ドラを引き入れてようやく立直。びびり5件つき。(竜門岳-御破裂山)
- GPS
- 07:11
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 1,200m
- 下り
- 1,274m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:飛鳥-(近鉄吉野線)-橿原神宮前-(近鉄橿原線、京都線)- |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部倒木あり。また、滑りやすくなっている箇所あり。通行には支障なし。 |
写真
感想
麻雀を知っている人には有名な話ですし、知らない人にはどっちでもいいことですが、麻雀ではあがった時に持っているだけで得点が2倍になる、ドラという牌があります。このドラとは、ドラゴンの略だそうで、今も昔も龍は非常に力の強い神獣でした。日本でも龍の名前を冠した山は多数あります。私の「京都奈良一周」も一向聴からずいぶん時間がかかってしまいましたが、それを聴牌に持っていく今日の山行きは竜門岳です。
本当は登山口あたりまでバスで行きたかったところ、日曜祝日は運行していないので、やむなく大和上市から1時間ほど歩きます。しばらく舗装または簡易舗装の道が続きますが、突然現れた竜門の滝は、三段または四段とも言えるダイナミックな滝で堪能しました。惜しむらくは光の具合がもうひとつだったこと。
その後山道に入り、途中渡渉しながら登っていきますが、山頂直前がキュートだった以外はなかなか楽しい登りでした。ただ、山頂を目前にして急に風が強くなり、インサレーションとウインドブレーカーを着込むも、山頂は寒すぎて早々に退散。その後三津峠を目指して下山にかかりました。ここから多武峰に向かう途中に鹿路トンネルがあるのですが、後で書くように、灯りも少ないし、車も通らないしでできたら二度と通りたくないトンネルでした。
八井内は、昨年音羽三山に行く時駐車したところで、これでルートは接続でき、まあ今日の目標は達成なのですが、せっかくなので紅葉の名所である談山神社へ。歩いて登って行くと(八井内の交差点に左折1分とか書いてあったのに、ずいぶん登らされて、今日一番しんどかったかも)、全然人に会わなかったのに、駐車場を過ぎた途端わんさと湧いて出てきて、境内は大賑わいでした。
続いて談山と御破裂山へ。それぞれかたらいやま、ごはれつさんと読みます。談山は中大兄と鎌足が大化改新について策を練った山、御破裂山は鎌足の墓があって、日本の一大事に鳴動することが何度もあったとかいう山です。ただし眺望はもひとつ。
その後、飛鳥まで抜けました。昔、小学校の遠足で歩いたはずなんですが、だいぶ印象は違いました。言っちゃなんですが、あまり面白くない。ここは登りに使うべきルートかな。さらに、岡寺、橘寺、高松塚と、中には入らず、横を素通りして飛鳥駅ゴール。岡寺からなら、飛鳥より岡寺駅の方が近いように思ったのですが、Google によれば飛鳥駅の方が近かったようです。
さて、今日びびった点としては。
その1 竜門岳頂上を前にして吹き始めた風が冷た過ぎてあまりの豹変にびびった。
その2 鹿路トンネルは、南側の吉野町の部分では照明もあったのだが、桜井市に入って急に照明が少なくなり、ついには2-300m真っ暗になってしまい、車も一台も通らず、風も冷たく、ほんとにびびった。これ、霊感の弱い私でも怖かったから、洒落ならんです。このレポートを書くのに、ネットサーチしてタイトルを見ただけでさらにびびった。
その3 談山神社を拝観中、小学校の同級生に突然声をかけられてびびった。
その4 御破裂山の鎌足廟の背後に、藤原家の墓と書かれたお墓があったのだが、それがあまりにも今風な墓石だったので、藤原氏の歴史と墓石のギャップにびびった。
その5 これは今回とは直接関係ないが、帰宅後別の観光に出かけたら、あまりの人の多さにびびった(これは別にレポートを書きますが、アップは明日になるでしょう)。
いずれにせよ、これで大和上市からぐるっと奈良・京都・生駒金剛などを経て、吉野駅まで軌跡がつながりました。残りは吉野駅から大和上市の二駅だけで、今日歩こうと思ったら全く無理ではなかったのですが、最後は滝を見てきたいので、もう一回別の山行きをすることにしました。ただ、いよいよ立直です!
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/1372511
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