茶臼岳ロープーウェイ山麓駅から三斗小屋温泉へ
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 943m
- 下り
- 1,060m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:25
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 4:20
天候 | 7日;小雨後曇り、8日;曇り後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
10月の3連休を利用して、平均年齢69歳の会社OB6人と那須岳の奥にある秘湯三斗温泉小屋に出掛けてきた。
初日の7日は、雨が降っており、那須塩原から茶臼岳の麓にある茶臼岳ロープウェイ山麓駅の駐車場は、車もまばらだった。10:40のロープウェイで山頂駅にいったが、霧雨とガスが巻いており、雨合羽を着て10:56に茶臼岳を目指して出発した。日頃運動してないメンバーもあり、ゆっくりゆっくり登った。
11:50に茶臼岳山頂に到達した。まだ、ガスがかかっており、眺望は望めなかった。風も吹いていたため、お鉢を巡って峰の茶屋跡避難小屋を目指した。この頃から雨が上がり、ガスも薄くなり、上空に青空が覗きはじめた。やがて、朝日岳が姿を見せ始め、紅葉と熊笹の緑の奇麗な山肌が見えるようになった。そこで、紅葉を愛でながら昼食休憩をとり、まったりとした時間を過ごした。
雨も上がったため、カッパをしまい、お腹も充たされ、三斗小屋温泉を目指して下り、13:15に峰の茶屋跡避難小屋を通過し、那須岳避難小屋を目指して急斜面を下った。隠居倉の山肌の紅葉が奇麗だった。13:45に避難小屋に着き、小休止した後、ダテカンバの林の中の道を下り、15:03に三斗小屋温泉煙草屋に到着した。
煙草屋の夕食まで時間があったため、名物の露天風呂に入り、さっぱりした後、酒盛り開始、下から担ぎ上げた缶ビール、ワイン3L、焼酎が次から次へと空になった。
2日目の8日は、好天が期待されたが、明け方の5時になっても、どんよりとした曇り空だった。朝風呂にゆったり使った後、6:30からの朝食をいただき、7:10に姥ヶ平を目指して出発した。この時点では、まだ曇り空だったが、沼原分岐を過ぎて御沢に下る辺りから、青空が拡がりだし、木々の間から覗く紅葉が奇麗に輝きだした。
8:40に姥ヶ平に着くころには、雲一つない青空が拡がり、茶臼岳の山腹から立ち上るガスが上空の青空とマッチし、山麓の紅葉と素晴らしいコンビネーションを見せてくれていた。この日は、天気が良かったせいか、姥ヶ平には大勢の観光客が押し寄せており、瓢箪池につながる木道は、渋滞が発生していた。瓢箪池に映る逆さ茶臼岳を撮影するのみの順番待ちの状態だった。
姥ヶ平から牛ヶ首に登る登山路も、登りと下りの登山客でごった返し始めていた。9:40に牛ヶ首に着くと、尾根の上も沢山の観光客で一杯だった。ここで小休止を取った後、ロープウェイ山頂駅を目指し、10:30に山頂駅に到着した。
山麓駅で帰りのバスの時刻を確認すると、10:58のバスがあった。しかし、この日は、那須岳の紅葉を見物しようと訪れる観光客で道路が大渋滞。駐車場が狭いため、沢山の車が路駐しており、始発のバス以降、バスが来ていないと言われ、待っても待っても、バスが来ない。このため、大丸温泉まで下っていくと、途中で渋滞の中のバスを発見。12:30頃にバスに乗ったが、この先も道路の両側に車が路駐しており、バスが通れない。湯元温泉に着くまで1時間以上かかる渋滞だった。昨日も良い天気だったら、三斗小屋温泉に着けなかったかもしれない事態に、昨日の雨模様の天気が幸いしたことを再認識した。
今回は、秘湯の三斗小屋温泉にゆったり浸かり、茶臼岳の見事な紅葉を堪能することが出来、天気の組み合わせの妙味に感謝したい山行だった。
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