熊倉山〜酉谷山〜天目山
- GPS
- 25:20
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,026m
- 下り
- 1,688m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:59
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:53
天候 | 1日目(晴れ→くもり→雨)2日目(はれ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
秩父鉄道 武州日野駅 下車 帰り 西東京バス 東日原 奥多摩駅行き 奥多摩駅下車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山口〜熊倉山 前半は渡渉箇所が複数あり。 木橋が老朽化、朽ち果てて使い物にならないものや、 底が抜けているものが多く、表面も苔むしていて非常に滑りやすい感じです。 沢筋の道を抜けてからも 道の大半が尾根筋になく広いところも多く 下山では使いたくないと思いなが歩いていました。 途中手をかけた岩がごっそりと抜けたところもあり ヒヤリとした場面もありました。 ※谷津川林道コースは通行止めとの案内がありました。 ■熊倉山〜酉谷山(避難小屋) ナイフエッジあり、尾根が広くなっているところや 尾根筋の分岐が複雑な箇所が多いです。 こまめに現在地を把握しながら進みました。 テープの類やお手製の道案内が所々にありますが、 破点ルートらしくルートファインディングのスキルは必須な道です。 尾根が広くなったり、枝尾根に誘導されそうな箇所が多かったです。 鳥谷山に近づくにつれ、やらしい感じの難しさが出てきます。 間違いやすそうなところにはロープや通せん棒もありましたが、 それでも難しさを感じたのが正直なところです。 ※大血川からのルートが封鎖されており、各所に通行禁止の喚起あり。 ■酉谷避難小屋〜天目山 全体的に尾根を巻くような道が多かったです。 特筆すべき危険箇所もなく、よく踏まれた歩きやすい道でした。 天目山の眺望は素晴らしかったです。 ちなみに頂上付近の木を勝手に切った人がいるようです。 ■天目山〜東日原バス停 こちらも明瞭で歩きやすい道 特筆すべき危険箇所はありません。 連休最終日ということもあり多くの登山者とすれ違いました。 |
その他周辺情報 | もえぎの湯に立ち寄りました。 |
写真
感想
今回は日野ルートから熊倉山に登り酉谷山に至るルートを選択
日が短い時期のロングルートとなるため山中泊込みでの山行となりました。
余裕があれば雲取山方向に進むつもりもありましたが
エスケープ込みでの天目山経由の二通りで計画を作成しました。
さて今回の熊倉山、登山者の割に道迷いなどの遭難の多い山
特に酉谷山方向のルートは魔境なんて呼ぶ人がいるくらいの山でもあり、
こまめに現在地を確認しつつ慎重に進む運びとなりました。
熊倉山の登りつつ「ここを下山で使いたくないなぁ」という印象もありました。
とはいえ前半は沢沿いの道は
荒廃した橋と苔むした岩が相まって見事な退廃的な美しさを感じました。
あまり人が入らないためか、朽ちたものがそのままになっている感じです。
ただ歩くには不安がありますので橋をつかわず沢を飛び越えた方が
安全かもしれません。
沢を抜けると登りとなりますが尾根沿いを進むような道がなく
多くは尾根を巻いていくような道で植林も多いです。
岩を超える箇所で手をかけて岩がごっそりと抜け落ちた場面もあり少し焦りました。
登りの手のかかりが良さそうな岩なので多くの人の手に使われてきたかと
思われますが、しっかりしてそうに見えても油断できないという事でしょう。
山は怖いのです。
そんなわけで熊倉山の山頂を踏み、酉谷山へ進むルート
しばらくは道も明瞭ですが岩場を抜けたあたりから、ルートが複雑になってきます。
特に尾根が広くなると踏み跡が拡散しわからなくなるので
こまめに現在地と進むべき方向を確認する感じでした。
遭難者が多いためかテープのそれなりに見かけるし
ロープで封鎖されている箇所も散見されました。
テープがないと枝尾根に吸い込まれそうな箇所も多かったです。
岩場があったり、アップダウンも多く距離から考えると
かなり疲れるコースでしたが、変化が多く冒険心を満たしてくれる
よいコースでもあります。そして酉谷山に着く頃にはヘトヘトになっていました。
しかも雨まで降ってきたので足早に避難小屋に向かいます。
避難小屋は清潔で小ぎれいな感じでした。
タダで泊まるには少し申し訳がないくらいの作りです。
管理してくださる方に感謝ですね!トイレも綺麗!
そんなわけで翌日には天候も回復し避難小屋からの眺めが絶好
朝の山って素晴らしいです。
長沢背稜は踏み跡も多く歩きやすい道、
いくつかのピークを巻くような道ですが、稜線に向かうところは
踏み跡が薄い感じでした。
天目山は誰かが木を切ってしまったせいで好展望の山となっているとのこと、
下調べでは個性的な山頂標識がいくつかあったようですが
実際に行ってみたところ無難なものがつけられているだけでした。
少し残念ですが、全方向の眺望が良好で秩父方向は雲海が広がる絶景となり
南側は雲が少なく見通しが良い感じでした。
山を隔てて気象条件が異なる感じがなかなか良かったです。
そんなわけで天目山は後にして下山、
時間的なタイミングもあってかかなり多くの登山者とすれ違いました。
木を切られたことが幸いしてか人気の山になりそうな気もします。
そんな感じで東日原の山頂でゴール。
長々とお読みいただきありがとうございます!
では、また
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