危！愛鷹山系（須津川渓谷〜大岳〜呼子岳〜鋸岳〜位牌岳〜袴腰岳〜周回）

2017年11月12日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,523m
• 下り: 1,523m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:37
• 休憩: 0:18
• 合計: 7:55

8:21 スタート地点（第一駐車場）
8:20 大棚の滝
8:25 大棚のキャンプ場
8:47 須津山荘
10:29 10:33 大岳
11:35 呼子岳
11:54 割石峠
12:04 蓬莱山
12:37 鋸岳標識
13:30 13:42 位牌岳
13:51 愛鷹山・池ノ平分岐
13:59 一服峠
14:09 袴腰岳
14:38 14:40 第一展望台
15:32 第一展望台登山口
15:38 須津山荘
15:38 大棚のキャンプ場
16:05 大棚の滝
16:15 ゴール地点

天候

晴れ後くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

須津川渓谷、大棚の滝の第一駐車場（30台位？）、狭いけど第二駐車場（15台位）も有り。

コース状況／危険箇所等

大岳〜呼子岳はバリエーションルートで荒れていて藪漕ぎだけでなく、さ呼子岳への最後の急登は危険極まりないです。鋸岳は慎重に行けば何とか歩けます。

写真

11/12 8:21

今日は先日、愛知の宇連山に一緒に登った最近登山にハマっている会社の同僚KK君と愛鷹山系のマイナールートを周回することに！須津川渓谷にある大棚の滝の第一駐車場に車を停めて登山開始。駐車場には地元のおばちゃんたちがボランティアでゴミ拾いのために集まっていました。

11/12 8:21

今日もレオと一緒。まずは約2.5kmの舗装路を歩きます。

11/12 8:22

第二駐車場までは車で来れますが、その先はゲートで進入禁止。

11/12 8:24

大棚の滝

11/12 8:26

大棚荘

11/12 8:44

途中崩落して法面工事中の個所あり。

11/12 8:47

山の神様で産業の無事を祈願。

11/12 8:47

須津山荘

11/12 8:52

須津山荘の右側に大岳への登山口があります。
今回は大岳から右回りで鋸岳周回することにしました。周回の場合、この選択の方が正解です。大岳〜呼子岳の廃道が下りでは危険です。（登りも危険ですが…）

11/12 9:04

大岳までの登山道は下草も刈られており、綺麗に整備されています。

11/12 9:28

急登を登りきると尾根に出て右折。

11/12 9:36

尾根に出ると歩き易い登山道になります。

11/12 9:43

P1014

11/12 9:44

登山道の隙間から位牌岳。

11/12 10:00

紅葉もほぼ終わって落ち葉の登山道がサクサクと気持ちいいです。

11/12 10:00

木の合間に鋸？

11/12 10:03

振り返るとP1014と海が見えました。

11/12 10:07

レオは岩場もお構いなしにピョンピョン跳んで行きます。

11/12 10:20

まだ紅葉が残ってました。

11/12 10:20

位牌岳

11/12 10:23

駿河湾と富士の街。

11/12 10:29

大岳山頂到着。
展望はありません。

11/12 10:31

記念写真

11/12 10:31

KK君も

11/12 10:32

大岳から呼子岳への道は廃道！

11/12 10:32

最初は踏み跡もあり、歩き易いですが…。

11/12 10:33

木の合間に越前岳。

11/12 10:37

しばらくすると藪漕ぎになり、廃道の洗礼を受けます。

11/12 10:38

鋸岳のギザギザ刃が見えます。

11/12 10:39

まさに鋸！ホントに行けるのか心配になります。

11/12 10:44

朝は天気が良かったのに知らぬ間にガスってしまい、富士山が見えたのはこの写真を撮った1回だけ。

11/12 10:51

正面の呼子岳への急登が気になります。

11/12 10:51

鋸岳から位牌岳への稜線。

11/12 10:55

両端が崩れている場所。

11/12 10:56

ここはホントに細いナイフブリッジ。

11/12 11:10

笹薮…。

11/12 11:14

振り返って大岳。

11/12 11:19

やせ細った道を進むKK君。

11/12 11:20

ここはレオを抱いて降りるが大変でした。

11/12 11:21

下から見るとこんな感じ。

11/12 11:24

ここから先、呼子岳までは垂直に近い斜面を登ります。ロープもありますが、非常に危険です。写真を撮ってる場合ではありません。自分はレオを抱っこして片手でクライミングでした。

11/12 11:35

通常の登山道に合流して一安心。呼子岳から大岳へは降りない方が無難です。

11/12 11:35

呼子岳登頂。
ここで昼食。

11/12 11:36

記念に1枚。

11/12 11:36

自分も1枚。

11/12 11:40

大岳

11/12 11:40

急登で時間を要してしまったので今回は越前岳をスルー。

11/12 11:45

稜線は結構寒かったです。

11/12 11:52

谷間から帰りに降りる稜線が見えました。

11/12 11:52

雲の合間から太陽の日差しが海に反射して綺麗でした。

11/12 11:54

割石峠

11/12 11:54

ここから今回のメインイベント、鋸岳に向かいます。

11/12 11:54

その前に割石峠で記念写真。
逆光で真っ暗。

11/12 11:55

KK君も1枚。

11/12 11:58

大岳と呼子岳。（逆光）

11/12 11:59

こっちの方が綺麗に撮れてます。

11/12 11:59

トリカブト？

11/12 12:03

鋸岳に入る前にあるお地蔵様。

11/12 12:04

蓬莱山

11/12 12:04

いよいよ鋸岳に突入。
警告の案内板有り！

11/12 12:05

う〜ん、ノコギリだぁ。

11/12 12:08

レオはここでもピョンピョンと軽快です。

11/12 12:08

いきなりの鎖場。

11/12 12:08

振り返ると斜面を降りるKK君。

11/12 12:10

レオはどんどん行っちゃいます。

11/12 12:11

慎重に進むKK君。

11/12 12:16

凄い切れ込み。

11/12 12:18

またも鎖場。
この後、何回も鎖場やロープが出て来ます。

11/12 12:19

ギャップを乗越します。

11/12 12:20

鎖場をヨコバイ。

11/12 12:22

11/12 12:24

鎖場ばかりです。

11/12 12:24

11/12 12:25

鎖場にだいぶ手馴れてきました。

11/12 12:28

ここでも海に反射した日差しが眩しい！

11/12 12:28

鋸はまだまだ続きます。

11/12 12:29

草の合間を進みます…。

11/12 12:31

11/12 12:37

11/12 12:37

レオが一番乗り、鋸岳の標識。

11/12 12:59

縦走路の途中に林道方面への分岐がありました。

11/12 13:05

鋸の鞍部を乗越して行ったり来たり。

11/12 13:06

ここも鎖のヨコバイ。

11/12 13:06

なかなかアスレチックな道です。

11/12 13:08

鎖にはもう飽きました。

11/12 13:10

何が見えるの？

11/12 13:30

最後の急登を登ると位牌岳に到着。こちら側にも警告の案内板。

11/12 13:31

位牌岳登頂！

11/12 13:31

すみません。縦走してしまいました。大岳〜呼子岳のバリエーションルートを歩いてからだと鋸岳の縦走路もどうってことなく感じます。

11/12 13:31

三角点。

11/12 13:31

11/12 13:33

位牌岳山頂で2人で記念写真

11/12 13:42

そそくさと下山開始。
ここも落ち葉の道が気持ちよかったです。

11/12 13:45

袴腰岳に向かう途中の展望場。

11/12 13:45

なかなかの眺望です。

11/12 13:46

写真を撮るKK君。

11/12 13:46

登ってきた稜線と須津川渓谷。

11/12 13:49

長泉町の最高点の石柱。

11/12 13:49

11/12 13:51

池の平方面との分岐。

11/12 13:59

一服峠

11/12 14:01

袴腰岳に向かう途中、鋸岳がバッチリ見える所があります。

11/12 14:02

ギザギザがすごい。

11/12 14:02

あの稜線を歩いてきたかと思うとあらためてすごい。

11/12 14:09

袴腰岳山頂到着。

11/12 14:09

第一展望台に向かいます。

11/12 14:22

相変わらず、レオは早い。

11/12 14:38

第一展望台は登山道から少し逸れた所です。

11/12 14:39

切り株の上に乗って何とか鋸岳が見えました。
展望台というには少し…。

11/12 14:42

ここを右折して下山。

11/12 15:02

木の上に標識。

11/12 15:02

この標識まで来たら右側の沢に降りずに左側のロープを見つけて一旦登り返します。自分たちは一旦右側に降りてしまい、戸惑いました。

11/12 15:03

このロープです。

11/12 15:18

11/12 15:25

新道？旧道もあるのか？

11/12 15:32

林道に出ました。

11/12 15:33

11/12 15:33

この橋、昭和35年竣工だそうです。

11/12 15:35

沢の水音が気持ちいいです。

11/12 15:38

あとは舗装路をひたすら歩くのみ！
あっという間に須津山荘。

11/12 15:59

11/12 16:03

おぉ！バンジージャンプをやっているではないか！

11/12 16:05

バンジーを真下から見上げるために大棚の滝の吊橋まで降りてみました。

11/12 16:06

大棚の滝。

11/12 16:06

見上げるとバンジーの準備をしているようでした。

11/12 16:07

滝をバックに1枚。

11/12 16:10

跳んだ〜！

11/12 16:10

ビヨ〜ン。
自分にはとても怖くてできません。

11/12 16:15

無事に下山。

11/12 16:15

今回、KK君は藪漕ぎや鎖場で疲れたようですが、自分はそんなに疲れませんでした。

11/12 18:20

帰りは銭湯で汗を流した後、魚河岸丸天（富士店）でいつものブリカマの塩焼を食して帰りました。

撮影機器：

COOLPIX AW100 NIKON

感想

K-MEN75

今日は会社の同僚KK君と愛鷹山系の須津川渓谷〜大岳〜呼子岳〜鋸岳〜位牌岳〜袴腰岳〜須津川渓谷の周回コースに行ってきました。行きの国道1号線では薩堆峠の崩落で通行止めに合うなどしまして少し遅れましたが、無事に登山口に到着。上着無しでは肌寒さを感じました。大岳までは歩き易く整備された登山道でしたが、大岳〜呼子岳まで廃道では藪漕ぎやナイフブリッジ、ほぼ垂直の傾斜の坂道で危険度指数100でした。レオも抱っこしないと行けなかったので大変でした。下りにはとても使えないルートでした。そんな道を登ってきたおかげで鋸岳縦走がそこまで危険に感じませんでした。KK君は鋸岳縦走路の方が怖かったようです。ガスで富士山が見えなかったこと以外は楽しい山行でした。愛鷹山系は色々な登山道があるので今度はどこから登ろうか、天気が良い日にまた来たいです。

コメント

seira_

お疲れ様です！
こんばんは

レオ君、凄いですね！！
岩場もスイスイ越えられて憧れてしまいます。
鋸岳だけじゃなく大岳〜呼子岳の方も危険なんですね！ていうか、そっちの方が危険だったんですね。いつか行ってみたいです。

お疲れ様でした！

K-MEN75

Re: お疲れ様です！
こんばんは。
大岳〜呼子岳は藪漕ぎ有り、痩せ尾根有り、急傾斜有りとなかなかスリリングです。呼子岳山頂手前の痩せ尾根や急傾斜は距離こそ短いですが、慎重に行かないと滑落するので注意が必要です。鋸岳の方はゆっくり行けばどうってことないように感じました。一度、行ってみてください。
あと、レオはホント羨ましいくらいに軽快です！

pixus

いゃぁ、、すごい
呼子廃道お疲れさま、私は一度通ってもう通りたくないです。鋸も甘く見ると落ちます…
この日は愛鷹山山頂で昼寝してました、おかげで風邪ひきました。今度は割石沢登ってみてくださいね。

K-MEN75

Re: いゃぁ、、すごい
pixusさん、こんばんは。
呼子廃道、なかなかスリリングで楽しかったです。富士山が少ししか見えなかったのが残念でした。愛鷹山系はいろんなルート、たくさんのピークがあって飽きさせない山ですね。割石沢は次回登ってみたいと思います。

pixus

Re[2]: いゃぁ、、すごい
ほ、ほんとですか？
すみません、余計なこと書いちゃいました。無理しないでくださいね、安全第一です。

K-MEN75

Re[3]: いゃぁ、、すごい
割石沢を遡上して呼子岳に登って、下りを大岳経由で周回してみようと思います。今年の春に行ってきた鎌薙に比べれは危険度は低いかと…。楽しみです。

pixus

Re[4]: いゃぁ、、すごい
ふ、二人とも何をお書きですか…怖^
呼子 蓬来の地蔵は慰霊碑ですよ…

写真楽しみにしています(笑)

kaikairei

参考になりました!!!
K-MENさん、おひさです
実は数年前から須津川渓谷〜大岳〜呼子岳のルートを歩こうと計画していたのですが、ズルズルと行かぬまま今日に至り、K-MENさんの記録をとても興味深く拝見させて頂きました！
人によって恐怖感は違うようですが、K-MENさんが危険と感じるルートですので、僕も行く時は十分に用心して向かいたいと思います。
とても貴重な記録ありがとうございました!!!

K-MEN75

Re: 参考になりました!!!
kaikaireiさん、お久しぶりです。
最近、急に寒くなってきましたね。
呼子岳直下の痩せ尾根や急傾斜は、普通の人は引き返したくなると思いますが、
kaikaireiさんならただの遊歩道かと…。（今回一緒に登った会社の同僚は、「ホントに行けるの？」って目が点になっていました）自分はレオを抱っこして片手で登ったり下りたりしたりしたので余計危なく感じたのかもしれません。もし、行くなら割石沢から呼子岳に登って帰りを大岳経由で周回も面白いかもしれませんね。