生藤山〜陣馬山 都県境の尾根を歩く


- GPS
- 08:18
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,196m
- 下り
- 1,399m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 8:18
天候 | 晴れ(時々強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上野原駅 7:54着 神奈川中央交通バス 井戸行きで石楯尾神社前まで(8:10発 8:32着) 下り 神奈川中央交通バス 陣馬登山口より藤野駅(17:13発 17:20着) 藤野駅 高尾行き 17:29発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・石楯尾神社から佐野川峠 集落の中を案内板に従い15分程歩くと舗装路は終わり、生藤山(甘草水)の標識が現れる。 ここから尾根へ九十九折に登る。営林用の道が多数有るが案内が多いので迷う事はない。尾根へ登り切ると程なく佐野川峠に着く。ここまで50分程 ・佐野川峠から生藤山 佐野川峠より20分ほどで甘草水への分岐に到着。分岐から数分で甘草水なので気軽に寄り道できる。 ここにはベンチがあるので休憩に良い。 分岐より三国山まで30分。三国山には熊倉山方面と生藤山方面への分岐がある。 ここにもベンチが設置されており関東ふれあいの道の標識もある。非常に眺望が良い。 三国山から生藤山までは10分もかからないが、少し急な斜面を登る事になる。 生藤山山頂は木々に囲まれ眺望はそれ程では無い。 ここにもベンチがある。 ここをゴールとしても中々楽しいハイキングになるだろう。 ・生藤山から和田峠 生藤山を過ぎると急な斜面が多くなり、樹林下をいくつものピークを越えていく事になる。人もグッと少なくなり静かな山道だ。 この尾根道は東京都と神奈川県の境界線でもあり、茅丸、連行峰を越えると八王子市最高峰の醍醐丸に着く。 ピークは多いが大体巻道が用意されているので先が長い場合はそれを利用した方が良いかもしれない。 和田峠には茶屋と有料駐車場がある。 ここまで車を使えば陣馬山山頂まで僅か20分で至る事も可能。 生藤山から和田峠まで約130分 ・陣馬山から栃谷尾根で陣馬登山口バス停 栃谷尾根は特に危険箇所も無く斜度も急ではないがあまり見所が無い。 しかし栃谷集落に至ると急に視界が開け眺望が楽しめる。山頂から50分弱で下山出来る。 日帰り入浴出来る旅館が幾つかあり、17時くらい迄利用可能。 集落内の道は入り組んでいる。 更にバス停までは20分を要する。 |
その他周辺情報 | 旅館 陣渓園(日帰り入浴 1,000円 タオルやドライヤーなどは無し) |
写真
感想
高峰が雪の世界に突入したし、そろそろ奥多摩や高尾辺りに繰り出そうかな〜と思っていた11月中旬。
友人Aが半年振りに山に登りたいというので山と高原地図をひっくり返し候補を探した。
軽めの登山との要望だったので高水三山か生藤山〜陣馬山縦走にしようと案を出すと友人Aは高水三山に行ってみたいという。
友人Aとの登山は来週になり、今週時間が出来たのでせっかく調べた生藤山に友人B(nameless774)と出かける事にした。
■上野原駅より石楯尾神社へ
生藤山から和田峠への縦走は山と高原地図にも載っている比較的メジャーなコースだ。
陣馬山へは何回も登っているnameless774も相模湖側から登るのは初めてらしい。
自分も高尾山への縦走に陣馬高原下のバス停から歩いた事しかない。
登山口への最寄のバス停の石楯尾神社前を通る井戸行きのバスは上野原8:10発が始発な為、8時頃上野原駅に集合した。
駅は登山者で溢れていたが、井戸行きのバスに乗り込んだのはそれほど多くなかった。20分ほどで神社前に着いたがここで降りたのは自分たちを含め4組10名ほど。
案内標識に従い集落を抜けていくと次第に樹林下の林道へと変わり、15分ほどで尾根へ上がる九十九折の道へ。ここからが登山開始だ。
■生藤山へ
尾根への登りは営林道が交錯し分かりづらいが、案内が多数な為迷わずにすむだろう。
尾根へ上がると直に佐野川峠の標識があり、ここからはなだらかな尾根を進む。
甘草水の分岐へは20分、三国山へは更に30分程、そこから生藤山へは10分と、それほどの距離ではない。明るい尾根道を気持ちよく歩ける。
甘草水への分岐と三国山の山頂の広場、それと生藤山山頂にそれぞれベンチがあり休憩に適している。
三国山と生藤山では富士山もバッチリ見える。
三国山から奥多摩湖へ続く長大な笹尾根はいつか歩いてみたいものだ。
▪和田峠まで
この先和田峠まではここまでのなだらかな道と違いアップダウンが結構あるが、辛いか急ぎなら巻道も充実しているので安心だ。
この尾根道も笹尾根に含まれるのだろうか。神奈川県と東京都の境界線をなす尾根を進む。
生藤山の次のピーク、茅丸がおそらく最高峰で1,019m、連行峰、大蔵里山と越えて八王子市最高峰の醍醐丸(867m)に着く。これ以降は和田峠まで下り道だ。
この区間は行き交う人も少なく静かな山歩きが楽しめる。
やがて車道が現れるとすぐに和田峠だ。
和田峠まではマイカーで来ることが可能で、ゲート手前に有料の駐車場と茶屋もある。
石楯尾神社からたっぷり四時間かかったがそれ程疲労は無かった。
陣馬山へは20分ほどの近さだが、茶屋でしばし休憩を取った。
▪陣馬山山頂から栃谷集落へ
和田峠からは直ぐに陣馬山山頂へつく。
ここのうどんを楽しみに空きっ腹を耐えて来たので記念撮影もそこそこ茶屋へ駆け込む。
うどんにおでん、今日は車で無いので缶ビールも頼んでしまった。
山頂へは13時半前に着けたので計画通りで余裕もある。
陣馬温泉へ入り17時台のバスに乗れれば良いと、山頂で一時間半程過ごした。
15時前頃重い腰を上げ下山開始。
こんなにのんびりした登山は久しぶりだ。
陣馬温泉のある栃谷集落までは栃谷尾根を下る。
陣馬山の登山道で一番歴史があるらしいが、はっきり言って地味だ。
しかし見所もなく面白く無い道だと思い始めた辺りで樹林が切れ、突然栃谷集落と斜面に広がる畑が眼下に現れた。これは中々の感動モノ。
旅館の立ち寄り湯で汗を流し、陣馬登山口バス停に着く頃には陽も暮れていたが、最初から最後まで計画通り、余裕を持って楽しめた。
日が長くなったら笹尾根のロングコースも試してみたいなあ
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