【旭岳ほか(北海道・2294m)】百名山4山登頂/幌尻岳・旭岳・十勝岳・後志羊蹄山
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コースタイム
20日 ニイカップポロシリ山荘5:10→中間点7:00→振内コース分岐8:25→8:30幌尻岳山頂9:15→12:10ニイカップポロシリ山荘12:30→14:20奥新冠北電ゲート
21日 姿見駅14:40→16:05旭岳山頂16:10→17:00姿見駅
22日 白金温泉望岳台9:30→12:00十勝岳山頂12:05→13:50白金温泉望岳台
23日 駐車場10:25→登山口10:35→五合目11:35→稜線11:35→13:45後志羊蹄山山頂13:50→15:45駐車場
天候 | 18日 雨時々曇り 19日 曇り時々雨 20日 曇りのち晴れ 21日 曇り 22日 曇り 23日 曇り 24日 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
登山口…ニイカップポロシリ山荘 新冠ダム〜奥新冠ゲート(22km)…一般車両通行不可、日高南部森林管理署でゲートの鍵を借りて進入・走行可能(事前申込み要=現在は開放されている) http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/hidakananbu/mountaintrail.html 奥新冠ゲート〜ニイカップポロシリ山荘(19km)…車両通行不可、自転車もゲートの上下を無理無理通さないといけない。いずれにしても、自転車を選びます。 <旭岳> 登山口…ロープウエイ姿見駅 <十勝岳> 登山口…白金温泉望岳台 <後志羊蹄山> 登山口…京極コース |
コース状況/ 危険箇所等 |
<幌尻岳>特に迷う箇所はありませんでした。 登山ポストは、奥新冠ゲートにあります。 渡渉箇所は1箇所、水量にもよりますが、飛び石で越えられます。 前日雨でしたが、靴を脱がなくても飛び越えられました。 <旭岳>特に迷う箇所はありませんでした。 <十勝岳>特に迷う箇所はありませんでした。 <後志羊蹄山>特に迷う箇所はありませんでした。 |
写真
感想
2009年7月18日〜24日
飛行機で北海道に渡り、レンタカーで山めぐりをしてきました。
当初、トムラウシを計画していましたが、その直前にあの遭難事故があり、現場検証とかしている脇を通って山登りというのも…と思い、予定を変更したのでした。
18日 伊丹空港から空路で釧路へ。レンタカーを借りて、新冠町にある「ふかふか亭」へ。
伊丹空港出発の飛行機が1時間の遅れ。出だしからつまづいた格好となりました。釧路空港に着くと、すっかり雨。レンタカーを借りて、雨の北海道をヒタヒタ走って、今宵の宿「ふかふか亭」へ。
小ぢんまりとした佇まいで、何ともあったかーい雰囲気の宿でした。
夜遅かったので朝食のみでしたが、うまーでした。
ここの宿で、MTBを借りて、幌尻岳を目指すのです。
宿のご主人に、夜遅くにもかかわらず、頂上までのルートについて、事細かに教えてくれました。
http://www16.plala.or.jp/FUKAFUKA/
19日 MTBに乗ってニイカップポロシリ山荘へ。
朝食を食べてから、MTBをレンタカーに積んで出発。
まずは、日高南部森林管理署へ、ポストに予約しておいた鍵が入った封筒を取りに行きます。
前日の雨で断念したのか、ポストにはたくさんの封筒が残っていました。
森林管理署を後にして、いよいよ山荘へ向かいます。
新冠ダムのゲートで、借りてきた鍵でゲートを開けて、レンタカーを走らせます。
奥新冠北電ゲートで車を置いて、いよいよMTBの登場。
ゲートは2つあり、一つ目のゲートは、ゲート横の水路を伝って進入しました。
二つ目のゲートは、橋の上にあります。
川は泥水になっていて、雨の激しさが伺えます。
前日、宿のご主人さんに教わったように、タイヤを外して分解して、ゲートの扉の下にある隙間を使ってくぐらせました。
ここからは、人よりも熊の数が多いところ。
熊鈴を高らかに鳴らしながら、一人カラオケしながら山荘を目指します。
途中、折りたたみ自転車で向かっている人と行き会いました。
自転車がパンクしたみたい…。
パンクしなくても、折りたたみはこんな林道を想定していないので、キツイかも知れませんね。
ニイカップポロシリ山荘は、かなり整備が行き届いていてビックリしました。
薪ストーブが何とも暖かく…。
そのうち、先ほどの折りたたみ自転車組と、あと沢登りの人たち、それぞれ2人組みでやってきて、5人となりました。
沢登りの人たちが釣りをしてきて、その場で焼いたのをいただきました。
うまーでした。
雨は断続的に降っていて、この天気だと、額平川コースは、足止めだろうなあ。
新冠ルートを選んで正解と思いました。
20日 幌尻岳へ
朝5時に出発しました。
荷物は山荘に置いて、水分と食料だけ持っていきました。
天気は良い感じで、途中1箇所だけある渡渉も、思ったほどの水量ではなくて、靴を脱いだりしなければならないというほどではありませんでした。
あとは、いたって、フツーの山道です。
ただ、そこは日高山脈。
途中途中で一息をついたとき、ふと振り返る景色とか最高でした。
山頂は、自分ひとりでした。
もちろん、大パノラマです。
思ったよりも早く着いたので、その日のうちに下山することにしました。
「ふかふか亭」さんにMTBを、日高南部森林管理署に鍵を返しに行き、苫小牧市内で泊まりました。
今、思えば「ふかふか亭」にすれば良かった。
21日 旭岳へ
苫小牧を出発して向かったのは、旭岳。
下道でトロトロ行ったので、ロープウエイで上った時は既に14時30分。
雲ですっぽり覆われていたけど、
ここまで来てはなんだし…と思って、サササと登って、サササと下りてきました。
レンタカーじゃなければ、時間にもっと余裕があれば、反対側に行きたかったんですがねー。
その日は、旭川市内で泊まりました。
22日 十勝岳
旭川を出発して向かったのは、十勝岳。
この日も曇りのパッとしないお天気。
望岳台とは名ばかりで、やはり白い霧に包まれていたのでした。
ここでも、旭岳同様、ここまで来たのだからと登りました。
ガレ場の何にもない道で、本州とは全く趣が違います。
景色は良いんだろうけど、天気が悪くなったら遮るものが全くないんだろうなあ。
やはり、数日前に起きた遭難事故のことを思い出します。
稜線に出ると、恐ろしいことがっ!
雷です。
ものすごく遠いところだったのですが、間違いなく自分が避雷針になりそうな勢い。
最後のほうは硫黄の臭いも手伝って怖くなって、荷物を全部デポして頂上へ向かいました。
そんな中、気にもかけずに登っている人もいて…。
昨日同様、サササと下りてきました。
下りる途中で、厚い雲が美瑛岳を覆いはじめ、雷の音の間隔が急に短くなった時はかなり焦りました。
それでも、登山口に近づくにつれて、天気が好転し、ちょっとだけ青空も見えるようになりました。
この日は、小樽市内に泊まりました。
23日 後志羊蹄山
小樽を出発して向かったのは京極。
この日もあいにくの天気、京極コースの登山口の近くにある駐車場に車を停めて出発です。
1合目、2合目…と標識はしっかりとしているのですが、いかんせん、連日の雨のせいか、ぬかるんでます。しかも、眺望は一切なくて、ずーっと森林帯の中。
稜線に出たものの、白い霧の中…。
結局、3日連続、サササ・サササで終わりましたとさ、めでたし、めでたし。
じゃ、ありません。
その日は、洞爺湖温泉に宿泊しました。
夜は、近くの定食屋さんで、ホッケ定食を食べましたが、まじうまーでした。
24日 新千歳空港から本州へ
洞爺湖を出て、支笏湖を回って新千歳空港へ向かいました。
レンタカーも返すとき、給油と洗車をしましたが、
林道や雨道続きでどろっどろ。
洗車してもらって気がついた。
この車、黒だったんだー(笑)
やっぱり北海道は良いなあ。
今回は、ほんのちょっとだけだったけど、また、機会があったら行こうと思いました。
今度はフェリーとかがいいなあ。
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