上高地バスターミナルから歩き始めると、まずは河童橋に向かいます。仰ぎ見る吊尾根はガスの中に姿を隠していますが、
4
10/9 6:18
上高地バスターミナルから歩き始めると、まずは河童橋に向かいます。仰ぎ見る吊尾根はガスの中に姿を隠していますが、
振り返れば、目指す焼岳が梓川の流れの上にこんもりとした山容を見せています。河童橋を渡って対岸に進むと、
3
10/9 6:20
振り返れば、目指す焼岳が梓川の流れの上にこんもりとした山容を見せています。河童橋を渡って対岸に進むと、
梓川に沿って歩きます。ウェストン碑を見送った先には西穂高岳登山口があり、
0
10/9 6:34
梓川に沿って歩きます。ウェストン碑を見送った先には西穂高岳登山口があり、
さらに進んで焼岳登山口に達します。ここから焼岳への登りとなります。
1
10/9 6:48
さらに進んで焼岳登山口に達します。ここから焼岳への登りとなります。
しばらくは鬱蒼とした針葉樹林帯が続きますが、やがて木漏れ日が挿し込んできて明るい雰囲気となります。徐々に傾斜がきつくなり、木の根を踏み台にして、梯子を乗り越えて進みます。
2
10/9 7:20
しばらくは鬱蒼とした針葉樹林帯が続きますが、やがて木漏れ日が挿し込んできて明るい雰囲気となります。徐々に傾斜がきつくなり、木の根を踏み台にして、梯子を乗り越えて進みます。
左手の峠沢沿いには色づく木々もちらほらと。
0
10/9 7:39
左手の峠沢沿いには色づく木々もちらほらと。
霞沢岳のシルエットを眺めながら、断崖に架かる桟道を通過すると、
1
10/9 7:42
霞沢岳のシルエットを眺めながら、断崖に架かる桟道を通過すると、
ダケカンバやカエデで黄や赤に染まる笹原の斜面の先に焼岳が目に飛び込んできます。
0
10/9 7:48
ダケカンバやカエデで黄や赤に染まる笹原の斜面の先に焼岳が目に飛び込んできます。
赤褐色に色づく木々の下をくぐり、
1
10/9 7:52
赤褐色に色づく木々の下をくぐり、
山肌に絶妙なグラデーションを見せるカエデの紅葉に魅せられながら進むと、
2
10/9 7:55
山肌に絶妙なグラデーションを見せるカエデの紅葉に魅せられながら進むと、
断崖に架かる長い梯子に導かれます。
2
10/9 7:55
断崖に架かる長い梯子に導かれます。
俯き加減に咲くアザミを横目に梯子に取り付き、
1
10/9 7:56
俯き加減に咲くアザミを横目に梯子に取り付き、
登り切ると、紅葉越しに麓を見下ろします。続いて鎖が張られた一枚岩を通過すると、
1
10/9 7:57
登り切ると、紅葉越しに麓を見下ろします。続いて鎖が張られた一枚岩を通過すると、
笹原の緑とダケカンバの黄葉で彩られた斜面を登っていきます。
1
10/9 8:02
笹原の緑とダケカンバの黄葉で彩られた斜面を登っていきます。
やがて稜線上に出ると、焼岳小屋が建つ新中尾峠に達します。ここで左折し、
0
10/9 8:12
やがて稜線上に出ると、焼岳小屋が建つ新中尾峠に達します。ここで左折し、
青空に映えるダケカンバの黄葉や、
1
10/9 8:18
青空に映えるダケカンバの黄葉や、
橙から赤へと微妙な変化を見せるカエデを眺めながら進んでいくと、
0
10/9 8:21
橙から赤へと微妙な変化を見せるカエデを眺めながら進んでいくと、
焼岳展望台に立ち、目指す焼岳と対峙します。
5
10/9 8:25
焼岳展望台に立ち、目指す焼岳と対峙します。
いったん緩く下ったところが中尾峠で、帰路に辿る中尾温泉に下る道を見送ると、
2
10/9 8:30
いったん緩く下ったところが中尾峠で、帰路に辿る中尾温泉に下る道を見送ると、
岩ザレの斜面を登っていきます。
4
10/9 8:37
岩ザレの斜面を登っていきます。
頭上に迫る溶岩ドームを仰ぎ見ながら、
0
10/9 8:47
頭上に迫る溶岩ドームを仰ぎ見ながら、
槍ヶ岳・穂高連峰を背後に従え、高度を上げていくと、
3
10/9 8:52
槍ヶ岳・穂高連峰を背後に従え、高度を上げていくと、
溶岩ドームの基部に行き当たり、左手に回り込むようにして登り詰め、
1
10/9 8:58
溶岩ドームの基部に行き当たり、左手に回り込むようにして登り詰め、
中の湯コースと合流する焼岳北峰の肩に出ます。ここから北峰の頂上は目と鼻の先。
0
10/9 9:03
中の湯コースと合流する焼岳北峰の肩に出ます。ここから北峰の頂上は目と鼻の先。
ひと登りで焼岳北峰の頂上に到着します。
7
10/9 9:07
ひと登りで焼岳北峰の頂上に到着します。
南面には、火口湖越しに南峰を眺め、彼方には乗鞍岳や中央アルプスの山並みが連なり、
2
10/9 9:10
南面には、火口湖越しに南峰を眺め、彼方には乗鞍岳や中央アルプスの山並みが連なり、
北面には、槍ヶ岳・穂高連峰を正面に望み、左手には笠ヶ岳、右手には上高地を隔てて霞沢岳。西鎌尾根の彼方には水晶岳、鷲羽岳など裏銀座の山々も見通せます。
3
10/9 9:12
北面には、槍ヶ岳・穂高連峰を正面に望み、左手には笠ヶ岳、右手には上高地を隔てて霞沢岳。西鎌尾根の彼方には水晶岳、鷲羽岳など裏銀座の山々も見通せます。
先週登った笠ヶ岳に目を凝らし、抜戸岳から笠ヶ岳へと辿った稜線を目で追うと、
3
10/9 9:13
先週登った笠ヶ岳に目を凝らし、抜戸岳から笠ヶ岳へと辿った稜線を目で追うと、
槍ヶ岳・穂高連峰をズームアップ。槍ヶ岳の鋭鋒は天を衝き、奥穂高岳が両翼に広げた稜線には西穂高岳、前穂高岳が見て取れます。
1
10/9 9:14
槍ヶ岳・穂高連峰をズームアップ。槍ヶ岳の鋭鋒は天を衝き、奥穂高岳が両翼に広げた稜線には西穂高岳、前穂高岳が見て取れます。
南東方向に目を向けると南アルプスの山並み。甲斐駒ヶ岳の右手には富士山が顔をのぞかせています。
1
10/9 9:15
南東方向に目を向けると南アルプスの山並み。甲斐駒ヶ岳の右手には富士山が顔をのぞかせています。
北峰の頂上を後にすると北峰と南峰との鞍部まで下って、爆裂火口壁も荒々しい北峰の溶岩ドームを振り返ります。
2
10/9 9:49
北峰の頂上を後にすると北峰と南峰との鞍部まで下って、爆裂火口壁も荒々しい北峰の溶岩ドームを振り返ります。
硫黄臭を漂わせ、シューシューと立ちのぼる噴気を見上げ、
0
10/9 9:52
硫黄臭を漂わせ、シューシューと立ちのぼる噴気を見上げ、
中の湯ルートの山腹を見下ろすと、笹原の緑にダケカンバの黄、ナナカマドの赤がパッチワーク状の模様を描き、見事な眺め。あちら側に下って間近に見てみたい気もしますが、
0
10/9 9:53
中の湯ルートの山腹を見下ろすと、笹原の緑にダケカンバの黄、ナナカマドの赤がパッチワーク状の模様を描き、見事な眺め。あちら側に下って間近に見てみたい気もしますが、
本日の帰路は中尾温泉に下る予定。北峰の肩まで登り返すと、来た道を引き返します。
0
10/9 9:56
本日の帰路は中尾温泉に下る予定。北峰の肩まで登り返すと、来た道を引き返します。
シラタマノキを見つけ、
1
10/9 10:07
シラタマノキを見つけ、
槍ヶ岳・穂高連峰と対面しながら下ります。
3
10/9 10:11
槍ヶ岳・穂高連峰と対面しながら下ります。
中尾峠から先は、中尾温泉に下る道に進みます。こちらは歩く人も疎らといった感じで、赤銅色や、
1
10/9 10:29
中尾峠から先は、中尾温泉に下る道に進みます。こちらは歩く人も疎らといった感じで、赤銅色や、
黄色、橙色など思い思いに色づくカエデ類を追いかけながら下りますが、いつの間にか曇り空が広がってしまったため、見栄えはいま一つ。
2
10/9 10:37
黄色、橙色など思い思いに色づくカエデ類を追いかけながら下りますが、いつの間にか曇り空が広がってしまったため、見栄えはいま一つ。
焼岳小屋から下る道との合流点付近はダケカンバ林が広がりますが、こちらも少々くすんで見えてしまうのは残念なところ。岩がごろごろとした道を下っていくと、
0
10/9 10:41
焼岳小屋から下る道との合流点付近はダケカンバ林が広がりますが、こちらも少々くすんで見えてしまうのは残念なところ。岩がごろごろとした道を下っていくと、
飛騨国司姉小路家最後の当主秀綱を祀る秀綱神社へ。羽柴秀吉の飛騨攻めに遭い、金森長近の軍勢に追われて信濃国に落ち延びようとするもあえなくこの地で落命したとの由。合掌。
1
10/9 10:49
飛騨国司姉小路家最後の当主秀綱を祀る秀綱神社へ。羽柴秀吉の飛騨攻めに遭い、金森長近の軍勢に追われて信濃国に落ち延びようとするもあえなくこの地で落命したとの由。合掌。
雨量観測所の建物を横目に先に進むと束の間視界が開け、色づく木々越しには笠ヶ岳が見えてきます。
0
10/9 10:57
雨量観測所の建物を横目に先に進むと束の間視界が開け、色づく木々越しには笠ヶ岳が見えてきます。
シラビソなどの針葉樹林の中を下り、苔むした岩の隙間をのぞき込み、ヒカリゴケを探します。
1
10/9 11:06
シラビソなどの針葉樹林の中を下り、苔むした岩の隙間をのぞき込み、ヒカリゴケを探します。
さらに黄や赤に染まる木々の中を下っていきます。ジグザグを切りながら急傾斜の道を下ると、
0
10/9 11:15
さらに黄や赤に染まる木々の中を下っていきます。ジグザグを切りながら急傾斜の道を下ると、
「鍋助横手」と書かれた標識を見送り、トラバース状に下降を続け、
0
10/9 11:24
「鍋助横手」と書かれた標識を見送り、トラバース状に下降を続け、
展望台から、色づく木々越しに落差45mの白糸の滝を遠望します。
4
10/9 11:40
展望台から、色づく木々越しに落差45mの白糸の滝を遠望します。
やがて林道と出合いますが、そのまま登山道を直進します。薄日が挿し込んできたかと思うと、光を翳して眺める黄葉は綺麗。
3
10/9 11:54
やがて林道と出合いますが、そのまま登山道を直進します。薄日が挿し込んできたかと思うと、光を翳して眺める黄葉は綺麗。
割谷の流れに架かる木橋を渡ると、車道に合流します。
0
10/9 11:59
割谷の流れに架かる木橋を渡ると、車道に合流します。
錫杖岳や笠ヶ岳の稜線と対面しながら、湯気が立ちのぼる源泉井戸が点在する道を下って中尾高原口バス停を目指します。
1
10/9 12:09
錫杖岳や笠ヶ岳の稜線と対面しながら、湯気が立ちのぼる源泉井戸が点在する道を下って中尾高原口バス停を目指します。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する