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Yamareco

記録ID: 1321259
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ハイキング
関東

≪大ナゲシ北稜≫ついに憧れの藪岩魂ルートへ!

2017年11月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:39
距離
7.3km
登り
1,091m
下り
1,084m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:47
休憩
1:58
合計
7:45
7:10
53
8:03
8:25
38
最初の懸垂下降点
9:03
9:24
22
9:46
9:46
60
七の標柱
10:46
10:46
14
11:00
11:19
45
泥ルンゼ
12:04
13:00
43
13:43
13:43
72
14:55
ゴール地点
天候 快晴☀☀
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岩橋付近に4,5台
コース状況/
危険箇所等
後で書きますm(_ _"m)
赤岩橋横の緩斜面にて懸垂下降の講習会の準備をするもっさん先生(笑)
2017年11月25日 06:29撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 6:29
赤岩橋横の緩斜面にて懸垂下降の講習会の準備をするもっさん先生(笑)
まあ生徒は私だけですけど(;^_^A
ヘタレハイカー、懸垂下降初体験!
あれ?初体験のはずなのに、こんなポーズは何度もしたことがあるような?(笑)
まあ生徒は私だけですけど(;^_^A
ヘタレハイカー、懸垂下降初体験!
あれ?初体験のはずなのに、こんなポーズは何度もしたことがあるような?(笑)
先ずは林道を少し戻ります。
2017年11月25日 07:08撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 7:08
先ずは林道を少し戻ります。
くりみ橋の向こう側(北側)から入ります。
2017年11月25日 07:10撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 7:10
くりみ橋の向こう側(北側)から入ります。
植林帯の地味〜な登り。
2017年11月25日 07:44撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 7:44
植林帯の地味〜な登り。
やっと最初の小ピークが近づいてきました!
2017年11月25日 08:00撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 8:00
やっと最初の小ピークが近づいてきました!
右側に展望のいい岩場があり西側の大山などが見えました♪
2017年11月25日 08:03撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 8:03
右側に展望のいい岩場があり西側の大山などが見えました♪
そして前方には野栗沢諏訪山と思われる山が壁のように聳えています(;・∀・)
2017年11月25日 08:03撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 8:03
そして前方には野栗沢諏訪山と思われる山が壁のように聳えています(;・∀・)
で、展望地のすぐ先で早くも懸垂ポイント(◎_◎;)先に下るもっさん先生(笑)
2017年11月25日 08:13撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 8:13
で、展望地のすぐ先で早くも懸垂ポイント(◎_◎;)先に下るもっさん先生(笑)
そしてヘタレハイカーも初の懸垂に挑みます!途中まで鎖場のように下っていったら「あれ!?」っとなってしまいましたが、先生の助言のおかげで無事に下りることが出来ました(^^♪
2017年11月25日 19:48撮影
11/25 19:48
そしてヘタレハイカーも初の懸垂に挑みます!途中まで鎖場のように下っていったら「あれ!?」っとなってしまいましたが、先生の助言のおかげで無事に下りることが出来ました(^^♪
下った岩場とヘタレハイカーσ(゜∀゜ )
2017年11月25日 19:50撮影
11/25 19:50
下った岩場とヘタレハイカーσ(゜∀゜ )
諏訪山への登り途中で立ちはだかった岩。木が多いので登れそうにも思えましたが、ここは安全第一で右へ巻きます。
2017年11月25日 08:40撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 8:40
諏訪山への登り途中で立ちはだかった岩。木が多いので登れそうにも思えましたが、ここは安全第一で右へ巻きます。
巻いていく途中にあった場所。この辺りも登れそうに思えましたが、更に右へ巻きます。
2017年11月25日 08:41撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 8:41
巻いていく途中にあった場所。この辺りも登れそうに思えましたが、更に右へ巻きます。
両側に基部に岩洞があるルンゼに着きました。ここを登ります。
2017年11月25日 08:43撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 8:43
両側に基部に岩洞があるルンゼに着きました。ここを登ります。
こちらは奥の岩洞。けっこう広かった。
2017年11月25日 08:43撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 8:43
こちらは奥の岩洞。けっこう広かった。
ルンゼの登り。
2017年11月25日 08:44撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 8:44
ルンゼの登り。
藪岩はこういうところを登るのが醍醐味だね〜と喜ぶヘタレハイカー(笑)
2017年11月25日 19:50撮影
11/25 19:50
藪岩はこういうところを登るのが醍醐味だね〜と喜ぶヘタレハイカー(笑)
ようやく第三(いや、第一か?w)の諏訪山山頂が近づきました!
2017年11月25日 08:59撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 8:59
ようやく第三(いや、第一か?w)の諏訪山山頂が近づきました!
ととと!巨大サルノコシカケ?発見!
1
ととと!巨大サルノコシカケ?発見!
裏を見ると塗り固められてる感じでまるで作り物のよう!相棒はネズミーランドにありそうと言ってました(笑)
2017年11月25日 09:01撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 9:01
裏を見ると塗り固められてる感じでまるで作り物のよう!相棒はネズミーランドにありそうと言ってました(笑)
野栗沢諏訪山に到着!木祠が祀られています。昔人の信仰の深さに感動しつつ小休止♪
2017年11月25日 09:03撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 9:03
野栗沢諏訪山に到着!木祠が祀られています。昔人の信仰の深さに感動しつつ小休止♪
奉納されている錆びた剣がありました。
2017年11月25日 09:24撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 9:24
奉納されている錆びた剣がありました。
東に進み先ずはこちらのコルへ。この先の小ピークにも何かあるんじゃないかと気になりましたが、ここから鋭角に曲がり踏み跡を辿りトラバースします。
2017年11月25日 09:26撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 9:26
東に進み先ずはこちらのコルへ。この先の小ピークにも何かあるんじゃないかと気になりましたが、ここから鋭角に曲がり踏み跡を辿りトラバースします。
トラバースを終えると小尾根があります。尾根を進むと下降ポイント。ここを下ります。
2017年11月25日 09:32撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 9:32
トラバースを終えると小尾根があります。尾根を進むと下降ポイント。ここを下ります。
下り終えると既に岩場は巻き終えています。後は岩壁の下をトラバースしてコルを目指します。
2017年11月25日 09:35撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 9:35
下り終えると既に岩場は巻き終えています。後は岩壁の下をトラバースしてコルを目指します。
コルにある7と書かれた標柱。
2017年11月25日 09:46撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 9:46
コルにある7と書かれた標柱。
そして進行方向を見るととても登れなそうな岩が立ちはだかっていますが、よく見ると右側には木が生えていて全く安全な巻き道があります。
2017年11月25日 09:46撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 9:46
そして進行方向を見るととても登れなそうな岩が立ちはだかっていますが、よく見ると右側には木が生えていて全く安全な巻き道があります。
その岩は巻いてしまえば通過出来るのですが、岩の上から諏訪山がバッチリ見える気がして登ってみました。思った通り諏訪山の岩壁が見えました〜!
2017年11月25日 09:52撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 9:52
その岩は巻いてしまえば通過出来るのですが、岩の上から諏訪山がバッチリ見える気がして登ってみました。思った通り諏訪山の岩壁が見えました〜!
諏訪山展望岩の上でいつものキメポーズ!ほら〜、懸垂下降の体勢に似てません?(笑)
2
諏訪山展望岩の上でいつものキメポーズ!ほら〜、懸垂下降の体勢に似てません?(笑)
小ナゲシへの登り。
2017年11月25日 10:25撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 10:25
小ナゲシへの登り。
倒木地帯を踏み跡を辿って抜けました。
倒木地帯を踏み跡を辿って抜けました。
倒木地帯を抜けた先の登り。
2017年11月25日 10:35撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 10:35
倒木地帯を抜けた先の登り。
途中から諏訪山が見えたのでパチリ📷
2017年11月25日 10:37撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 10:37
途中から諏訪山が見えたのでパチリ📷
小ナゲシ山頂。何もなかった。そう、何もないところには何もなくていいのです♪
2017年11月25日 10:46撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 10:46
小ナゲシ山頂。何もなかった。そう、何もないところには何もなくていいのです♪
間近に迫る大ナゲシ。
2017年11月25日 10:52撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 10:52
間近に迫る大ナゲシ。
ズームイン!右のピークから行く方が近いけど、あの岩場は登れそうにないかな(;´∀`)
2017年11月25日 10:52撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 10:52
ズームイン!右のピークから行く方が近いけど、あの岩場は登れそうにないかな(;´∀`)
通称泥ルンゼに来ました!
2017年11月25日 11:00撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 11:00
通称泥ルンゼに来ました!
もっさんが先に下っていきます。
2017年11月25日 11:10撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 11:10
もっさんが先に下っていきます。
下り終えて泥ルンゼを見上げる。今回は乾いていて全く泥はありませんでした(^^*)
2017年11月25日 11:17撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 11:17
下り終えて泥ルンゼを見上げる。今回は乾いていて全く泥はありませんでした(^^*)
苔女子が萌えそうな苔がワサワサ(笑)
2017年11月25日 11:38撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 11:38
苔女子が萌えそうな苔がワサワサ(笑)
コルより小ナゲシを見上げる。ネットの記録を見たらこちらからも下れるようです。
2017年11月25日 11:44撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 11:44
コルより小ナゲシを見上げる。ネットの記録を見たらこちらからも下れるようです。
ついに一般道と合流!我々は正面方向から来ました。
2017年11月25日 11:57撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 11:57
ついに一般道と合流!我々は正面方向から来ました。
大ナゲシの山頂直下に来ました。
2017年11月25日 11:58撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 11:58
大ナゲシの山頂直下に来ました。
越えてきた小ナゲシ。ここからだと分かり辛いですが南面には険しい岩壁を擁しています。
2017年11月25日 12:02撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 12:02
越えてきた小ナゲシ。ここからだと分かり辛いですが南面には険しい岩壁を擁しています。
野栗沢諏訪山
2017年11月25日 12:02撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 12:02
野栗沢諏訪山
西側の展望
2017年11月25日 12:03撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 12:03
西側の展望
浅間山方面
2017年11月25日 12:03撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 12:03
浅間山方面
本日のワタクシと相棒
2017年11月25日 12:06撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/25 12:06
本日のワタクシと相棒
二子山
2017年11月25日 12:59撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 12:59
二子山
毘沙門山(白石山)
2017年11月25日 12:59撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 12:59
毘沙門山(白石山)
赤岩尾根
2017年11月25日 12:59撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 12:59
赤岩尾根
直登ルートを下降
2017年11月25日 13:10撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 13:10
直登ルートを下降
大好きな両神山。狩倉尾根に早く行かなくっちゃ!
2017年11月25日 13:39撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 13:39
大好きな両神山。狩倉尾根に早く行かなくっちゃ!
赤岩岳
2017年11月25日 13:41撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 13:41
赤岩岳
大ナゲシ
2017年11月25日 13:43撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 13:43
大ナゲシ
赤岩峠に到着
2017年11月25日 13:44撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/25 13:44
赤岩峠に到着

感想

敬愛する打田0貉瓩自著「藪岩魂」で紹介している大ナゲシ北稜ルート。
本書中最難関と書かれていて私みたいな素人には無理だと諦めていました(笑)
いつか行けたらいいなくらいにボンヤリと憧れて続けていたのですが、
今回なぜか何でも来いなエキスパートのもっさんにお誘いいただき♪
思いがけず憧れのルートにチャレンジ出来ることになったのでした!(≧▽≦)

約束した日が近付くと不安で不安で、断ろうかとも何度も考えました(笑)
だって懸垂下降なんて一度もしたことがない本当の素人なんですよ?
きっともっさんに多大な迷惑を掛けてしまうという思いも強かったんです。

しかし指導のうまさのおかげで最初の懸垂ポイントを無事にクリア!
たった一回出来ただけですっかり自信がついてしまったのでした(笑)
その後もしっかりした下調べのおかげで快調に進むことが出来ました。
一番心配していた諏訪山からの50m懸垂も巻き道で難なく回避成功♪
次に現れる大岩を巻いて通過した後、登らなくてもいいのに行ってみたら、
諏訪山の岩壁を間近から眺めることが出来て思わず歓声をあげちゃいました!
ちょっと赤岩尾根の1583ピークに似ていてとてもカッコよかった。
ここにはぜひ立ち寄ることをオススメします(*^^)

小ナゲシからの下降は打田さんが使った通称泥ルンゼを懸垂下降。
今回は天候に恵まれ全くドロドロはしておらずとても快適でした♪
コルに立つと小ナゲシは南側に険しい岩壁を擁していることに驚きました!
(この岩壁は残念ながら大ナゲシの方からはよく見えません。)

大ナゲシ山頂に到着すると二人組の登山者が展望を楽しんでいました。
写真をお願いしていつものポーズを決めて撮ってもらうと、
そのポーズは見たことがある気がするとのこと!
どうも私の記録を見てくれたことがあるらしくとても嬉しかったです(^^♪

山頂でゆっくりランチを楽しみ、後は一般道だからと楽勝気分だったのですが、
意外にも歩きにくいコースでちゃっちゃかとは下れませんでした(>_<)
過去二回下っているのにすっかり忘れていましたよ(笑)

今回の山旅は今年一番と思える最高に楽しいものでしたヾ(o´∀`o)ノ♪
調子に乗った素人は次は妙義相馬岳北稜や桧沢岳北西稜に行ってみたい!
などとリクエストを始める始末(笑)
次回までに登攀装備をしっかり揃えておかないといけません!
なんと今回は全て借り物という呆れたヤツだったのです(笑)

両神山周辺の山域は自宅からアクセスも良く、藪岩バリエーションルートの宝庫としてよく通っていました。

主だったルートは大体登りつくし最後に残ったのが大ナゲシ北稜。打田0貉瓩痢帷岩魂」では収録ルート中最難ルートと紹介され興味はありましたが、何故か今まで赤岩岳方面ばかりで、大ナゲシは一度も登った事が無く、日の短いこの時期の下山に使う赤岩橋へのルートが心配でした。

そんなタイミングで一般ルートから複数回大ナゲシに登っているtora-Zさんが合流してくれた事で、下降ルートは案内人頼みという他力本願(笑)が可能になり今回の山行が実現しました。

懸垂下降さえ安全にこなせればルーファイ核心なコースで、無理やり突破せず弱点を繋げる事が出来れば技術的に特に難しい箇所は無いと思います。逆に難しすぎる事を要求される場合はルーファイミスを疑ってみると良いかと思います。

今回は暗くなってからの行動を避ける為、既に登られている方の情報をかなり入れて臨みました。お陰でルーファイが随分と助かりましたが、藪岩の中にルートを求めて右往左往するのがこのコースの醍醐味とするなら、秋よりも日の長い春に入るのがオススメかもしれません。

小ナゲシ泥ルンゼからの懸垂下降の開始点は、事前情報で青い残置細引きからだと50mロープで若干足りないそうなので少し降って開始しました。赤い細引きを残置しましたが、樹が涸れかけている様子だったので今後使う方は要確認でご使用ください。50mロープで良い感じの所まで降れます。

懸垂下降後ラストコルへ向かう際、事前情報から外れ容易なルートを求め、下から大きく迂回してみました。しかし全然容易にならなかったので、懸垂下降後はラストコル方向へ行けそうな所をつないで行くのが良いと思います。

また、赤岩峠から赤岩橋までの下降は一般ルートではありますが、意外と判り難いところもあり、変に突っ込むと危険な所も多いので明るい内の下山をお進めします。今回明るい内に降りられてラッキーでした。

情報過多のイージーモードで望んだとはいえ、野栗諏訪山へのルンゼ登りや巻き降りのルート等、歩けば納得の合理的なライン。弱点を繋ぎ藪岩の中にルートを見出した先人のセンスにため息がでる程見事なルート取りを追うことが出来、まるで何か芸術的な作品を見た様な満足感を感じました。

藪岩バリハイから沢やクライミングに興味を持って入っていった自分にとって、久しぶりに原点を感じた今回の山行、クライミングや沢からのフィードバックでより安全確実に藪岩を楽しめる手応えも感じ、密度の濃い藪岩山行の一日を楽しむ事が出来ました。

そしてオッサン2人の約束の山(笑)妙義相馬岳北稜や桧沢岳北西稜も今後楽しみです。ってか妙義はゲフンゲフン岩とか登ってる癖に表妙義縦走をした事が無いので、今度tora-Zさんに案内してもらう事にします。


最後に今回mikan335様の記録が大変参考になりました。特に解説入り地図写真のお陰で時間を短縮でき、日の短い時期の安全下山に繋がり助かりました。

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