記録ID: 1324285
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
餓鬼岳 〜手強き冬の雄〜
2017年11月26日(日) ~
2017年11月28日(火)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,752m
- 下り
- 1,740m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:59
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 10:33
2日目
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 10:41
天候 | 11/26 晴れのち雪 11/27 くもりのち晴れ 11/28 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最終水場までは沢沿いの不安定なルート。 yokoは初めて歩いたが、高度感のある高巻き×鎖場など、一般道にしてはかなり難易度高めではと感じた(無雪期だとしても)。 10月25日でルート上の橋(の足を置く板や手すり)は撤去されており、雪を被ったスケスケの橋を恐る恐る渡らなくてはならない。 その他も足の置き場に迷うようなシーンもしばしば。(岩場を通過する為の木の板のステップが隠れて見えない等) 沢の渡渉箇所や、沢のすぐ脇を歩くような箇所は足元が凍っていることもあり要注意。 最終水場からは積雪多くスノーシュー着用。ただし段差が大きかったりハシゴもあるので足さばきの面では難あり。 谷の中をしばらく登ったのち左手の尾根に乗るべきタイミングを間違え(本来の取り付きを通り過ぎてしまった)、雪たっぷりの急斜面を無駄にラッセルする羽目に。これが一日目に大きく遅れを取った敗因…。 大凪山(の標識)以降は概ね平坦な樹林帯歩きとなり直線距離を稼ぐ。 再び迎えた急登(百曲がり)は、izshunが空身でラッセルしトレース付け、yokoが後を追い踏み固め、izshunがザックを取りに下って再度登り直すという作戦をとった。しかし空身で付けたトレースを辿っても重ザック背負ったセカンドはそれなりに沈んでしまい苦戦、登りの間izshunに追い付くことは無かった。 山頂下、夏道が小屋に向かってトラバース気味に登っていくところを今回は稜線に向かって直登。ここは比較的雪が締まっており助かった。 餓鬼岳山頂への最後の直登も雪が深い箇所があり、少しの距離に時間を要した。 下山時の最終水場以下、白沢沿いは初日には積もっていた雪が減って岩が露出気味に。凍結しているところも多く登りのときより緊張を強いられた。 |
写真
感想
izshun君が毎年この時期に挑戦している餓鬼岳〜燕岳の縦走。
積雪や天気に阻まれ、過去3度の挑戦はいずれも縦走達成できずに餓鬼岳往復の敗退だそうな(一昨年は剣ズリまで足を伸ばせたようだが https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-776819.html)。
今年こそ!と意気込んで乗り込んだが、今年も!敗退となった。沈。
yokoとしては好天のもと餓鬼岳初登頂ができ、どっぷり雪と戯れて、疲れたけど満足の行く山行であった。
次回こそ燕まで!(あわよくば唐沢岳も)…でもその為にはまたあの恐怖橋を渡らなきゃいけないのよね。。。
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積雪期の餓鬼岳往復お疲れさまでした。
9月に燕岳から縦走し、雨の中、白沢を下りましたが、キツいルートの印象です。特に最終水場から先の桟道やクサリ場はビビリました(笑)。積雪期はこんなになっているんだ、と感心しきりです。でも自分は無理ですね(笑)。
mountain-vugiさん、コメントありがとうございます。
桟道や鎖場、本当に怖かったです。。。
経験者の先導無しでは決して歩けなかったでしょう。
その先のラッセルも体力勝負できつかったですが、天気にも恵まれて達成感はひとしおでした。
今は「しばらくいいや〜」という気持ちですが、唐沢岳ゲットと燕への縦走はいつか叶えたいですね。
約1名この山行でかぜをひいてしまったようですが
けがなく無事帰還お疲れさまでした
とてもきれいなので仕事中についつい見入ってしまった
見終わったので弥生会計の続きやります 笑
いやー、ほんと。生きて帰ってきてよかったって感じです。心臓バクバクでした。
苦労の先に待ち構えていた景色は言葉を失う美しさですね。初の餓鬼岳で見慣れた山なみも新鮮な角度で楽しめました。
わたしもエクセルでぽちぽちやってます。肩凝る〜〜。
先日初めて白沢ルートを歩いてすごくよかったので、色んなシーズンで歩いてみたいなと思い検索していたらたどり着きました。状況次第でしょうけれど、歩けるということがわかったのでいつかチャレンジします!ありがとうございます
yasuyoさん、コメントありがとうございます。
恐怖谷を抜ければあとは楽しい雪山の世界でした!ラッセルはきつかったですが…
レコが上がるのを楽しみにしています。ご安全に〜!
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