石鎚山
- GPS
- 05:37
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 758m
- 下り
- 758m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にあります。 土小屋ー二の鎖 特に危険な箇所はありません。 二の鎖ー天狗岳 山頂直下のは岩場は斜度がきつく、且つ垂直距離もあります。鎖を利用して三点支持で緊張を継続させて確実に通過して下さい。特に下山時や雨の日は慎重に通過して下さい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
虫よけスプレー
|
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備考 | 鎖場や岩場の通過に指ぬきの手袋が重宝しました。滑り止めとして使い易く、汗をかいてもすぐに乾くので持っていって良かったです。 稜線上や山頂ではや風の影響を受けるので, 防寒用にソフトシェルはあった方が良いでしょう。 |
感想
愛媛県民なら誰でも知っている「イシヅチサン」。山岳信仰の「イシヅチサン」。
先の台風18号の上陸を愛媛県から守ってくれているのが「イシヅチサン」。愛媛県ではきっと総理大臣より知名度が高い「イシヅチサン」。
西日本の最高峰、その石鎚山に行って来ました。
登山ルートは、土小屋⇔弥山⇔天狗岳としました。
ゆるやかな登りを歩きながら、樹木の間から顔を覗かせる石鎚山を眺めたり、まるで水墨画を見ているかのような四国山地の峰々を望むと時が経つのを忘れてしまうようでした。
表参道成就コースと合流して、木製の階段を登った処が二の鎖。
石鎚山の鎖は修験のための鎖とされています。斜度70度、高さ65mの規模の鎖場です。迷わず二の鎖に取り付きますが今まで見た事がない大きくて重い頑丈な鎖です。今まで体験した事がない登攀が始まります。三点支持で確実に一歩一歩足場を確保しながら攀じ登って行きます。斜度70度と云いますが、体感では垂直に感じます。緊張と恐怖の連続でした。足場の確保が難しい事と、それ由に腕力に頼り過ぎたため体力の疲弊が大きくなりました。
恐怖を覚えて登攀した後には、ご褒美が待っていました。前が開けて石鎚山の北斜面を見上げた時は鎖場を乗り越えたからこそ見れる景色がありました。
高さ68mの三の鎖を過ぎると弥山。そこから切れ落ちた岩稜帯を注意して行くと最高峰の天狗岳が360度のパノラマ展望が待っていました。
石鎚山は全体的な印象として二つ顔を持っています。一つには修験道としての厳しい顔と適宜道標もあり、登山道が良く整備されているので巻き道を利用すれば誰もが訪れる事ができるもう一つの顔があると感じました。
復路でも二の鎖に挑戦してみました。登りより所要時間も恐怖も三倍増でしたが不思議と充実感で満たされました。
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