テン泊奥白根山 周回コース
- GPS
- 18:29
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 1,644m
- 下り
- 1,653m
コースタイム
- 山行
- 2:17
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 2:28
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東武鉄道特急きりふり281号 浅草駅>東武日光駅 東武バス 東武日光駅>湯元温泉 <復路> 東武バス 湯元温泉>東武日光駅 東武鉄道特急リバティけごん28号 東武日光駅>浅草駅 移動は、「まるごと日光東武フリーパス」を購入した。2日間乗り降り自由、浅草駅〜湯元温泉までの電車/バス乗車券を含むため、CPは最高(往復で1600円くらいお得)。なお、特急料金は別払い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
下山路で使った国境平〜湯元温泉までは、ハンパない熊笹地獄。胸の高さまで熊笹が生い茂り、足元が見えない。熊笹についた朝露で下半身がグッショリ濡れた。朝立ち時は、ロングスパッツ着用を推奨する。 |
その他周辺情報 | ・湯元キャンプ場(テン場)受付は、日光湯元ビジターセンター内。1人1千円/1泊 ・テン場から徒歩10分の「奥日光小西ホテル」で¥600円(割引後)で入浴可能 ・「おおるり山荘」1階に「ヤマザキYショップ」がオープン。小さいながら、酒類(ビール、ハイボール等)、つまみ各種を購入可能。閉店時刻21時は、ありがたい |
写真
装備
個人装備 |
無名ザック30L
エバーニューウォーターキャリー900ml
水ペット1L
自作ミニガスバーナー
製氷皿コッヘル
自作風防兼五徳
共用ガスボンベ(燃料缶)
ファイントラック・ツエルト2
自作ツエルトポール
自作バスタブ
自作ペグ4
細引き6
市販ペグ6
クランベリーとクルミのディナーロール4
ノザキコンビーフ・プラ容器1
クノールカップスープ1
カップラーメン1
行動食(塩飴
塩チョコ他)
上下着替え一式
ヘッ電
予備バッテリー
カメラ
iPhone6S
MHW長T
MHWビズルパワータイツ
ダーンタフ・ノーショーソックス
アディダス テレックス スコープ GTX
雨具上下
ミズノ・ブレスサーモ・ダウン上
Garmin GPSMAP 62s
地図
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感想
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ヤマレコの1ヶ月容量上限に達してしまい、写真は少な目。
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電車とバスを乗り継いで、9月24日(日)に日光の湯元温泉へ出かけた。
【1日目】
湯元キャンプ場〜戦場ヶ原〜湯元キャンプ場(泊)
【2日目】
湯元キャンプ場〜天狗平〜前白根山〜五色沼避難小屋〜奥白根山〜弥陀ヶ池〜五色山〜国境平〜湯元キャンプ場
1日目は、単なるお遊び。
2日目は、遅い夏休みをとって、五色沼をぐるっと一周しながら、前白根山、奥白根山を登る計画としたものの、標準CTだと8時間25分かかるみたい。
なにせ、初めて歩くルートだし、余裕があった方がいいだろうということで、前泊して早朝にスタートすることにした。
さて、1日目。
浅草駅を午前10時29分に出発して、東武日光駅で東武バスに乗り換えて、終点の湯元温泉に到着したのは、14時15分頃になった。
まずは、テン泊の受付をしに、日光湯元ビジターセンターを訪問した。
受付で必要事項を記入して、テン泊料金1千円を支払った後は、テン場である湯元キャンプ場へ。先客が、思い思いにテントを張っている中、炊事棟から離れた一本杉の下にツエルトを設営する。
何もやることが無いし、ビールを飲むにもまだ陽は高い。仕方なく、周辺散策へ出かける。
まずは、湯ノ湖を反時計回りにスタートする。
<湯ノ湖>
ポイントポイントで硫黄臭がするので、どこかでガスが出ているのだろう。
途中、泥道はあったが、ほとんど平坦のコース。湖には、アングラーが沢山。遠くに男体山が見える。
<湯滝>
滝は、上から見ると大したことねーだったが、下へ降りて見ると物凄い水量に驚く。これは見ておいて損はない。立派な観光名所に納得。
<戦場ヶ原>
ウェーダーを着たアングラー達が、マジかっこいい。川面が静かで、紅葉、白樺、草紅葉が良い雰囲気。湯川に沿って歩くと、男体山がどんどん近づいてくる。いつの間にか赤沼に到着していて、夕暮れる国道沿いを湯元方面へ引き返す。男体山、デカイわ。
<コンビニ>
湯元キャンプ場に戻る前に「おおるり山荘」1階の「ヤマザキYショップ」を偵察しがてら、水分補給を兼ねてロング缶で一息入れる。お酒は各種(ハイボール、酎ハイ等)揃っていて、乾き物もそこそこ揃っている。21時閉店は、キャンパーには嬉しいかも。
「おおるり山荘」を出ると、午後6時近い時刻のため、外は真っ暗。ヘッ電をつけて湯元キャンプ場に戻ってから、電灯のある炊事棟でお湯を沸かして、パンとコンビーフとカップスープの夕食をとる。夕食後、軽く汗を流しに、テン場から徒歩10分程度の距離にある「奥日光小西ホテル」へ。入浴料は、¥600円(割引後)。入浴後、ロング缶をロビーで頂き、テン場に戻って就寝。
2日目は、午前4時に起床して、カップラーメンを食べてから予定通り、天狗平を目指してクライムオン!水、行動食、雨具、ソフトシェル以外の荷物は、ツエルト内にデポしているため、実質空身での登山。これ、BC設営登山の醍醐味だと思う。
スタートしてトイレへ立ち寄ったりと遠回りしたものの、登山道はツエルトのすぐ後方10mくらいからのスタート。しばらくの間、スキー場の中の平坦な道を進むが、スキー場の脇道を通る登山道に入ると、そこは急登の連続する別世界。雨で流された登山道は段差が大きく、両手両足をフル動員する箇所が随所に。遠目に見ていた山肌をまさか直登するとは思っておらず、早く尾根に出たい一心でペースを上げたまま、急登を登る。
尾根に上がる頃には、陽は昇り、白樺の樹林帯が朝日で真っ赤に染まり始める。紅葉の始まった木々と秋晴れの青空のコントラストがまた素晴らしく、テンションは上がる。尾根道に出て、天狗平から前白根山へ進むと、目の前には奥白根山がどーん!ハゲ山?火山?赤茶色の頂上に木一本生えておらず、前掛山(浅間山)に通じる雰囲気が最高にカッコイイ。山頂へ続くくねくねした登山道が目視できるほど、空気は澄んでいる。頂上のドームは、噴火した証なんだろう。独特な山容といい、赤茶色といい、最高にカッコイイ(2回目)山だと思う。
前白根山を下山する形で五色沼避難小屋へ標高を下げた後は、奥白根山頂までは登り一本調子となる。前白根山頂から目視したくねくね登山道を登っているという実感もあって、正直、ツライ感じはしない。午前7時16分頃、無事、奥白根山頂に到着する。
秋晴れの青空の下、振り返ると男体山、大真名子山、子真名子山、女峰山(たぶん)、太郎山(たぶん)の奥日光オールスターが勢ぞろい。眼下には五色沼が小さく見える。中禅寺湖方面は、雲海に埋め尽くされており、全く飽きない景色が360度広がる。周回コースを歩くため、双耳というのか、奥白根山のもう一つのピークへ向かう。高度感たっぷりの岩肌を下がり、また登るともう一つのピークに到着する。尾瀬ヶ原方面は雲に覆われており、景色はイマイチ。仕方なく眼下に見える弥陀ヶ池を目指して下山を開始する。
弥陀ヶ池到着後は、五色山、国境平を経由して、湯元温泉を目指すが、国境平から先は熊笹が伸び放題。熊笹が生い茂る登山道は、目視が効かず、トラップだらけ。ひざ下は朝露でどんどん濡れていくし、スリップもする。塹壕のような泥道を通り、悪態をつきながら、無事、中ツ曽根登山口に到着する。奥秩父主脈縦走での反省から、今回はゲーターを装着してはいたけど、ゲーターから侵入した水は、最後の最後で靴に入り込み、またもや靴がずぶ濡れになってしまった。
湯元キャンプ場に到着後、ツエルト等の野営装備をザックにしまって、午前10時45分発のバスに乗って、東武日光駅へ移動する。東武日光駅から特急に乗って、浅草駅には午後2時15分に到着する。
前泊までした奥白根山行は、快晴のご褒美と素晴らしい眺望が待っていた。空身登山は、超絶楽チン。湯元温泉、仲間とのテン泊宴会登山に良いかも。テン場(炊事棟つき)、温泉、コンビニ、山と4種の神器全てが揃っている。テン場がバス停から近いのも良い。
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