涸沢から穂高連峰(北・奥・前穂)縦走 岳沢に下山
- GPS
- 56:00
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,195m
- 下り
- 2,190m
コースタイム
8/11涸沢5:30-南峰直下8:40-北穂高山荘7:55/8:10-南峰直下9:30-最低コル10:45-涸沢岳12:15/30-穂高岳山荘12:45
8/12穂高岳山荘5:40-奥穂高岳6:20/50-紀美子平8:25-奥穂高8:51/9:22-紀美子平19:45/10:10-岳沢小屋10:10/30-上高地14:50
天候 | 8/10晴れ、8/11曇(ガス)、8/12快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰りは上高地バスセンター内はタクシー関係者営業活動自粛?のため足らない一人を自分でリクルートして4人にして相乗り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目、涸沢まで問題なし 2日目、北穂岳から涸沢岳浮石多し、落石受け発生に注意 3日目、1500mの下りに膝注意 |
写真
感想
山日記見ないと思いだせないのだが35年ぶりの上高地、38年前辿ったコース。北アルプスの核心部にチャレンジ。
自信の程は半々。体力が持つか(こちらはすぐ日和る事ができる)とそれ以上に天候次第だ。ウジウジと夏の太平洋高気圧が回復するのを今か今かと待っていた。
自分のためにもお仕事持つ若手のためにも、週末・お盆を避け決行。(それでも混んでいた)
ヤマレコの山行記録で知っておいた情報活きる。
例えば|鷦崗譴六埀賃2がいい。(帰り疲れた足を足湯につけることができる)
24:00前だと駐車料金500円プラスになる
タクシーは相乗りが簡単にできる。(帰りは少し努力を要す)等々
栄養バランスは無視の食料計画でザック重量は歩き始め水なしで14kg前後かしらん。
一日目は高い山頂の方はガスかかっていたが晴れ。
横尾までは坦々と歩ける。ここから本格的な山道で、陽射しが強くなり本谷橋を渡って右岸の清流のほとりで一息つく。
ここから涸沢までが辛い。丘の上に涸沢ヒュッテの赤い屋根が見えてから1時間、ようやく涸沢ヒュッテ脇のテント村に着く。テント受付今回は16:00からで、先に幕営可です。
この天場は(よく探すと涸沢小屋側に石のないところもあるが)岩ゴロゴロのところ多くエアマット必須です。コンパネや銀マットを有料で貸してくれる。更にテントやシュラフザックまで借りることができます。幕営料500円。
水はヒュッテでフリーで貰えます。トイレはヒュッテで100円程度のチップ制。
眺望を楽しみながら生ビールジョッキーを飲めるなんて至福のときでした。
二日目、上の方はガスかかっている。晴れるのを期待して出発。重荷に喘ぎつつようやく3時間かかって北穂高岳南峰直下(涸沢岳分岐)につく。ザックはデポして北峰(北穂高小屋)頂上踏んでくる。ガスで展望皆無。風もある。
分岐に戻って涸沢岳に向かう。ガスの中一人あせらずただ白ペンキの矢印と丸を追う。ガスは高度感から来る恐怖心を無くしてくれるのが利点かしらんと思う。
鎖やはしごは辛い。普段鎖は補助に使うべきとの考えでベタ掴まりしないのであるが、今回はヘロヘロでそんな事は言っていられなかった。下る時は懸垂下降モドキである。
涸沢槍あたりから時折ガスが一瞬晴れ涸沢岳や涸沢カール望むことできた。ようやく最後の長い鎖場ルンゼ状を突破すると涸沢岳山頂に着く。
ここから穂高岳山荘(白出沢のコル)までは楽ちんである。稜線では強風で幕営の際往生するかなと案じていたがテント場は無風状態であった。14時には幕営完了。涸沢と違って皆平坦地状態で快適。
幕営料600円。水は1リットルにつき150円也(自己申告)で小屋から貰える。トイレは100円。
夜ガス晴れてくる。穂高岳山荘の掲示板では降水確率今日は20%、明日は0%。
好天は折り紙着いた。そうなると問題は足が持つかだ。山中ではいつも寝付き悪く眠り浅い。
3日目。日本晴のピーカンの朝。どの山頂にもガスも皆無である。穂高岳山荘からすぐのはしご鎖場を突破すれば奥穂高岳山頂までは比較的なだらかだ。快調に着き、予定のコースを行けそうな気がしてきた。ジャンダルム・西穂方面は次のお楽しみとしよう。両手を使わ必要なところは別としてストックあったほうが楽だ。昨日封印していたストック出す。以降岳沢小屋までシングルストック、それ以降ダブルストックにした。
吊尾根を下り基調で紀美子平に着く。ここから空身で前穂高岳往復。登り降りの人多く譲り合いで予想外に時間食う。頂上で眺望を堪能。北尾根のロッククライミングの人も見えた。頂上の北端に行くと奥又白池の池も見える。
紀美子平に戻る。両方の靴の底剥がれかかった人いたので救急箱から針金とビニールテープをさし上げた。
岳沢小屋までの下り急である。膝が笑うぞと脅かされていたので小幅を心がけ黙々とそしてヘロヘロになりながら下る。前穂高岳山頂から約900m急降下して岳沢小屋に着いても、後700mも下り残っていて苦しかった。天然クーラーとも言われる風穴からの涼風でやっと人心地する。
達成感に浸って無事上高地の観光客の中に降りてきた。
tak1155さんこんばんは!
青空の穂高連峰素晴らしいですね。私も行ってみたくなりました。
週末・お盆を避けたのは結果的に好天続きだったようで、うらやましいです。
エアライズ1は新調されたのでしょうか?
インプレお聞かせいただけると嬉しいです
ebi0813さん、コメントありがとうございます。
日和見で登っているものですから・・
今年の夏は余り安定しないような気がしますが、タクシーの運転手さんの弁では8/15は今年一番の好天とのことでした。
テントはアライのエアライズではなくトレックライズ1でした。
昨年5月さ○いやスポーツにて近代化。昨年9月に北沢峠で2晩ほど張っただけでした。今回2回目の使用でした。
一人ではゆったりです。
設営余り考えずポールを押しこめばよくつり下げ式より好きです。
フライの張りもパッチン留めで簡単です。
このポールもよく折れることがあるそうな
この手のテント2,3年前はアライの独壇場でしたが今は各社から出ていますね。
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