西上州:ルート無しのしれいた山&信仰の山金剛萱を歩く
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- GPS
- 16:00
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 651m
- 下り
- 632m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
しれいた山はルート無し。目印らしきものが少々あるが林業用のものとの判別はつかない。基本的には尾根(岩稜あり)歩きとなる。 金剛萱も目印はあるが踏み跡不明瞭。下山時注意。 |
写真
感想
今年の春に四ッ又山と鹿岳に登ったが、そのとき見た山と高原地図に「しれいた山」というひらがな書きの山が近くにあるのを見つけ、気になっていた。ネットで見ると、隣の落沢岳とセットで登られているらしいがルートはなく地図読みの世界のようだ。
とりあえず今日はしれいた山だけを登ってみることにする。
地形図では山頂から東に尾根が延びて南牧川に落ちている。この東端近くの道路脇に車を止め、山に取り付く。
はじめ植林帯の急登で間もなく竹林となった。竹林あたりから傾斜が緩くなり、次第に尾根もはっきりしてきた。
植林帯を抜けるとモミジがきれいに紅葉していたりして気持ちがいい。
尾根は登るに従いイワイワしてきてだんだん気が抜けなくなってきた。
最後に飛び出すようにして山頂に着いた。ピークは二つあり、まずは東峰。西峰へは切れ込んだコルに一旦降り、狭い岩場を登る。ここには残置ロープがあったが古くて危なげなので使わなかった。
西峰のほうが木が少なくて好展望。目の前に四ッ又山と鹿岳が座っていて素晴らしい景色だ。けど足元はスパッと切れ落ちているので超コワい。
しばらく展望を楽しんでから下山。そのまま西尾根を下るが、下り始めは足場の悪い急降下。岩もモロくてあまり踏ん張りがきかず、しっかりした立ち木に掴まりながら下る。
間もなく尾根も落ち着いてきて植林帯となり、途中から南に派生する尾根に入る。すぐに急傾斜の自然林となり、ここのモミジもきれいだった。
尾根が二俣になる地点でランチタイムとし、そこからさらにザレた斜面を下って林道に出た。
車に戻る途中、「宮室の逆転層」という看板があり、ちょっと興味を引かれたので南牧川に下りて地層のお勉強をした。
思ったより早く下山してしまい時間が余ったので、こちらも以前から気になっていた「金剛萱」に行ってみることにして車移動。
青倉川沿いにさかのぼり途中から林道に入る。地形図にはないが山と高原地図には描かれている道で、とにかく車で行けるところまで進む。
林道が分岐するところが少し広くなっていてここに駐車。脇には「山頂」と案内がありそれに従って歩き出す。林道を外れるところにも案内板がありそこから斜面に取り付くが、ほとんど踏み跡はない。テープが所どころにありこれが頼り。
とにかく急な斜面を踏ん張りながら登ると、所どころに古い石像が置かれている。名前からして信仰の山だと思っていたが、やはりそうだ。
辿りついた山頂にもたくさんの石祠や石像が置かれていた。
樹木が少し伐採されていて展望は良い。さっき登ったしれいた山も見える。遠く浅間や武尊も見えた。
しかし、風が強くなってきて寒いので下山することにした。
来たルートを慎重に確認しながら下り、あっという間に車に戻った。
2山とも全く人に会わず、西上州らしいルーファイと静かな山歩きが出来て、満足(^O^)/
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