元バレー部がゆく槍ヶ岳〜大キレット〜北穂高
- GPS
- 56:00
- 距離
- 40.4km
- 登り
- 2,302m
- 下り
- 2,297m
コースタイム
2日目 5:30槍ヶ岳山荘-6:00大喰岳-6:40中岳-7:40南岳-7:50南岳小屋-8:20大キレット取付き-9:40Hピーク-9:50A沢のコル-10:20飛騨泣き-11:20北穂小屋
3日目 5:50北穂小屋-7:20涸沢小屋-15:40上高地BT
天候 | 8/14:晴れのちガス 8/15:晴れのち曇り一時雨 8/16:曇りのち激しい夕立 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程でアイゼンの必要なし 大キレットは落石に注意 ババ平〜殺生ヒュッテ間に2か所水場あり(1か所目はババ平より約2時間後) |
写真
感想
去年一緒に富士山に登ったバレーの後輩が「次は槍ヶ岳に登りたい」ということで槍ヶ岳山行を計画した。何も知らないtokuには申し訳ないが、せっかくなので大キレットを計画に忍び込ませた。tokuは運動神経が服を着て歩いているようなものらしいので大丈夫なんです。
前日も休みだったので、余裕をもって18時都内出発。中央道対向車線の渋滞を眺めながら、往年のバレー選手の名前で盛り上がりながら(mtは、ゾルジを3連続でブロックしたフォーミンの活躍をしつこく褒めていた)、スムーズに沢渡第2駐車場へ到着。足湯で乾杯後、車中泊。始発バスに乗るつもりでバス停に歩いていると自転車に乗ったおじさんに声をかけてもらい、乗合いタクシーで上高地に移動。満員乗車で一人800円也。時間短縮のため、とにかく横尾まで早足で歩く。槍沢ロッジにもあっさり到着する。大曲まで鼻歌混じりで楽しく歩く。だけど、その先歌は消えました。僕らは、鋭角に打ち込まれる鋭いスパイクを粘り強く拾いながらフルセットに持ち込み、水場と殺生ヒュッテでタイムアウトを使い切り、接戦の末、槍ヶ岳山荘にたどり着きました。その先、サーブを着実に入れる堅実なプレーで槍ヶ岳登頂。どこまでも続く白い世界を満喫。小屋は盛況で、布団は6人に5枚といったところ。夕方から雨が降り出すも、夜には月が出て、翌日は快晴(天気予報では、「晴れのち曇り、午後から霧一時雷雨」という何でもアリの予報)。
ご来光で賑わう頂上を眺めながら南岳へ出発。天気さえよければ稜線歩きはとても楽しい。苦せず南岳小屋に到着し、展望台から大キレットを眺める。凹んでいる大キレットは雲の通り道のようで、晴れたりガスったり。大キレット突入後、運よく晴れる。一気に下る。ヘリがホバリングして監視している。Hピーク後曇り出すも、飛騨泣き、A沢のコル後の急登を無事通過。途中、ガスの中から遭難者救助の緊迫した声を聞く。昼前に無事北穂小屋に到着。完全にガスっていたので後は、小屋でうだうだと過ごす。布団は6人に4枚。先輩なのに後輩二人の間に寝る。今回の山行は後輩二人とだったので、先輩風(そよ風)を吹かせようと思ったのだけど、後輩からの向かい風が激しい。さて、「涸沢岳〜北穂間と、大キレットのどっちが難しいか」というお題があるけれど、先月同条件で登った感じでは…同じくらいと感じました。全体的には涸沢岳〜北穂間が悪いけど、大キレットの2つの核心とA沢コル後の急登などが補って引き分けという雰囲気でどうですかね?
翌日は曇り。涸沢まで下ったところで、北穂南陵の執拗な攻撃と、槍・大キレットとの戦いに勝利した疲労でtokuの足が壊れる。mtが荷物を持ち、mtのポールを借りて無事下山。河童橋について、tokuがリベンジを誓うと夕立が降り出して、ぼくらのお盆山行が終わった。
ats_ma殿、mt殿、toku殿、槍、大キレットお疲れ様でした。
夕立も、下山後だったようでセーフでしたね。
ところで下名、お盆中は相変わらず修行僧のような山行でしたが(荷物重量20kg超、しかも行程の一部で17kgの荷物もダッコ)、なぜか体重が2kgほど増加しています。
ところでリベンジは何処を予定?
赤ちょうちんでリベンジならバッチこいです。
私のリベンジも込めて燕〜常念縦走ですかね。
その前に赤ちょうちんでウォーミングアップもいいかもしれません。
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