ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 130568
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山三山と二週間ぶりの剱岳

2011年08月27日(土) ~ 2011年08月28日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
20:21
距離
24.2km
登り
2,729m
下り
2,747m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

27日 室堂(9:25) → (10:45)浄土山 → (11:10)龍王岳(11:30) → (11:50)一ノ越(12:10) → (13:10)雄山(13:15) → (13:30)大汝山(13:40) → 富士ノ折立(14:10) → (14:32)大走り → 真砂岳(14:45) → (15:50)別山→ 北峰(16:05) → 別山 → (17:15)剱沢キャンプ場 幕営
28日 剱沢キャンプ場(5:40) → (6:00)剣山荘 → (6:25)一服剱 → (7:15)前剱 → (8:40)剱岳山頂(9:05) → (11:40)剱沢キャンプ場 撤収(13:35) → (14:20)剱御前小舎 → (15:30)雷鳥沢キャンプ場 → (16:15)室堂
天候 二日間とも概ね快晴
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往路、立山駅にてケーブル乗車1時間待ちとなる。
前回も同様であったが、JR富山駅よりの大阪行最終のサンダーバードに乗車するには、16:30室堂着としておきたい。
コース状況/
危険箇所等
天候を伺って急遽山行を決定したので、登山届は出発直前、富山県警のHPからDLした書面に記載、登山届専用のメールアドレスに送信して済ませる。
予約できる山小屋
まずは浄土山へ
浄土山登山口ですと。
浄土山登山口ですと。
一ノ越、五色ヶ原方面との分岐
このあたりが北峰ということになるのだろうか。
一ノ越、五色ヶ原方面との分岐
このあたりが北峰ということになるのだろうか。
眼前に龍王岳が。
確か百高山だったはず。ザックをデポして登っておきます。
眼前に龍王岳が。
確か百高山だったはず。ザックをデポして登っておきます。
南峰に建つのは富山大学の研究施設なのだと。
南峰に建つのは富山大学の研究施設なのだと。
一ノ越へ下ります。
雄山山頂あたりはガスがかかっていて判然とせず。
一ノ越へ下ります。
雄山山頂あたりはガスがかかっていて判然とせず。
そのまま雄山へ。
立山登山マラニックというのが開催されていたようで、それらしい扮装の方々がひっきりなしに登ってきます。
そのまま雄山へ。
立山登山マラニックというのが開催されていたようで、それらしい扮装の方々がひっきりなしに登ってきます。
雄山山頂
混雑してます。
でも混雑はここまで。
混雑してます。
でも混雑はここまで。
雄山の先は人の行き交う人がグッと少なくなります。
雄山の先は人の行き交う人がグッと少なくなります。
大汝休憩所
昨年はこちらの方に、14時過ぎているし早く下りないと、と助言されたのだった。
大汝休憩所
昨年はこちらの方に、14時過ぎているし早く下りないと、と助言されたのだった。
このあたりもいわば3000mの稜線となるわけですね。
このあたりもいわば3000mの稜線となるわけですね。
富士ノ折立
そのまま別山方面に向かいます。
そのまま別山方面に向かいます。
大走
昨年はここから雷鳥沢キャンプ場へ下ったのでした。
大走
昨年はここから雷鳥沢キャンプ場へ下ったのでした。
別山に辿りつけるのだろうか、と不安になってくる。
別山に辿りつけるのだろうか、と不安になってくる。
真砂岳
進行方向右手に内蔵助山荘が見えてます。
真砂岳
進行方向右手に内蔵助山荘が見えてます。
北アルプス歩いてるって感じするなあ。
北アルプス歩いてるって感じするなあ。
ちょいと振り返るとこんな感じ。
ちょいと振り返るとこんな感じ。
別山到着時点には、ガスがかかる劔だったが、
別山到着時点には、ガスがかかる劔だったが、
しばらくすると見えてきました。
1
しばらくすると見えてきました。
ならば北峰の方にも足を運んでおこう。
ならば北峰の方にも足を運んでおこう。
剱岳のWatchingには最適な場所ですなあ。
そういう山行を組むのもイイかも。
剱岳のWatchingには最適な場所ですなあ。
そういう山行を組むのもイイかも。
見下ろすと剱沢キャンプ場
見下ろすと剱沢キャンプ場
北峰を後にします。
北峰を後にします。
剱沢への分岐はこのあたりのよう。
剱沢への分岐はこのあたりのよう。
立山ではいたるところで、花の時期を終えたチングルマが見られました。
立山ではいたるところで、花の時期を終えたチングルマが見られました。
from 剱御前小舎からの下りの道との合流地点
1
from 剱御前小舎からの下りの道との合流地点
from 剱沢キャンプ場
from 剱沢キャンプ場
28日早朝、
ううむぅ、頂上あたりはひっきりなしにガスが漂っている。
この度も頂上からの眺望は望めないのか。
28日早朝、
ううむぅ、頂上あたりはひっきりなしにガスが漂っている。
この度も頂上からの眺望は望めないのか。
雪渓を越え、先ずは剣山荘へ。
雪渓を越え、先ずは剣山荘へ。
最初の鎖場
トリカブト
ガスがとれてきました。
ガスがとれてきました。
前剱到着。
2週間前には、ガスに覆われ何も見えなかったので、感動もひとしお。
前剱到着。
2週間前には、ガスに覆われ何も見えなかったので、感動もひとしお。
快晴…(;_;
振り返った先の前剱
振り返った先の前剱
このあたりから岩場が面白くなってきます。
このあたりから岩場が面白くなってきます。
こういうのワクワクしますね。
こういうのワクワクしますね。
平蔵の頭あたり
カニのタテバイ、ヨコバイが見えてきました。
前回はガスに覆われ周囲はうかがえず。
なるほど、こんな感じだったか。
1
カニのタテバイ、ヨコバイが見えてきました。
前回はガスに覆われ周囲はうかがえず。
なるほど、こんな感じだったか。
カニのタテバイは渋滞中、
最後尾につけた私の後は、少し間があいていました。
カニのタテバイは渋滞中、
最後尾につけた私の後は、少し間があいていました。
雄山神社視認できます。
雄山神社視認できます。
雷鳥の親子に遭遇。
何故か親鳥が私の眼前を横切っていきます。
こんな近くで見るのは初めて。
この一事をとっても、無理して出向いてきた甲斐があった。
雷鳥の親子に遭遇。
何故か親鳥が私の眼前を横切っていきます。
こんな近くで見るのは初めて。
この一事をとっても、無理して出向いてきた甲斐があった。
頂上手前、早月尾根との分岐あたり。
滑落事故のことを知ったのは、下山後。
頂上手前、早月尾根との分岐あたり。
滑落事故のことを知ったのは、下山後。
剱岳頂上
本日は快晴です。
1
剱岳頂上
本日は快晴です。
北方稜線方面
下りも混雑している模様。
下りも混雑している模様。
やはりカニのヨコバイは渋滞中
やはりカニのヨコバイは渋滞中
待っている間、ヘリコプターが山頂あたりをひっきりなし飛んでいるのを眺めます。
待っている間、ヘリコプターが山頂あたりをひっきりなし飛んでいるのを眺めます。
カニのヨコバイ
続くハシゴを下りたところで、ツアー登山の方々が詰まっている模様、・・・。
カニのヨコバイ
続くハシゴを下りたところで、ツアー登山の方々が詰まっている模様、・・・。
テントを撤収し退去する頃にはガスまみれ。
1
テントを撤収し退去する頃にはガスまみれ。
雷鳥沢キャンプ場から仰ぎ見る。
充実の山行でありました。
雷鳥沢キャンプ場から仰ぎ見る。
充実の山行でありました。

感想

先々週の剱岳山行はとても面白かったのだが、天候に恵まれなかったことがなんとも口惜しい。
あてにならない天候のこと、ままならぬとはわかっていても、今シーズン中にもう一度、との想いはつのるばかり。

予報によれば、甲信越地方の天候はいまいちの様なので、先の土日も山行を諦めていたが、どうも富山県のかの山域の天候は良好であるよう。
テントや必要な装備はいつでも持ち出せる状態にあるし、食料も問題なし。
行動食は、早朝富山駅にての立山行始発待ちの間にコンビニで調達すれば良し。
アクセスについては、JR大阪駅23:27発のきたぐにに乗車できればOK。
ということで、木曜夜、急遽、剱岳再訪を決意。
剱岳に登ること自体はとても面白かったからね。

先々週同様、一泊二日の予定であるが、今回は初日剱沢キャンプ場へ直行するのではなく、いっそのこと立山三山を巡り、別山から剱沢キャンプ場へ向かうこととする。
別山から剱岳を眺めてみたいし。

昨年の立山山行では、雄山〜大汝山〜富士ノ折立と巡ったものの、終始ガスまみれで眺望は全く悲惨なものだった。
今回はといえば、初日、昼前よりガスは漂うも天候は概ね晴れで周囲の眺望を楽しむには十分、気持ち良い稜線歩きが楽しめた。
しかして、テント泊装備を担いで、浄土山〜雄山〜別山の立山三山経由の剱沢キャンプ場というコース取りは少々きつかった。まあ、昨年は雷鳥沢キャンプ場に幕営してから身軽にして雄山に向かったので、時間的にも三山を巡れず中途半端に終わったのだったが。

最近の山行では天候に恵まれず、夜空を見上げることもなかったが、久方ぶりに満点の星空を眺めて後、就寝。

28日早朝、明るくなるのを待って劔を眺めやるも頂上あたりはひっきりなしに雲が行き交うよう。
今回もアウトかな、と瞬時落胆するも前劔あたりまでは登りゆくごと、それなり眺望が楽しめるはず、出発の準備にかかる。
実際は、そんな想いも杞憂に終わり、登りゆくごとガスは取れ、快晴に。
感涙。

下り往く際、カニのヨコバイでの渋滞待ちの最中、頂上付近をヘリコプターが幾度も飛来しては離れ、また飛来してを繰り返しておりました。
滑落事故があったことを知ったのは帰阪してから。
我が身を顧みて、今後も油断することなくさらに慎重にあるべしと。

晴れていると剣呑な岩場の状態も明確で一層面白みが増すよう。
剱岳は楽しいねえ。
来年は早月尾根のルートからとしよう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1804人

コメント

ニアミスでした
mktsanさん こんにちは

同じ日に剱岳登ってました。時間見ると1時間程度違っていたようでニアミスでしたね。

私は偶然にも落石、滑落事故後に現場を通過し、ヘリで搬送される一部始終を見ていましたが、関係者の方が一様に泣いていらっしゃるのを見て本当に悲しくなりました。

より一層安全登山を肝に銘じようと思いました。
2011/8/30 17:05
sakura0725さん
sakura0725さん
コメントありがとうございます。sakura0725さんは日帰りなんですね。凄い。

何気なく拝見したコメント中、「関係者の方が一様に泣いていらっしゃる」との記述を目にし、私も悲しくなってきました。
帰阪してより、ネットでの同報道に接するにつけ、手を併せて参りました。今あらためて、合掌。
2011/9/3 21:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
剱岳 八っ峰上部 バリエーション
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳点の記コース/剱沢〜長治郎谷〜山頂〜別山尾根 
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら