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Yamareco

記録ID: 1288112
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳〜鋸岳バリエーション入門

2017年10月07日(土) ~ 2017年10月08日(日)
 - 拍手
yukimizake その他2人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
29:40
距離
20.6km
登り
2,065m
下り
3,097m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:39
休憩
0:59
合計
5:38
9:21
6
北沢峠
9:56
10:01
28
10:29
10:36
71
11:47
12:15
25
12:40
12:44
55
13:39
13:54
65
14:59
2日目
山行
7:29
休憩
1:48
合計
9:17
5:38
36
6:14
6:20
56
7:16
7:26
19
7:45
8:17
26
8:43
9:07
27
9:34
9:46
16
10:02
10:07
50
10:57
10:59
98
12:37
12:53
107
14:40
14:41
14
14:55
ゴール地点
天候 10/7小雨のち曇り 10/8快晴
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
戸台仙流荘バス停駐車場で仮眠後、戸台大橋近くの駐車スペースに移動。
戸台大橋バス停まで徒歩2分程度のところです。トイレもあります。5台程度可能。
その奥には広い河原駐車場もありますがバス停まで15分程歩くことになります。
コース状況/
危険箇所等
.魁璽江紊砲4か所鎖場があり真新しい鎖が設置されています。ルートも随所にテープがあり特に難しい箇所はありませんでした。甲斐駒ケ岳からはまず尾根伝いに下って行くと長い鎖場に出す。
慎重に下ると後はほどなくして6合石室に着きます。石室からコースに入る所が少々わかりづらい所もありましたが、石碑のあるテント場から水場まだは迷うことはありません。

第二高点からは尾根上を下って行きしだいに大ギャップのルンゼに下って行きます。草付きの急な踏み跡ですが所々滑りやすいので注意。ルンゼの底は歩を進める度にガラガラと足元が崩れていきます。少し下って右側にそれとわかるバンドを登り、岩場を左にトラバースして草付きの踏み跡をジグザグに登って行くと鹿窓の直下です。ここは長い鎖があります。この鎖はおそらく途中に支点があって固定されていたのでしょうか?中間固定されていなかったので鎖を持ってなるべく右側の岩をよじ登る方が容易に登れます。鎖の終了点が鹿窓になります。

鹿窓からは踏み跡をたどり小ギャップへの下降です。しっかりした鎖がありますが、鎖のルートは足元の岩が滑りやすそうなので右側の草付きにある踏み跡を慎重に下り、最後だけ鎖をつかんで小ギャップに下りました。
小ギャップからの鎖の掛かった登りは傾斜もあります。そのまま鎖を使って上ると途中の岩がかなり急峻なので3辰曚漂燭鰺蠅蠅謀个蝓一旦鎖を離して少し登って右に移動して再び鎖を使うと意外と容易に登れました。あとは難無く第一高点に着きす。

ぢ莪豺眦世ら角兵衛沢のコルまでは所々滑りやすい急峻な下りになります。
鋸岳の頂上の後だけに、気が抜けるところですが最後まで気を抜かず慎重に下りま しょう。

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(注1)鎖場の登りは、片手(左手)で鎖をつかみ、右手で岩をつかみながら登ることで身体が振られること無く安定した登りができます。
(注2)角兵衛沢の下りは浮石だらけで何度も落石を起こしますので離れて歩く方が無難です。
その他周辺情報 \舂荘の日帰り温泉は下山後すぐに入浴できるので便利です。入浴料500円。
露天風呂は小さめ。
∀休なので下山した時は仙流荘周辺の駐車場が全て満車になっていて脇道の道路まで車があふれていました。甲斐駒・仙丈は人気のある山です。
戸台大橋からバスに乗りました。ここの番人にあらかじめ乗車人数を伝えておくと席を確保してくれるバスに乗れます。今日は6合石室までの予定なので朝寝坊して0815に乗車。
戸台大橋からバスに乗りました。ここの番人にあらかじめ乗車人数を伝えておくと席を確保してくれるバスに乗れます。今日は6合石室までの予定なので朝寝坊して0815に乗車。
北沢峠から歩き出して仙水峠まで来ました。
天候は回復気味
北沢峠から歩き出して仙水峠まで来ました。
天候は回復気味
六方岩からは直上ルートをとります。
六方岩からは直上ルートをとります。
甲斐駒の山頂から鋸岳へのコースに入ります。
甲斐駒の山頂から鋸岳へのコースに入ります。
こんな岩場もありました。
こんな岩場もありました。
どんどん下って行きます。
どんどん下って行きます。
長い鎖場ですが、鎖を頼りに慎重に下ります。さほど難しくないです。
長い鎖場ですが、鎖を頼りに慎重に下ります。さほど難しくないです。
6合石室に到着。以外にも僕たちが先客で誰もいませんでした。
この後、続々と到着してこの日は12名でいっぱいになりました。
この先のテント場にも1張りのテントがあり、石室の上の岩の下にもテントを張っています。水場は小屋から下り15分登り20分ですが水量は十分でした。
6合石室に到着。以外にも僕たちが先客で誰もいませんでした。
この後、続々と到着してこの日は12名でいっぱいになりました。
この先のテント場にも1張りのテントがあり、石室の上の岩の下にもテントを張っています。水場は小屋から下り15分登り20分ですが水量は十分でした。
正面に中央アルプスを望むことができます。
正面に中央アルプスを望むことができます。
昨日テント場のここを右に下って水を汲みました。
昨日テント場のここを右に下って水を汲みました。
この日は快晴になり素晴らしい朝焼け、仙丈ヶ岳に陽があたり始めています
この日は快晴になり素晴らしい朝焼け、仙丈ヶ岳に陽があたり始めています
八が岳方面は雲海です
八が岳方面は雲海です
朝日を浴びてテンションが上がりますね〜
朝日を浴びてテンションが上がりますね〜
三ツ頭からこれから登る第二高点、第一高点が望めます
三ツ頭からこれから登る第二高点、第一高点が望めます
烏帽子岳への分岐点まで順調に来ました
烏帽子岳への分岐点まで順調に来ました
ここを下ると中ノ川乗越です。そこからは第二高点へ正面のガリーを登るのがルートです
ここを下ると中ノ川乗越です。そこからは第二高点へ正面のガリーを登るのがルートです
このガリーは特に問題はありません
このガリーは特に問題はありません
登り詰めると第二高点、第一高点が近くなりました。
登り詰めると第二高点、第一高点が近くなりました。
第二高点からは尾根沿いをどんどん下り、やがて大ギャップへと下って行きます。テープが随所にあるので迷うことはありません。
第二高点からは尾根沿いをどんどん下り、やがて大ギャップへと下って行きます。テープが随所にあるので迷うことはありません。
正面の踏み跡らしきバンドを登り、岩場を左にトラバースします。容易に登れます。
正面の踏み跡らしきバンドを登り、岩場を左にトラバースします。容易に登れます。
トラバースすると頭上に鹿窓が見えてきます。左の草付きをジグザグに進む方が安全です。
トラバースすると頭上に鹿窓が見えてきます。左の草付きをジグザグに進む方が安全です。
見下ろすと後続の人達が続いています。大ギャップの基部に下りている人、バンドを登っている人。落石には注意しましょう。
見下ろすと後続の人達が続いています。大ギャップの基部に下りている人、バンドを登っている人。落石には注意しましょう。
ここから先は鎖があります。
ここから先は鎖があります。
鹿窓まで続く長い鎖場です。なるべく右側を登る方が容易に登れます。腕力に頼らず岩のホールドを探しながら鎖は補助的に使う方が体が振られづずに安全に登れます。
鹿窓まで続く長い鎖場です。なるべく右側を登る方が容易に登れます。腕力に頼らず岩のホールドを探しながら鎖は補助的に使う方が体が振られづずに安全に登れます。
鹿窓に到着です。
鹿窓に到着です。
ぽっかり穴の開いた鹿窓は遠くバスの中からも望めますね。
1
ぽっかり穴の開いた鹿窓は遠くバスの中からも望めますね。
やがて小ギャップへの下降になります。鎖があるが滑り易そうな岩場なのでここは右側の草付きを慎重に下り、最後に鎖を使って下りきりました。草付きは滑りやすいので慎重にゆっくり下ります。
やがて小ギャップへの下降になります。鎖があるが滑り易そうな岩場なのでここは右側の草付きを慎重に下り、最後に鎖を使って下りきりました。草付きは滑りやすいので慎重にゆっくり下ります。
小ギャップの登り返しは鎖を頼りに登りますが直上すると腕力に頼ることになります。5mほど登り一旦鎖を離して右に移動してから再び鎖を使うと楽に登れます。あくまで鎖は補助的にして片手でホールドをしっかりつかんで登りましょう。
小ギャップの登り返しは鎖を頼りに登りますが直上すると腕力に頼ることになります。5mほど登り一旦鎖を離して右に移動してから再び鎖を使うと楽に登れます。あくまで鎖は補助的にして片手でホールドをしっかりつかんで登りましょう。
ほどなくして第一高点に着きます。
ほどなくして第一高点に着きます。
山頂から振り返ると左の甲斐駒ヶ岳、その右に北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳、さらに中央ア、北ア、妙高、八ヶ岳・・・一望です。
山頂から振り返ると左の甲斐駒ヶ岳、その右に北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳、さらに中央ア、北ア、妙高、八ヶ岳・・・一望です。
念願の鋸岳達成!
念願の鋸岳達成!
角兵衛沢の下りが石がゴロゴロしており人が歩くと常に落石を起こします。浮石も多いのでねん挫などに気をつけてゆっくりと下って行きます。長いです。途中にある大岩の水場は休憩ポイントです。美味しい水をいただきました。
角兵衛沢の下りが石がゴロゴロしており人が歩くと常に落石を起こします。浮石も多いのでねん挫などに気をつけてゆっくりと下って行きます。長いです。途中にある大岩の水場は休憩ポイントです。美味しい水をいただきました。
出合いまで来ました。
出合いまで来ました。
靴を脱いでの渡渉が待っていました。気持ちいいです〜
靴を脱いでの渡渉が待っていました。気持ちいいです〜
振り返ると遠くに甲斐駒ヶ岳、さようならー
1泊2日の縦走でしたが核心部通過が好天になり充実した楽しい登山でした。
振り返ると遠くに甲斐駒ヶ岳、さようならー
1泊2日の縦走でしたが核心部通過が好天になり充実した楽しい登山でした。

装備

個人装備
通常の登山装備以外で準備したのはスリング60cm 120cm各2本 安全環付きカラビナ1枚 カラビナ2枚 補助ロープ8mm20m ヘルメット 上記120cmのスリングでチェストハーネスを作りました いずれも登山中は使用することはありませんでした。
備考 .薀ぅ拭爾4個持って行きましたが全て使用不能になりました。
Nさんのライターが唯一着火できました。これまでも時々ライターのトラブルはあったのですが全て使えなかったのは初めてです。あとで調べると通常のライターは高所で使えなくなる事例がよくあるようです。現在最強のライターを物色中です。
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