涸沢〜奥穂高岳〜前穂高往復


- GPS
- 24:27
- 距離
- 46.1km
- 登り
- 2,559m
- 下り
- 2,546m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 7:18
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 9:18
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 7:30
天候 | 11/2 晴れ 11/3 晴れ 11/4 みぞれ(涸沢)〜小雨(横尾) |
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過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
奥穂高から前穂高は先行トレースがあり助かりました。 山小屋営業中のため今年はトレース多数あり。 |
その他周辺情報 | 小梨の湯が便利ですね。(温泉では有りませんが) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
11/2
昨年に続き今年も初冬の上高地から涸沢へ入り、そこでテント泊し今年は昨年パスした奥穂高から前穂高を往復、11/1の夜行バスで上高地入りし、11/2は代休を取ったおかげで好天に恵まれ絶好の登山日和となりました。
夜行バスはなかなか熟睡できなのが難点ですが、上高地に入るときは便利なのでいつも利用しています。連休前は予約がなかなか取れないのですが、直前になると結構キャンセルが出るようで今年も昨年同様キャンセル待ちで根気強くチェックしていると直前で空席がでましたし、乗車すると何席か空きがありました。登山客と一般観光客は半々といったところです。
明るくなったころ(6:00過ぎ)を見計らって出発をするも、かなりの冷え込みで、手袋を通して指先がジンジンと凍え、明神池ではフリースを上に着込むほどで、今回の山行ではこの場所での冷え込みが一番堪えました。
それでも横尾を過ぎ登山道にはいるころになり、日が高く上りだすとかなり気温も上昇、天気も快晴で、数日前に降ったであろう雪もすっかり溶けてしまった登山道は、降雪の中を登った昨年とはかなり様相が異なり、涸沢直前までは、殆んど降雪がない状態でした。
途中から若干根雪が現れたものの、涸沢のテント場は殆んど降雪がなく、場所によっては雪のない場所も多々ありで、年によってかなりの差異を実感しました。
11/3
今日も朝から快晴。奥穂高を目指してザイテングラートを進みます。小屋泊まりの方はそれなりに居るものの、奥穂高を目指す登山客は少なく、本日の一番手の様で、途中下りの登山者2名そして穂高山荘前で2名に会った他は、奥穂高頂上までは誰とも会合することなく到達となりました。
昨年は高々10cm程度の新雪で北穂高への登りに苦労したのですが、今年は雪の量も少なく、そしてトレースもしっかりとあり、労せずに頂上到着となりました。
ジャンダルムを目指し、馬の背まで行ったもの、先行者がないとなかなルートがわからず(踏み後はかろうじて有りましたが)、今回は断念。予定は前穂高で、こちらはしっかりとトレースが有ったので、これを頼りに忠実にトレースしましたが、自分でルートファインディングとなると、体力的に結構厳しかったなと思いました。吊尾根コルから前穂高までは、通常は紀美子平経由となるのですが、先行者トレースは尾根伝いの積雪期ルートを巧みにルートファインディングしていたので、私もほぼこれを頼りに前穂高へ導かれました。
復路は往路を忠実にたどればいいのですが、結構トラバース歩行が多く、またアイゼンが有効な雪質ではなく帰り途中までノーアイゼンで歩行していましたが、アイゼンを着用せずにスリップ滑落でもしたら笑い事で済まされないと思い、鎖場手前にてアイゼンを装着したのですが、やはりアイゼンに纏わり着く団子雪に悩ませれました。
結局奥穂高頂上で、再びアイゼンは取り外しました。
穂高山荘もこの日が最終営業日らしく、最後の宿泊客が数名おられる様でしたが、明日の天気を気にされておりました。悪天候での奥穂高への登り、そして涸沢への下りも大変そうですが頑張ってください。
白出コルからは暫くザイテングラートを下るも、途中よりあずき沢側を駆け降りることができ(とてもグリセード、シリセードをできる雪質ではありません)取り付き点まで下り、そして下部はパノラマコースを下り、我がテントの直ぐ脇に降りて来ました。
11/4
予報通り朝から悪天候となり、涸沢ではみぞれが朝方より降り続く状態。気温が高いため、雪には程遠く雨に近い感じのみぞれのなかテントを撤収。下りると雨との予報の中涸沢を後すると、途中より雨に変わり、このまま結局上高地まで小雨の中の帰路となってしましたが、2日間の晴天に感謝です。
この日涸沢を目指している方も、今日は最悪でも明日は冷え込みは相当に厳しいものの晴天との事ですのでご期待を。
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