蝶ヶ岳 〜ご褒美は槍穂の絶景〜
- GPS
- 10:41
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,593m
- 下り
- 1,592m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 10:42
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道18号⇒(上田)県道77号⇒国道143号⇒県道57号⇒県道495号⇒三俣登山口 【復路】 長野道 安曇野IC⇒上信越道 小諸IC⇒浅間サンライン⇒国道18号 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口駐車場まで】 ほりでーゆーを過ぎると道幅が狭くなりますが、駐車場までずっと舗装路です。おおむね、車がすれ違いができる幅員はありますが、部分的に狭くなる箇所がありました。そこではすれ違いは無理でしょう。 また、何箇所かヘアピンがありますので、スピードは出しすぎないほうが良いでしょう。 【登山口駐車場】 8日早朝3時に到着しましたが、予想通り登山口の駐車場は満車。一回り見学だけして「森の広場」に止めました。われわれがついた時点ではガラガラで、かなり余裕がありました。 【登山口〜ゴジラ】 駐車場ゲートから登山指導所までは林道歩きです。 ここから登山道に入り、なだらかに登って行きます。ウォームアップにはちょうどいい感じの上り坂です。 斜度のある2つ続く階段を登るとゴジラ「みたいな」木に到着です。 この区間は水気が多く、乾いているところがないくらい。帰りは油断しがちな区間ですので滑らないように注意。 【ゴジラ〜まめうち平】 序盤は緩やかな登りです。右側に常念が見え始まると斜度が増していきます。 登山道は非常に整備されており、木製の階段がたくさん登場します。危険箇所はありませんが、やはり登山道全体に水気が多く、木製階段で滑らないように気をつけたほうが良いでしょう。 【まめうち平〜山頂】 一旦下降して湿地を歩くような感じです。泥濘も多いですが、飛び石ならぬ、飛び切り株が置かれているので、それを伝っていけば問題ありません。 この湿地が終わったところからは、斜度のある九十九折れの登りとなります。2000mくらいから森林限界となる2600mくらいまで、延々とこの斜面を登りますのでペース配分に気をつけましょう。 途中の蝶沢は水場となっており、ちょうど中間点くらいになると思います。 帰りにここの水を飲みましたが、冷たくておいしい水でした。 |
その他周辺情報 | ほりで〜ゆ〜四季の郷 http://www.holiday-you.co.jp/ 入浴(\ 530) 休憩所もありますし、食事もできました。 バッジは蝶ヶ岳ヒュッテに6種類売ってました(\500) |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
トレッキングポール
細引き
ヘッドライト
予備電池
予備靴ひも
テーピング
携帯バッテリー
ライター
ナイフ
雨具 手袋 ソフトシェル ウィンドブレーカー 帽子 ガスカートリッジ コッヘル 昼食 行動食 飲料 食事用水 レジ袋 ティッシュ |
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備考 | バンテージタイプのテーピング、サポーター |
感想
蝶ヶ岳侮ってました。
ここからみる北アルプスの峰々は素晴らしいの一言
特に梓川から山頂まで、この高く険しい峰々の足元から頭の先までの全てが正面から見えるのは、おそらくここだけでしょう。
今回は久しぶりに団体での登山。早めに予定を決めてあったのですが、見事な快晴の1日となりました。
出発は土曜の深夜。一般道で安曇野まで3時間。夜中に美ヶ原の裏側の峠を通過したのですが、人気のない山道で濃霧に包まれ非常に不安な走行でした。安曇野に降りると小雨混じり。天気予報が外れたか?と心配になりつつ、三俣の駐車場まで行ってみると、深夜3時にもかかわらず既に満車。白線の引かれていない所にまで車が止められており、駐車場を1周するのにも気を使うくらいの状態でした。
ここまでは予想の範囲でしたので、森の広場に駐車できることも調査済み。すぐさま森の広場に向かうと、こちらはまだまだ余裕のある状態でした。
ここで1時間ほど仮眠して、まだまだ辺りの暗い4時半に準備を開始。登山口でトイレを済まし登山を開始しました。
登山指導所を過ぎて10分ほどで辺りも明るくなり、最初の水場に到着したころにはヘッドライトも不要になりました。
登山道は階段なども多く、とても整備されている印象です。勝手な想像で、この山は緩やかな登りが続く山だと思っていましたが、標高にして1600m〜1900m(ゴジラみたいな木からまめうち平)の間と、2000m〜山頂までの間の斜度がきつく、登り応えのある山でした。
景観的には、森林限界を超えるのが山頂直下ということで、眺望の広がりはないのですが、常念岳は常に右側に見えており、歩くにつれ標高があがっていくのを実感できると思います。
いよいよ山頂に到着してみると、北アルプスの中心部である穂高連峰から槍ヶ岳が、全く唐突に真正面に飛び込んできます。東側斜面を黙々と登ってたどり着いた西側の景色が素晴らしくて、しばし動きが止まるような瞬間だと思います。
燕岳や常念岳なども、同じように稜線にでた瞬間に視界が広がり、北アルプスの奥深さや急峻さを目の当たりにできる山ですが、蝶ヶ岳のそれは少し違った景色でした。
なんというか高い壁が目の前にあり、景色の広がりや奥深さは感じられませんが、槍穂の圧倒的な存在感を感じられるでしょう。
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