白馬岳→五竜岳縦走

2011年08月12日(金) ~ 2011年08月13日(土)

• GPS: 35:00
• 距離: 27.5km
• 登り: 3,129m
• 下り: 2,842m

コースタイム

12日　4:20猿倉-5:10白馬尻小屋-7:50白馬山荘-8:00白馬岳-9:30杓子岳-10:10鑓ヶ岳-10:50天狗山荘-12:30不帰一峰の頭-13:10不帰二峰の北峰-14:00唐松岳-15:00唐松岳頂上山荘

13日　6:10唐松岳頂上山荘-7:50五竜山荘-8:40五竜岳-10:10五竜山荘-11:20大遠見-11:40中遠見-12:20地蔵の頭-12:40白馬五竜テレキャビン乗車-13:30白馬駅までの無料送迎バス乗車-14:40猿倉

天候

12日　晴れ
13日　曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

猿倉の登山者用臨時無料駐車場
アルプス平駅からとおみ駅(エスカルプラザ)までの白馬五竜テレキャビン片道乗車券860円
エスカルプラザから白馬駅までは無料バス(運行日要確認)
白馬駅から猿倉までのバス乗車券980円

コース状況／危険箇所等

大雪渓では大勢登山客が歩いている為、泥が滑り止めになっているし、目印にもなっている。アイゼン不要だし、道迷いもない。夜間は注意。

杓子岳、鑓ヶ岳までの縦走路は岩塊、岩稜、ザレ場のアップダウン。天気の良い日は広大な稜線を眺めながらの歩きで気持ち良い。

天狗山荘周辺は雪渓がまだ大分残っている(登山道ではない斜面)し、ウルップソウがたくさん咲いていていた。猿倉からの白馬鑓温泉登山道から登るのも楽しそう。

天狗の大下りから一の峰、二の峰の北峰までが嶮しい。不帰キレットは峻嶮な岩場で鎖頼りの登攀。下を見ると足がすくむ。南峰と三峰はごく普通の岩塊地帯。

白馬五竜テレキャビンを利用すると、エスカルプラザの大浴場100円割引券がもらえる。乗り場にはおしぼりサービスがあって汗拭きによい。

エスカルプラザから徒歩20分のJR神城駅ではレンタルサイクルがある為、猿倉までサイクリングを楽しむのも一興。普通の自転車(マウンテンバイクのような)が2時間700円、電動自転車が2時間1000円だったと思う。

写真

8/12 4:46

薄明るくなってから猿倉を出発　駐車場には車中泊している人たちがたくさん

8/12 5:09

アイゼン持ってくるの忘れた為、大雪渓登りが少し不安があった

8/12 5:13

白馬尻小屋に到着　準備している人たちたくさんいた

8/12 5:46

大雪渓は泥が滑り止めになって容易に登ることが出来た　トレース以外の箇所は凍ってツルツル滑る

8/12 6:20

雪渓地帯から岩塊、岩礫地帯へ突入する　

8/12 6:39

たぶんタカネナデシコ　奇妙な形の花

8/12 6:52

槍ヶ岳に似ている　脆く落石に注意する

8/12 7:10

振り返って杓子岳を眺める　お花畑が広がる

8/12 7:35

白馬山荘が眼前に　少し雲が広がってきた

8/12 7:35

杓子岳、鑓ヶ岳に向かう人たち　私は白馬岳登ってから向かう

8/12 7:36

天気の良い日に縦走路を歩ける　稜線眺めが楽しい

8/12 7:46

白馬山荘に到着　風が強く、寒い　戻って来てから休憩しようと思う

8/12 8:02

白馬岳山頂から剱岳、立山方面を眺める

8/12 8:02

山頂は信州側が切れ落ちていて危険地帯になっている

8/12 8:05

昨日の中央アルプス縦走は曇りだったが、今日は天気良い

8/12 8:05

大勢人が休憩していると思ったが、5、6人しかいない　

8/12 8:11

出来れば五竜山荘まで行きたい　無理だと思ったら唐松岳頂上山荘にする

8/12 8:26

白馬山荘の向いの喫茶店でカレーライスを食べる　薬師岳や黒部五郎岳も見えていることをここで知った

8/12 8:59

まずは杓子岳目指して稜線歩き開始　ほとんどの人が白馬山荘からスタートしているだろう

8/12 9:27

振り返って白馬岳方面を眺める　前を行く登山客が大勢

8/12 9:34

杓子岳に到着　左側から雲が湧いている　乗り越えそう

8/12 9:35

白馬山荘から杓子岳まで何も持たずに登って来ている人がいた　小屋スタッフだろうか?

8/12 9:35

次は鑓ヶ岳目指して歩いていく　平坦なので景色眺めながらのんびり歩く

8/12 10:14

鑓ヶ岳に到着　遥か向こうの天狗山荘を俯瞰する

8/12 10:30

鑓ヶ岳の斜面はザレ場の為、登りはキツいと思う

8/12 10:32

白馬鑓温泉小屋への登山道　ここを下れば猿倉に行けるのか、と思った

8/12 10:48

天狗山荘周辺はウルップソウがたくさん咲いていた　トウモロコシみたいな花

8/12 10:52

天狗山荘に到着　唐松岳までコースタイム4.5hらしい　

8/12 11:13

天狗山荘過ぎから人が少なくなり静かになる　異様な雰囲気

8/12 11:37

奥から鹿島槍、五竜、唐松岳、不帰キレットだと思う

8/12 11:57

天狗の大下りの鎖場　不帰キレットを越えてきた人たち

8/12 12:31

不帰の一峰　ここを下ればいよいよ核心の二峰への鎖場

8/12 12:32

二峰の峻嶮さ　北穂高岳キレットと同等だろうか?

8/12 12:32

拡大してみる　緊張してきた

8/12 12:43

鞍部で登るのを躊躇っている人たちがいた

8/12 12:45

前を行く人たち　私も続く　落石に注意する

8/12 12:49

登り途中で見下ろす　雨の日は大変だと思う

8/12 12:49

計画では五竜山荘に泊まって、翌日に往路を辿ることにしていたが、怖いので戻るのは止めておく

8/12 12:54

この梯子も怖かった　切れ落ち具合が恐怖を掻き立てる

8/12 13:04

まだまだ続く鎖場　すれ違い無かったのでよかった

8/12 13:15

二の峰の北峰に到着　ここから先はそれほど危険箇所は無かった

8/12 13:28

二の峰の南峰で少し休憩　唐松岳までもう少し

8/12 14:02

唐松岳に到着　体力はまだ残っているが、唐松岳頂上山荘で一泊する

8/12 14:06

五竜岳を眺める　明日登る

8/12 14:18

辿ってきた道を眺める　嶮しい

8/12 17:55

宿泊客は少なく、隣がいなかったので快適だった

8/12 18:34

夕食後、唐松岳に登って日が沈むのを待つ

8/12 18:35

皆、ベストショット撮る為にパシャパシャシャッター切る

8/12 18:41

沈んでいく　明日は晴れるだろうか?

8/12 18:55

月と山荘　

8/13 5:45

山荘の入口に不帰キレットのルートガイド　写真撮って家帰ってから読もうと思った　キレット越えてきたし

8/13 6:13

翌日は曇り　

8/13 6:22

牛首の鎖場が急だった

8/13 6:25

雲が流れ、五竜岳が現れた　回復するのかもしれない

8/13 6:32

唐松岳頂上山荘出発した人たち　後ろから続いて下ってくる

8/13 6:43

五竜山荘までアップダウンあるし、距離長い

8/13 7:18

この辺りが中間地点　大黒岳?　

8/13 7:46

遠見の分岐　五竜山荘は見えるが五竜岳は雲の中

8/13 8:23

五竜岳への岩塊登りはキツかった

8/13 8:40

頂上で30分以上休憩した　登ってくる人は少ない

8/13 10:23

白岳の石碑にエゾゼミがとまっていた　高地に生息するというセミで子どもの頃は捕まえてみたいと思っていた

8/13 10:28

カライトソウ　遠見尾根はお花畑

8/13 10:31

目にとまった印象的な花

8/13 11:39

遠見尾根登山道の登りはキツそう　下ってみて、ここは登りたくないな、と思った

8/13 12:23

地蔵の頭付近は観光客が多い

8/13 12:35

アルプス平駅周辺のお花畑では、色々な花の名前を覚えられる

8/13 12:41

白馬五竜テレキャビンで下る　

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 1000 Canon

感想

strand

計画では、1日目は猿倉〜白馬岳〜唐松岳〜五竜山荘、2日目は五竜山荘〜五竜岳〜唐松岳〜白馬岳〜猿倉だった。実際は唐松岳頂上山荘で一泊することにしたし、不帰キレットの往復断念。

エスカルプラザ大浴場の割引券をもらった為、猿倉に戻って荷物を車に置いて再度、車でエスカルプラザまで向かう。受付が16時まで、入浴が16時30分までとなっており、受付に行ったのが16時25分。受付の人が急いで入ってくれるのなら、と入浴OK。貸切状態でダッシュで入浴。

明日から剱岳〜立山縦走する為、近くのマックスバリュで水と食料を買出ししてから扇沢に向かった。