鳥海山
- GPS
- 10:17
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,217m
- 下り
- 1,199m
コースタイム
七五三掛10:15→10:35千蛇谷→12:10御室12:25→12:47新山12:50→13:12御室13:25→14:23千蛇谷→14:47七五三掛15:05→15:50御浜15:57→17:07登山口
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料の大駐車場があります。 トイレも水洗トイレで清潔です。御浜小屋までトイレはありません。 ビジターセンター、休憩施設稲倉山荘、鳥海山などがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鉾立登山口に登山届用紙と筆記具等がある小屋があります。 登山口から展望台までは舗装道(10分位)。 展望台から御浜小屋迄は石畳の道で登りは歩き易いのですが下りは脚に負担がかかります。 千蛇谷の雪渓はアイゼンなしで渡れます。 新山頂上へは岩と岩を縫うように続く道を白ペンキの矢印を頼りに登る |
写真
感想
鉾立入口から舗装道10分位の展望台で日本海を見下ろしたり是から目指す鳥海山を望んで登山開始。御浜小屋までは単調な石畳の道が延々と続くが随所に現れるヨツバヒヨドリ、アザミ、クルマユリ、シラネニンジン等に癒されながら歩く。それにしても好天気で無風状態の中遮るもののない登山道はギラギラ照りつける太陽で蒸し暑く熱中症に気をつけて何度も水分補給をしながら歩いた。やがて待望のニッコウキスゲが点在するようになり、賽ノ河原で2度目の小休止をする。辺りは雪渓が残るチョットしたお花畑で青空の下鮮やかにニッコウキスゲが咲き誇り、ヨツバシオガマ、ウサギギク、チングルマも咲いて和ましてくれた。
御浜小屋で鳥海湖を望みながら朝食休憩をするが山の天気は変わり易く晴天から急にガスが立ち込めるようになる。御浜から扇子森、御田ヶ原、八丁坂、七五三掛へ続く道は花々が咲き競うお花畑ロードで、見とれながら立ち止まっては何度もシャッターを切った。七五三掛からは外輪山コースを右に分けて、千蛇谷コースに急を下る。上方迄続く雪渓を横切る時、季節が後戻りしたようで谷を渡る風がヒンヤリと心地良く長く留まっていたいような・・・対岸の登山道からは長くて辛い千蛇谷コースの始まりで、時折ガスが晴れて見える新山の頂や迫りくるような外輪山の岩峰を望みながら、岩場に咲くハクサンシャジン、イワベンケイ、イワギキョウ、アオノツガザクラ等を愛でながら御室小屋へ、ダラダラ登る道を何度も休みながら歩を進めた。鳥海山大物忌神社へ着いたのが12:10昼食を食べ新山往復に挑む。神社の裏手に回ると、目当ての鳥海山固有種チョウカイフスマを見ることができた小さく白い花は可憐で可愛らしく暫しやすらぐ、他にもイワベンケイ、イワギキョウ、イワブクロも・・・・
雪渓を渡り、岩と岩の間を縫うように続く道を岩に書かれた白ペンキの矢印を頼りながら足元に気をつけて鳥海山最高峰、新山の頂上を目指した。20分程で頂上へ、ガスで遠望なく眼に飛び込むのは凄まじい姿で取り囲む岩峰郡。記念撮影後早々に下山。往路を辿り大物忌神社へ戻る。悔やまれるが下山に予定していた外輪山コースはガスて展望が悪いため変更。往路千蛇谷コースを戻り3時間45分ほど歩いて鉾立入口着17:08。滞在時間10時間、歩数35000歩超、なが〜い山行でした。
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