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Yamareco

記録ID: 1301382
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ハイキング
甲信越

越後阿寺山は越後三山の展望台

2017年11月03日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
3.1km
登り
1,019m
下り
0m

コースタイム

日帰り
山行
8:10
休憩
0:00
合計
8:10
6:50
220
スタート地点
10:30
270
15:00
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
登山口までの川原が迷いやすい。
なんだかんだ七時前の出発となる。
霧を危惧していたが杞憂でした。
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なんだかんだ七時前の出発となる。
霧を危惧していたが杞憂でした。
車両進入禁止のロープをくぐって間もなく、道は右に曲がる。が、ここは曲がらず川沿いに進む。広く刈り払いされたルートを進むと川原に出る。
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車両進入禁止のロープをくぐって間もなく、道は右に曲がる。が、ここは曲がらず川沿いに進む。広く刈り払いされたルートを進むと川原に出る。
最初に出くわした流木。
近くの手頃なのを拾って杖にする。
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最初に出くわした流木。
近くの手頃なのを拾って杖にする。
上流を目指したら堰で行き詰まり、引き返すはめに。正規ルートは右の石積みの上なのでした。
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上流を目指したら堰で行き詰まり、引き返すはめに。正規ルートは右の石積みの上なのでした。
正面から登るのは危険。
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正面から登るのは危険。
堰の上から。右を進みます。
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堰の上から。右を進みます。
激速。水車で発電して下さい!
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激速。水車で発電して下さい!
細く頼りない木橋。最初の難所かもしれない。
細く頼りない木橋。最初の難所かもしれない。
川原に降りてしまい、ルートを見失い、戻って上に登る。ここが高巻きでした。
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川原に降りてしまい、ルートを見失い、戻って上に登る。ここが高巻きでした。
短い梯子を降りてジャバミ沢に向かって進みます。
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短い梯子を降りてジャバミ沢に向かって進みます。
やっと登山口に。二度も膝に激痛が走りましたが、ええいままよと進みます。すぐに崩落箇所あり。またルートどりを誤り、有り得ない急坂を登り、タオルを無くしてしまう事態に。自分にやれやれだぜ。
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やっと登山口に。二度も膝に激痛が走りましたが、ええいままよと進みます。すぐに崩落箇所あり。またルートどりを誤り、有り得ない急坂を登り、タオルを無くしてしまう事態に。自分にやれやれだぜ。
1時間ほどでブナ林の御褒美地帯に。ここまでが長かった。
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1時間ほどでブナ林の御褒美地帯に。ここまでが長かった。
高倉山方面。こちらはまだ陽が当たらず。
高倉山方面。こちらはまだ陽が当たらず。
美林です。
清々しい。これがなくては登る甲斐なし。
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清々しい。これがなくては登る甲斐なし。
やがて八ツ峰の気配。
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やがて八ツ峰の気配。
海底隆起したそうな。
魚沼の信仰となり、酒になり。
海底隆起したそうな。
魚沼の信仰となり、酒になり。
9時4分、私の日の出。
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9時4分、私の日の出。
ここでいいのか、このルートかと絶えず自問自答していく。
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ここでいいのか、このルートかと絶えず自問自答していく。
雪にカモシカの足跡あり。ブナ林でも谷を降りていく気配あり。
雪にカモシカの足跡あり。ブナ林でも谷を降りていく気配あり。
苔の精霊です。
阿寺山頂です。すみませんが向かいません。
阿寺山頂です。すみませんが向かいません。
少し下ったところに点在する池塘。茶色だったり、白濁していたり、澄んでいたり。
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少し下ったところに点在する池塘。茶色だったり、白濁していたり、澄んでいたり。
振り向けば巻機山。裏巻機山は今年もお預け。
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振り向けば巻機山。裏巻機山は今年もお預け。
三山はなかでも中ノ岳がよく見えます。見る度に圧倒されますね。
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三山はなかでも中ノ岳がよく見えます。見る度に圧倒されますね。
平らな私の好きな丹後山。
中ノ岳の五合目、雨量観測小屋が見えています。
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平らな私の好きな丹後山。
中ノ岳の五合目、雨量観測小屋が見えています。
かつての縦走路。真夏は避けたい。
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かつての縦走路。真夏は避けたい。
草紅葉に軽薄登山者の影。
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草紅葉に軽薄登山者の影。
風雪に横たえたのでしょうか。
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風雪に横たえたのでしょうか。
ぐしょぐしょで大の字作戦ならず。
ぐしょぐしょで大の字作戦ならず。
阿寺を後に五竜岳方面へ。
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阿寺を後に五竜岳方面へ。
と思ったら道迷い。引き返してどうにか正規ルートに。
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と思ったら道迷い。引き返してどうにか正規ルートに。
逆さ入道に挑戦。
八ツ峰と入道岳、右端に五竜岳。三山をぐるりと見渡せるここが本日の山頂。
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八ツ峰と入道岳、右端に五竜岳。三山をぐるりと見渡せるここが本日の山頂。
ここからの中ノ岳は格別なのです。きょうのために雪化粧してくれた、ような。
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ここからの中ノ岳は格別なのです。きょうのために雪化粧してくれた、ような。
また登ろうかどうしようか。
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また登ろうかどうしようか。
利根川水源、大水上山。
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利根川水源、大水上山。
丹後山の急登。カモエダズンネ。
避難小屋がかすかに見える。
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丹後山の急登。カモエダズンネ。
避難小屋がかすかに見える。
五竜岳はオカメノゾキのときに。
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五竜岳はオカメノゾキのときに。
紅葉は終わり。
谷が沈黙を集めて水音を奏でる。
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谷が沈黙を集めて水音を奏でる。
オカメノゾキとその向こうの越後駒ヶ岳。
グシガハナにも参りたい。
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オカメノゾキとその向こうの越後駒ヶ岳。
グシガハナにも参りたい。
長い休暇が必要ですね。
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長い休暇が必要ですね。
旅人がいるだろうか。
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旅人がいるだろうか。
明日が雨でなければここにひと晩、幕営したのにな。
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明日が雨でなければここにひと晩、幕営したのにな。
シルクロードの次はこっちかい。
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シルクロードの次はこっちかい。
初雪珈琲のお味はグッド。
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初雪珈琲のお味はグッド。
何度も押したくなる軽薄登山者。
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何度も押したくなる軽薄登山者。
サラダスティックの容器にお客様。蠅。
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サラダスティックの容器にお客様。蠅。
出雲先の向こうはいかに。
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出雲先の向こうはいかに。
五龍王大神
お月見しようね。
泊まりたいー泣
これにするか。
ここにしようか。
これでいくか。
こりゃ、イラストだな。
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こりゃ、イラストだな。
シリーズ化はちょっと無理みたい。
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シリーズ化はちょっと無理みたい。
阿寺に引き返します。光溢れ、草紅葉のほうじ茶みたいないいにおいがします。
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阿寺に引き返します。光溢れ、草紅葉のほうじ茶みたいないいにおいがします。
金城山にお別れして気重い下山に。
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金城山にお別れして気重い下山に。
道は悪いです。何度か転びそうになり、
1
道は悪いです。何度か転びそうになり、
叫び声をあげては空を見あげる。
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叫び声をあげては空を見あげる。
八海山もシラケてしまう軟弱ぶり。
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八海山もシラケてしまう軟弱ぶり。
ここも急坂。ときにルートを外れて負担を回避します。
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ここも急坂。ときにルートを外れて負担を回避します。
ジャバミ沢で汗を流す。
左が下ってきたルート。
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ジャバミ沢で汗を流す。
左が下ってきたルート。
紅葉地帯。
なんだか温まりますね。
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なんだか温まりますね。
光の差し込む時間はそう長くありません。
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光の差し込む時間はそう長くありません。
それでも豊富な水のおかげか植物たちは元気そう。
2
それでも豊富な水のおかげか植物たちは元気そう。
もう日暮れが始まっています。
2
もう日暮れが始まっています。
石積みを降りるとここに出ます。
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石積みを降りるとここに出ます。
新開道のブナの森。
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新開道のブナの森。
新緑に紅葉に、季節を奏でるブナの豊かさ。
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新緑に紅葉に、季節を奏でるブナの豊かさ。
さようなら。
また会う日まで。
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さようなら。
また会う日まで。
撮影機器:

感想

祝日の混雑を回避して阿寺山を選びましたが、これがなんともはや誰とも会わず、山を満喫貸し切り独り占め状態で、がっぷりよつで阿寺山と向き合い、格闘乱闘の末の現在の全身筋肉疲労。一筋縄ではいかないハードな山行でした。確かにルートは所どころ解りづらいですがいけばなんとかなります。滑らないように転ばないように御注意下さい。どなたか刈り払い、整備をされている方に感謝を捧げます。

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コメント

晩秋の阿寺山…清々しい展望をありがとうございました!
 阿寺山の山頂大地の景観、昨年の同時期に私も登っていますが、独特の趣が感じられて惹き込まれました…。登山道も不明瞭で、登山道だと思って近寄って歩き出すと、池塘と池塘を繋ぐ水の経路にすり替わっていたり、踏み跡だと思った道筋が池塘周辺を溢れる水草の中に消えていたり…原生の様相に還りつつある静寂の山ですね。枝葉が透ける秋の季節はまだしも、鬱蒼とした夏季には、麓から稜線に出るまで踏み跡を繋ぐのに緊張を強いられる箇所もある事でしょう。私が訪ねた時には熊の足跡が雪の上に点在していましたから、hunnnoさんもどこからか熊さん達に見詰められていたのだと思います。回想するに、池塘周囲の雪の平坦地に、小動物のものと思われる臓物が落ちていました…。その周囲には全く足跡も無く、空からの落し物と察しました。イヌワシでしょうか?。その光景を見て以来、阿寺山は畏敬の念を伴う、本来の「山」として心の中の定位置を得た次第です。
 阿寺山からの中ノ岳・越後駒ヶ岳の展望、アバランチシュートの全貌を此方に向けた表情は壮観ですね!八海山は入道岳が手前に来る分、千本檜小屋側からの眺めよりも随分と柔和に見えます。そう、水彩画ですが、あの八ツ峰岩峰が…入道岳を枕にして昼寝しているお地蔵さん達に見えて可愛かったです。こんな楽園を持ちながら『新潟100名山』にも紹介されず、ヤマレコに「阿寺山」で検索をかけても現れないという阿寺山…私達の過去レコも有るのに。不思議な山です。(長くなりましたが風景を届けて頂き、ありがとうございました!)
2017/11/4 22:55
yama-jun様
 登る前に過去レコを拝見して確認した筈なのに、はい、迷いました。さりながら迷うことも軽薄登山者には必要なわけで、いわばプチ迷いを堪能することができました。あの地塘群を内包する山頂は貴重な存在ですね。あの澄んだ水面に月を浮かべて五龍の神々と酒盛りをするのがひとつの目標となりました。熊さんもカモシカさんもいっしょに。。。それにしてもあの急登はそれなりの覚悟を強いるのでそれなりの御褒美を準備して挑まねば心が折れてしまいそうです。臓物の落とし物はやはり猛禽の補食物、上空で奪い合ったのではないでしょうか。
 入道岳の堂々たる山容は、たとえばこれが日本アルプスであれば百名山なり二百名山なりに単体として入選していたであろうと愚考してしまいます。背景の八ツ峰がいささか品格に欠けているとしても。。。そんな八海山を描いてみたわけですが、ペンで輪廓を描き込んでしまうと絵画というよりもイラストっぽくなってしまうようです。事前に荒沢岳を本の表紙を見ながらペンを用いずに描いてみましたが全体にぼんやりしてしまい、なかなかにむつかしいようです。八ツ峰はたしかに居並んだ地蔵の趣がありますね。合掌。
2017/11/5 15:54
プロフィール画像
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