過ぎ行く夏を感じられた!?白馬岳(小蓮華山〜白馬大池コース)

2011年08月16日(火) ~ 2011年08月17日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,898m
• 下り: 1,306m

コースタイム

【1日目】
06:30猿倉荘
07:15白馬尻小屋
07:50大雪渓入口
09:10大雪渓出口9:35
10:00葱平
10:40避難小屋
11:20白馬岳頂上宿舎12:30
12:40白馬山荘(泊)

【2日目】
05:15白馬山荘
05:33白馬岳山頂5:43
(途中食事休憩35分)
06:55三国境
07:40小蓮華山山頂08:00
09:20白馬大池(プチ宴会DEへべれけ)10:35
11:05乗鞍岳山頂11:15
12:12天狗原
12:37栂池山荘

天候

【1日目】晴れ〜ガス〜雨
【2日目】ガス(小雨)〜晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

【軽アイゼン:4本爪】
JR白馬駅ロータリーにある「白馬館」案内所にてレンタル1,000円
登ったら「白馬山荘」で返却300円ペイバックなので実質700円
白馬尻小屋で購入も可能:1,000円
【駐車場】
猿倉荘手前に無料駐車場あり
【登山届】
猿倉荘前で受付(有人)
【大雪渓】
落石はもちろんの事アイゼンを外す際に、下からでは気が付かない雪庇が雪渓上端部に多数あるので要注意
【村営白馬岳頂上宿舎】
〜食堂〜
生ビール800円
ラーメン(味噌・醤油)900円
牛丼800円
鴨南蛮そば・うどん800円
かき揚そば700円
〜自動販売機:屋外〜
缶ビール350ml:550円
　　　　500ml:700円
他、コーラ・ファンタグレープ・CCレモン・お茶(伊右衛門)等々
【白馬山荘】
1泊夕食+弁当+個室差額　9,000円
【白馬山荘スカイプラザ】
生ビール:800円
おでん7品:800円
枝豆:800円
モツ煮込み:800円

写真

8/16 5:18

白馬駅隣接の「足湯」
24時間営業(しかも無料)らしい
熱めの湯に手足を浸ければお目々パッチリ
交感神経を刺激しますよ〜

8/16 6:12

猿倉荘手前30Mくらいに無料駐車場
係のおじさん3名体制
朝早くからご苦労様です

8/16 6:19

猿倉荘登山口
バスが到着し急に大勢の人が

8/16 6:29

今回の仲間
「へべれけ登山隊」の面々
参加者は東北〜九州と多方面
1人欠席の総勢11人

8/16 6:30

ここから出発です!

8/16 7:10

白馬尻小屋までは緩やかな道のり

8/16 7:15

雪渓がお目見え

8/16 7:16

白馬尻小屋に到着
まだまだ元気です

8/16 7:32

雪渓前のケルン
プレートが光ってます

8/16 7:39

ずいぶん雪は溶けてきてますね

大雪渓入口でアイゼン装着
早い人とそうでない人
F1のピットストップみたい

8/16 8:16

「クレバスを渡る」の図

8/16 8:16

ヒンヤリして気持ちいい!

8/16 8:28

最初だけは元気なんだよな〜

8/16 8:33

「雪渓上にある石は全部落石です」
そりゃそうですよね、気をつけましょ

8/16 9:06

大雪渓のゴール
右上の岩場でアイゼンを外します

8/16 9:19

雪庇は下からだと判りずらい
左下の人、ヤバめっす

8/16 9:40

ピーク時よりは少ないが隊列は見えます
雪庇の崩落が激しい・・

8/16 9:45

登山道は良く整備されている
関係者に感謝!

8/16 9:46

大きな岩があちこちに

8/16 10:01

天狗菱
数年前崩壊し形が変わっている

8/16 10:02

葱平
危うく通り過ぎるくらい地味

8/16 10:26

カールの具合が良くわかる

8/16 10:32

一瞬の晴れ間
夏山はこうでないとね!
でもすぐに又ガスが・・・

8/16 10:35

透明なセミ
近づいても全く動く気配なし

8/16 11:05

木の階段が現れた
小屋はもうすぐ、頑張れ〜!

8/16 11:24

村営白馬小屋頂上宿舎
テント泊の人はここで500円支払って上のテン場へ

8/16 11:39

味噌ラーメン900円也
健康志向なのか、かなりの薄味
鴨肉が入ってるのが珍しい

8/16 11:42

生ビールある所にへべれけ登山隊あり
まだ先あるのにねぇ

8/16 12:24

外には自販機が
2800Mですよ!

8/16 12:41

白馬山荘受付棟
富山県と長野県の境にありました

8/16 12:42

スカイプラザ入口
地味な構えだが入るとビックリ

8/16 12:47

受付棟内部
レンタルスキー受付みたい

8/16 12:48

宿泊届を記入してます

8/16 14:06

スカイプラザ内部
ここはビアホールか?
天井が高く造りもカッコイイ

8/16 14:56

「白馬錦」に「いいちこ」
お客さん、まだ昼の1時過ぎですぜ
おっとその前にここでも「取りあえず生ビール」を呑んだ事は秘密だ

8/16 17:10

5時の夕食
さっきまで宴会してたのに皆ほぼペロリ
味噌汁が高評価☆☆

8/16 20:48

日の出、日の入の時間もこれを見れば・・・あれ?日付が違うような

8/17 4:58

宿泊した部屋は「五竜」と「剣」
どっちでもいいから明日みたい!

8/17 5:14

やっぱり雨かよ〜

8/17 5:34

一応、証拠写真
この後晴れる事を祈って

8/17 5:43

三角点だけは踏んどきますか

8/17 6:00

方位版
必要なかった・・

8/17 6:07

朝ごはん
弁当は白身魚や鳥の唐揚が入って中々
みんなでラーメンやスープで暖を取る

8/17 6:43

晴れ間を待ちたいが風が強く下るしかない

8/17 6:54

三国境
晴れてたらどんな景色なんだろ

8/17 7:11

おお!!
光が差し込んできたぞ!!

8/17 7:32

ガスが取れ出し、小蓮華山への稜線が見えてきた

8/17 7:38

下界も時折見えてくる

8/17 7:40

小蓮華山頂
鉄剣が刺さっている

8/17 7:43

歩いてきた道のりを振り返れた!

8/17 8:16

白馬大池が見えてきた〜

8/17 8:41

みんなで何撮ってるの??

8/17 8:47

稜線が見えるとテンション上がってくるね

8/17 8:54

チョット嬉しくなってきた人々

8/17 8:55

虹も出てきました

8/17 9:06

大池まで一下り
トイレは近いぞ急げ〜!!(何某談)

8/17 9:46

大池山荘deへべれけ
ロング缶2本呑んだ奴だれじゃ〜!

8/17 10:32

大池山荘

8/17 10:37

小屋裏の大池

8/17 10:49

見通しも良くなり風もそよぎ、夏山気分!

8/17 11:02

やっぱこれじゃなきゃね〜

8/17 11:08

一番天気が良かった時間帯に
みんな笑顔、笑顔、笑顔^^

8/17 11:10

遅れてきたGAAKO

8/17 11:17

ここを越えたらあとは下るだけ

8/17 11:33

雪渓にもセミが
昨日と同種のよう
正に過ぎ行く夏かな・・

8/17 11:59

雪渓をトラバース
約1名、雪に海老反りダイブして負傷した事は信濃毎日新聞に載るだろうか・・

8/17 12:12

やっとここまで下りてきた
ダイブ雪渓(命名massy)が遥かに

8/17 12:33

ゴール間近

8/17 12:37

お疲れさんでした〜〜

8/17 12:47

栂池自然園入口
水道・ホース・ブラシ有
靴はキレイにして帰りましょ♪

8/17 12:50

野いちごソフトクリーム@300円
バニラとミックスを食べた
酸味と濃厚ミルクが☆☆☆

8/16 10:38

お口直しに
お花名鑑#1

8/16 9:49

お花名鑑#2

8/16 9:58

お花名鑑#3

8/16 10:12

お花名鑑#4

8/17 11:42

お花名鑑#5

8/17 9:36

お花名鑑#6

8/17 10:10

お花名鑑#7

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 200a Canon

Canon IXY DIGITAL 70 Canon

F06B DoCoMo

感想

massy

年に一度の「へべれけ登山隊」夏合宿
今回は花と雪の殿堂である白馬が目的地
一人直前に体調を崩し参加できなくなり11人に
「なでしこジャパン」ならぬ「へべれけイレブン」でいざ出発!!

【1日目】
静岡組と東京組の2手から現地集合
仮眠を取って5時頃アイゼンを借りる為に白馬駅方面へ向かう

八方尾根の駐車場は3割程度の駐車
上に行って猿倉荘でも6割程度と予想より少ない感じだった

皆で記念撮影した後、雪渓までの間はおしゃべり有りの比較的緩やかな上り
雪渓も見え出し各自テンションが上がってきているのがわかる
青空も見え隠れし、これは行けるかな?

アイゼンの装着が全員済むまでに時間を費やしたが、ここからが今日のハイライトの大雪渓
冷たい風が吹きおろして寒いくらいで、中にはフリースを着る人も

殆んどのメンバーが初の雪渓歩きで、サクサク登れる感触が新鮮な様子
しかしだんだん皆無口に・・
おまけに11人だからすれ違いの方への道譲りのタイミングが難しい
雪渓出口に付く頃には全員ゼーゼー

でもザックを降ろすと谷風が気持ちよい
大雪渓を過ぎたら今度はザレた上りが断続的に続き、お花畑を眺めつつ葱平を過ぎると階段が現れ程なく頂上小屋に到着
我慢できずに即生ビールを全員注文
頑張った甲斐のある一杯に皆「くぅ〜っ」

もう少し頑張って登ると今夜のお宿「白馬山荘」に到着
1200人収容とはマンモス小学校丸々ご一行様でも収容出来ちゃうじゃないですか
いやはやこんな所に良くぞ造ってくれました!

部屋に荷物を置いて、さっそくへべれけ登山隊の儀式へと「スカイプラザ」へ
ここは広々した空間に加えツマミもそこそこという前情報を各方面から事前入手済み
では取り合えず生ビール〜!
次は焼酎へと酒の高所順応は完璧ですな(笑)
男性8人によるおでん7種盛り争奪戦が終わる頃女性陣も合流し皆で「お疲れ〜」
夕食が5時からなのも忘れ盛り上がってしまいました^^;

夜、外の天気は強風+小雨
星が8時頃一瞬見えたが、その後は真っ白
明日の朝に期待して床に就きました

【2日目】
朝からガスガスで小雨交じり
天気を睨みながらゆっくり行くのかと思いきや、皆どんどん山頂へと進んでいく
白馬岳山頂は視界ゼロ・・・
剣も立山もなーんも見えません

待っていても晴れそうにないので先に進む事にする
とはいえ「ひょっとしたら?」の思いも禁じえず、途中ハイマツの陰で朝食タイム
北海道味噌&塩味ラーメンにポタージュスープが飛ぶ様に売れる

しばらく小蓮華山に向かう稜線に晴れ間が射し、視界が開けてきたじゃありませんか〜
行く手の右には昨日歩いた大雪渓も見下ろせ、妙高や戸隠方面の眺望もきくようになってきた

皆これまでのストレスを発散するかのごとく写真取りまくり
でもガスが晴れてくるとホント嬉しいですよね^^

そして白馬大池が眼下に見え目標を見据えながら一気に駆け下りたのです
何故って?
そこに公衆お花摘み&キジ撃ち場があるからです

スッキリした人から順次大池小屋の売店へ
「準備中」の札が下がっていて一瞬躊躇するが、ひるむことなく「頼もう!」とばかりスーパードライに手を伸ばす

そして夏空の下、最後の「プシュッ」っと乾杯ですよ♪
お花畑の向こうに丘が見え、青い空、白い雲
もう気分はペーターですよ
ヤ〜リヤ〜リ槍穂〜、なんて気分でプチ宴会スタート
アルムおんじのとろけるチーズがつまみにあったらどんなにシアワセだった事か・・・

思わず長居してしまい、大池を後に乗鞍岳へ
この辺が今回の山行のハイライトでした
とにかく風と光と素晴らしいコントラストをほんの短い間ですが楽しませてもらいました

乗鞍岳山頂からはゴロゴロした岩場をサクサク下り下山口の栂池山荘に到着

距離も高低差も厳しくはないルートでしたが、皆で楽しみながら歩くには良いコースでした
怪我人もトラブルもなく11人全員が無事下山できたのが何よりでした
仲間と行く山は最高に楽しいですな

周りの方から見たら「あの団体が・・・」なんて思われていたかもしれませんので、もしすれ違い時や食堂等で粗相がありましたらこの場を借りて平にお詫び申し上げます

次回はストイックに山と見つめ合おうかな

コメント

morotomoni

お疲れさまでした！
massyさん、山行＆宴会お疲れさまでした 。

酒の高度順応、素晴らしいですね。
そこが山であることを忘れさせてしまう位です。

スカイプラザの品揃えもすごい！
次に行く時は白馬山荘泊まってみたいです。

花あり雪渓あり、お酒あり？ の充実の山行だったようですね。
皆さん無事でなによりです。お疲れさまでした。

massy

レコ参考になりました！
morotomoniさん、行ってきました〜！

天気は今イチ、いや今サン位でしたが
は相変わらずの調子でした

スカイプラザでは「おでんやモンブランもあるぜ」ってエラそうに吹いてました
ネタばれしちゃいますね
でも参考になり感謝です

眺望的には白馬大池辺りがハイライトでしたよ
思わず いっちゃいました！

whiz

お疲れ様でした☆
先程はコメントありがとうございました。

おそらく、頂上宿舎のレストランで休憩されていた時、自分も後から来て生ビールを頼み休憩していました
１１人全員無事に下山できて良かったですね

massy

RE:お疲れ様でした☆
whizさん、コメありがとうございました

小屋ではお騒がせしたかもしれません・・
ご迷惑掛けていたらお詫びいたします
でも２７００Mでの生ビールはウマウマでしたね

Yasupiso

こんばんわ
massyさん

白馬岳で、サッカーできそうな人数でお疲れ様でした。
ヘベレケイレブンとは、飲兵衛イレブンなのでしょうか？ 大勢でめちゃめちゃ楽しそうです、たまにはこういう山行もいいかもしれませんね。
天気はあまり良くなくて残念ですが、山の楽しさはすごく伝わってきます(^з^)-☆

massy

Yasupisoさんどうもです！
コメありがとうございます！

「へべれけ登山隊」は飲兵衛イレブンかもです
早結成4年目に入りましたが、今回は年に一度の集団登山です

楽しいんですけど、他の方と山談義が出来ないのが残念です
今回は雨も手伝い景色を眺める時間を呑みに費やした感がありますし･･･

次はチョット頑張った山登りをしたいですね