず本番が来てしまった。
憧れの沢、一度は遡行したい名渓赤石沢。
沢登りの経験は足りないが水量の問題が大半と見て21日の昼過ぎに決行する事に。
上級の沢で敗退記も少なく無く情報を入念に仕入れて臨んだが、トポは参考までに現場で実際に見てのルーファイが大事だと改めて痛感。
高難度は無いが、巻きが思ったより多く非常にタフな沢と実感。
活きの良い二人の息も相まってか何とか無事ゴール出来た。
当然達成感は有り有りでした。
赤石避難小屋の優しい管理人に感謝、日本の大自然にも感謝そしてパートナーにも感謝感謝です。
当分の間、入渓しなくても良い位大満足の山行になった。
大変お疲れ様でした。