雪の木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから 宝剣山荘テント泊

2017年11月12日(日) ~ 2017年11月13日(月)

• GPS: 14:50
• 距離: 24.8km
• 登り: 2,079m
• 下り: 2,114m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:15
• 休憩: 0:44
• 合計: 8:59

距離 11.4km 登り 1,775m 下り 184m

6:51 桂小場
8:01 8:04 野田場
8:24 横山道分岐
8:37 8:38 白川分岐
9:21 9:25 大樽小屋
9:41 胸突八丁（信大コース分岐）
10:34 10:41 津嶋神社
11:17 11:29 胸突の頭
13:04 13:17 将棊頭山
13:37 遭難記念碑（聖職の碑）
13:58 13:59 濃ヶ池分岐
14:22 14:24 濃ヶ池
15:20 15:21 駒飼ノ池
15:45 乗越浄土
15:50 宝剣山荘

2日目

• 山行: 5:48
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:00

距離 13.3km 登り 338m 下り 1,930m

7:08 宝剣山荘
7:25 7:28 宝剣岳
7:49 8:02 宝剣山荘
8:03 天狗荘
8:17 8:18 中岳
8:23 8:25 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
8:41 8:48 木曽駒ヶ岳
9:05 9:06 馬ノ背分岐
9:57 濃ヶ池分岐
10:15 遭難記念碑（聖職の碑）
10:27 10:32 西駒山荘
10:35 10:59 水場
11:27 胸突の頭
11:40 11:44 津嶋神社
12:26 12:28 胸突八丁（信大コース分岐）
12:37 12:41 大樽小屋
12:59 白川分岐
13:10 横山道分岐
13:19 13:23 野田場
14:05 14:07 桂小場
14:08 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桂小場無料駐車場　土曜日の深夜着で1台のみでした。朝2台来て全部で3台、駐車場はがらがらでした。

コース状況／危険箇所等

危険個所、特になし。ただし、この時期軽アイゼンは必須。

写真

11/12 5:59

日曜日の朝。時期もあるんでしょうが、駐車場に車は全部で3台でした。

11/12 6:42

駐車場脇の登山道入り口から歩き始めます。

11/12 7:01

ふかふか落葉の登山道。

11/12 7:05

ぶどうの泉。軟水かな、うまし。

11/12 8:01

野田場の水場はチョロチョロでした。ここをあてにしていると痛い目に遭いますね。

11/12 8:06

美しい樹林の中を進みます。

11/12 8:36

こんな森の中で落雷？

11/12 8:36

この木に落雷し、川になっていた登山道に電流が流れ被害が広がったとか。樹林帯でも安全とは言えないんですね。

11/12 9:16

大樽小屋到着。

11/12 9:18

中はこんな感じ、十分ですね。

11/12 10:00

思ったより早い段階で雪が。

11/12 10:21

雪が凍結して危ないので6本爪アイゼン装着。

11/12 10:41

あれは・・・北アルプスですね。トンガリはたぶん槍。

11/12 11:03

こちらは八ヶ岳

11/12 11:27

雪がどんどん増えてきました。木が倒れ掛かって歩きづらい。

11/12 11:31

行者岩、往復で40ふんくらいみたいですが・・・今回はパス。

11/12 11:31

御嶽山ですね。来年秋ぐらいには立ち入り禁止も解除されるとか。

11/12 11:37

夏道と冬道の分岐。途中ですれ違ったお姉さん、冬道の途中で敗退して戻ったとの事。夏道の方が良さそうですよとの忠告にも関わらず冬道を行くことに。

11/12 11:43

尾根から山頂を越える冬道。雪に埋まったら直登できるコースなんですが・・・

11/12 11:51

中途半端な雪で、ハイマツの歩きづらい道に。

11/12 12:18

思わぬ苦戦で時間がかかっちゃった。

11/12 12:22

前方には木曽駒ヶ岳。千畳敷から登ったらわからない雄大な姿。

11/12 12:26

樹氷？エビの尻尾？

11/12 12:30

将棊頭山頂に到着。

11/12 12:48

カップラーメンの昼食。

11/12 13:26

夏道と合流して一安心。

11/12 13:31

聖職の碑

11/12 14:07

分岐を濃ヶ池・聖職の碑ルート方面に。

11/12 14:14

濃ヶ池、カチカチに凍っていました。

11/12 14:19

池の上も歩けましたよ。

11/12 14:15

この場所で教師1名、生徒1名が岩陰で雨風をしのぎ生存したんですよね。もしかしてこの場所かな。

11/12 14:52

ここのところ歩いた人はいないみたいですね。踏み跡無し。

11/12 14:53

ときどき徒渉があるんですが、地雷状態。どこまでが地面かわかりません。

11/12 15:02

けっこうな急登。

11/12 15:03

ハシゴもありました。

11/12 15:13

やっと稜線が見えました。あと少し。

11/12 15:16

駒飼の池も氷。

11/12 15:42

あと少しで小屋に。

11/12 15:49

宝剣山荘到着です。小屋はもう冬じまい。週末だけ小屋番がいるときもあるとか。

11/12 16:19

今回は小屋前に張らせていただきました。もちろん2張りだけ。

11/12 16:55

寒いのでテントの中で乾杯。気温はマイナス6度。何度くらいまで下がるのか。

11/12 17:28

冬はやっぱり鍋。

11/12 18:22

ランタンの上で焼酎のお湯割り。

11/13 6:00

朝です。

11/13 6:25

宝剣岳にも朝日が。

11/13 7:05

宝剣岳を目指します。以前雪の時期に来たときは取りつきポイントがわからず敗退したんですよね。

11/13 7:09

今回は踏み跡がはっきりとしていました。一度下って裏側に回り込むんだ。

11/13 7:15

高度感MAX

11/13 7:15

ここはやばい！慎重に。

11/13 7:16

落ちたら・・・

11/13 7:19

リベンジ成功。てっぺんの岩に登ろうかと思いましたが、降りられなくなりそうなので中断でガマン。

11/13 7:21

山頂から千畳敷。真っ白か緑がいいですね。ちょっと中途半端。

11/13 7:21

小屋方面。木曽駒の山頂が見えますね。

11/13 7:33

さあ戻りましょう。

11/13 8:10

小屋から戻ったら木曽駒ヶ岳山頂を目指します。中岳山頂から小屋方面を振り返る。

11/13 8:18

中岳から降りたらさあ木曽駒ヶ岳。

11/13 8:19

頂上山頂とテン場。

11/13 8:34

もう少しで山頂。

11/13 8:38

山頂到着です。

11/13 8:52

山頂からは馬の瀬で戻ります。

11/13 9:15

絶景の稜線歩き。

11/13 10:10

聖職の碑まで戻ってきました。

11/13 10:22

帰りは夏道ルートで。こっちの方が全然ラクチン。

11/13 10:24

西駒山荘到着。

11/13 10:25

冬期は石室が解放されていました。

11/13 11:09

気持ちの良い夏道歩き。

11/13 13:57

ふかふかの落葉を歩いて戻ります。

11/13 14:02

駐車場に戻ってきました。お疲れさまでした。

撮影機器：

RICOH WG-4 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

そーしん

鶴田浩ニ主演の「聖職の碑」という映画は子供の頃に見た記憶が。最近、新田次郎の小説も読んでどうしても伊那から登るこのルートを登ってみたくなったんですよね。実際に中学生が歩いたルートは桂小場の登山口まで19kmあったとか。ボクらは中学生より19kmも先からスタートしたにもかかわらず宝剣山荘到着時にはヘロヘロに。当時の中学生の体力には感心するしかありませんね。しかも、足は登山靴じゃなくわらじだったとか。いや〜ムリムリ。
稜線では冷たい風に吹かれながら、当時の子供たちに思いをはせました。
遭難記念碑も、なぜ慰霊碑ではなく「記念碑」なのかなど、小説を読んでから登ると感じるものがありますね。天気にも恵まれ最高の2日間でした。

よろしければブログもご覧ください。
http://sosin.naturum.ne.jp/e3004223.html