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Yamareco

記録ID: 1280763
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

蝶ヶ岳 〜ご褒美は槍穂の絶景〜

2017年10月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
denodeno その他3人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:41
距離
16.3km
登り
1,593m
下り
1,592m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:52
休憩
1:50
合計
10:42
4:41
40
スタート地点
5:21
5:24
26
5:50
5:57
64
7:01
7:01
151
9:32
9:32
4
9:36
9:36
18
9:54
10:02
9
10:11
11:27
4
11:31
11:31
116
13:27
13:32
63
14:35
14:45
13
14:58
14:59
24
15:23
ゴール地点
復路のまめうち平からは、故障者発生により極端にペースが落ちてます。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【往路】
国道18号⇒(上田)県道77号⇒国道143号⇒県道57号⇒県道495号⇒三俣登山口

【復路】
長野道 安曇野IC⇒上信越道 小諸IC⇒浅間サンライン⇒国道18号
コース状況/
危険箇所等
【登山口駐車場まで】
ほりでーゆーを過ぎると道幅が狭くなりますが、駐車場までずっと舗装路です。おおむね、車がすれ違いができる幅員はありますが、部分的に狭くなる箇所がありました。そこではすれ違いは無理でしょう。
また、何箇所かヘアピンがありますので、スピードは出しすぎないほうが良いでしょう。

【登山口駐車場】
8日早朝3時に到着しましたが、予想通り登山口の駐車場は満車。一回り見学だけして「森の広場」に止めました。われわれがついた時点ではガラガラで、かなり余裕がありました。

【登山口〜ゴジラ】
駐車場ゲートから登山指導所までは林道歩きです。
ここから登山道に入り、なだらかに登って行きます。ウォームアップにはちょうどいい感じの上り坂です。
斜度のある2つ続く階段を登るとゴジラ「みたいな」木に到着です。
この区間は水気が多く、乾いているところがないくらい。帰りは油断しがちな区間ですので滑らないように注意。

【ゴジラ〜まめうち平】
序盤は緩やかな登りです。右側に常念が見え始まると斜度が増していきます。
登山道は非常に整備されており、木製の階段がたくさん登場します。危険箇所はありませんが、やはり登山道全体に水気が多く、木製階段で滑らないように気をつけたほうが良いでしょう。

【まめうち平〜山頂】
一旦下降して湿地を歩くような感じです。泥濘も多いですが、飛び石ならぬ、飛び切り株が置かれているので、それを伝っていけば問題ありません。
この湿地が終わったところからは、斜度のある九十九折れの登りとなります。2000mくらいから森林限界となる2600mくらいまで、延々とこの斜面を登りますのでペース配分に気をつけましょう。
途中の蝶沢は水場となっており、ちょうど中間点くらいになると思います。
帰りにここの水を飲みましたが、冷たくておいしい水でした。
その他周辺情報 ほりで〜ゆ〜四季の郷
http://www.holiday-you.co.jp/
入浴(\ 530)
休憩所もありますし、食事もできました。

バッジは蝶ヶ岳ヒュッテに6種類売ってました(\500)
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
登山口から10分くらいの場所
5時スタートのため、ここまで写真なし
登山口の駐車場は満車でした
2017年10月08日 05:44撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 5:44
登山口から10分くらいの場所
5時スタートのため、ここまで写真なし
登山口の駐車場は満車でした
最初の水場「力水」
2017年10月08日 05:49撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 5:49
最初の水場「力水」
ゴジラ「みたいな」木
目は赤く燃えてました
2017年10月08日 05:57撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 5:57
ゴジラ「みたいな」木
目は赤く燃えてました
歩き始めて1時間
日の出です
2017年10月08日 06:02撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
10/8 6:02
歩き始めて1時間
日の出です
太陽の光を浴びて森が目覚めていきます
2017年10月08日 06:02撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 6:02
太陽の光を浴びて森が目覚めていきます
視界が開ける場所からは常念岳が見えます
2017年10月08日 06:40撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 6:40
視界が開ける場所からは常念岳が見えます
まめうち平に到着
かなり広くて座れるところもあります
2017年10月08日 06:59撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 6:59
まめうち平に到着
かなり広くて座れるところもあります
2000mくらいの場所が紅葉してました
2017年10月08日 07:33撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 7:33
2000mくらいの場所が紅葉してました
徐々に常念を横に見るようになってきました
2017年10月08日 07:49撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 7:49
徐々に常念を横に見るようになってきました
まめうち平からは結構な斜度の斜面をジグザクに登って行きます
2017年10月08日 08:12撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 8:12
まめうち平からは結構な斜度の斜面をジグザクに登って行きます
2600mで森林限界を突破
2017年10月08日 09:23撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 9:23
2600mで森林限界を突破
ここを抜けると、すぐに稜線に出ます
2017年10月08日 09:25撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 9:25
ここを抜けると、すぐに稜線に出ます
稜線に出ると槍穂の絶景が待ってます
2017年10月08日 09:35撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
10/8 9:35
稜線に出ると槍穂の絶景が待ってます
表銀座から常念
常念からの縦走路
2017年10月08日 09:53撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 9:53
表銀座から常念
常念からの縦走路
蝶ヶ岳の山頂(最高点)
後ろには焼岳、乗鞍、御嶽まで
2017年10月08日 09:53撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 9:53
蝶ヶ岳の山頂(最高点)
後ろには焼岳、乗鞍、御嶽まで
何枚も撮ってしまう
2017年10月08日 10:04撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 10:04
何枚も撮ってしまう
乗鞍岳と御嶽山をアップ
2017年10月08日 10:04撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 10:04
乗鞍岳と御嶽山をアップ
とても絵になる構図だったので、どこのどなたか知りませんが、勝手に撮らせていただきました。
2017年10月08日 10:05撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 10:05
とても絵になる構図だったので、どこのどなたか知りませんが、勝手に撮らせていただきました。
眼下には梓川も
穂高の足元から頭ままで見えてるんです
2017年10月08日 09:37撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 9:37
眼下には梓川も
穂高の足元から頭ままで見えてるんです
槍ヶ岳から穂高まで
1枚の写真には納まりません
2017年10月08日 10:06撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 10:06
槍ヶ岳から穂高まで
1枚の写真には納まりません
涸沢と穂高連邦
燃えるような紅葉を期待していましたが遠すぎたかな?
2017年10月08日 10:06撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 10:06
涸沢と穂高連邦
燃えるような紅葉を期待していましたが遠すぎたかな?
大キレット
このカールに入ってみたいのは自分だけでしょうか?
2017年10月08日 10:06撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 10:06
大キレット
このカールに入ってみたいのは自分だけでしょうか?
槍ヶ岳もくっきり
表銀座縦走路、東鎌尾根、槍沢の登山道もすべて見えてます
2017年10月08日 11:07撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 11:07
槍ヶ岳もくっきり
表銀座縦走路、東鎌尾根、槍沢の登山道もすべて見えてます
同じような構図で
眼下には梓川も見えてるんです
2017年10月08日 11:07撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 11:07
同じような構図で
眼下には梓川も見えてるんです
涸沢と穂高連邦
燃えるような紅葉を期待してましたが遠すぎたかな?
2017年10月08日 11:09撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 11:09
涸沢と穂高連邦
燃えるような紅葉を期待してましたが遠すぎたかな?
名残惜しいけど下山します
2017年10月08日 11:13撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 11:13
名残惜しいけど下山します
座るのを躊躇してしまう最終ベンチ
2017年10月08日 11:49撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 11:49
座るのを躊躇してしまう最終ベンチ
まだまだ続々と登ってきます
2017年10月08日 12:21撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 12:21
まだまだ続々と登ってきます
帰りのゴジラの木
ここまできたらあと少し
2017年10月08日 14:43撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 14:43
帰りのゴジラの木
ここまできたらあと少し
沢沿いは涼しいですね
2017年10月08日 14:52撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 14:52
沢沿いは涼しいですね
行きに取れなかった道標
2017年10月08日 14:58撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
10/8 14:58
行きに取れなかった道標
撮影機器:

装備

個人装備
ザック ザックカバー トレッキングポール 細引き ヘッドライト 予備電池 予備靴ひも テーピング 携帯バッテリー ライター ナイフ
雨具
手袋 ソフトシェル ウィンドブレーカー 帽子 ガスカートリッジ コッヘル 昼食 行動食 飲料 食事用水 レジ袋 ティッシュ
備考 バンテージタイプのテーピング、サポーター

感想

蝶ヶ岳侮ってました。
ここからみる北アルプスの峰々は素晴らしいの一言
特に梓川から山頂まで、この高く険しい峰々の足元から頭の先までの全てが正面から見えるのは、おそらくここだけでしょう。
今回は久しぶりに団体での登山。早めに予定を決めてあったのですが、見事な快晴の1日となりました。

出発は土曜の深夜。一般道で安曇野まで3時間。夜中に美ヶ原の裏側の峠を通過したのですが、人気のない山道で濃霧に包まれ非常に不安な走行でした。安曇野に降りると小雨混じり。天気予報が外れたか?と心配になりつつ、三俣の駐車場まで行ってみると、深夜3時にもかかわらず既に満車。白線の引かれていない所にまで車が止められており、駐車場を1周するのにも気を使うくらいの状態でした。
ここまでは予想の範囲でしたので、森の広場に駐車できることも調査済み。すぐさま森の広場に向かうと、こちらはまだまだ余裕のある状態でした。
ここで1時間ほど仮眠して、まだまだ辺りの暗い4時半に準備を開始。登山口でトイレを済まし登山を開始しました。
登山指導所を過ぎて10分ほどで辺りも明るくなり、最初の水場に到着したころにはヘッドライトも不要になりました。

登山道は階段なども多く、とても整備されている印象です。勝手な想像で、この山は緩やかな登りが続く山だと思っていましたが、標高にして1600m〜1900m(ゴジラみたいな木からまめうち平)の間と、2000m〜山頂までの間の斜度がきつく、登り応えのある山でした。
景観的には、森林限界を超えるのが山頂直下ということで、眺望の広がりはないのですが、常念岳は常に右側に見えており、歩くにつれ標高があがっていくのを実感できると思います。
いよいよ山頂に到着してみると、北アルプスの中心部である穂高連峰から槍ヶ岳が、全く唐突に真正面に飛び込んできます。東側斜面を黙々と登ってたどり着いた西側の景色が素晴らしくて、しばし動きが止まるような瞬間だと思います。

燕岳や常念岳なども、同じように稜線にでた瞬間に視界が広がり、北アルプスの奥深さや急峻さを目の当たりにできる山ですが、蝶ヶ岳のそれは少し違った景色でした。
なんというか高い壁が目の前にあり、景色の広がりや奥深さは感じられませんが、槍穂の圧倒的な存在感を感じられるでしょう。

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