一切経山
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,237m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
天候 | ☀のち⛅ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス | レンタカー |
コース状況/ 危険箇所等 |
アイゼンは出番がなかったけど、ワカンはあった方がよかった。 |
写真
感想
前日に仙台空港到着。新潟空港行きの飛行機が大荒れで仙台空港に変更になるほどの冬将軍が到来。雪がちらついていたけど、ほんのさっき降り始めたらしい(・・;)
宮城以北は明日の天気はよくないらしいので、未踏の一切経山に向かうことにした。
去年までは登山禁止だったらしいし、スカイラインが開通してさえいればなんてことなく登れるお山。シーズンインの冬山としてふさわしい。今こそが旬に思える(^^ゞ
微温湯コースに向かうが通行止めの看板。
少しさまよいながら登山口に到着。青空見えて予報通りのお天気!\(^o^)/
昨日の雪で真っ白になった登山道を登っていくと、イノシシの家族が少し離れた崖下にいて唸られたけど熊のふりして吠え返すと逃げた。
上は合羽、下はミズノのジャージでスタートしたが、足元は笹が登山道にかぶっており、雪まみれになるので下も合羽に着替えて登る(^_^;)
途中からは頭の上まで笹が覆い被さりもう無茶苦茶。ルートもやや不明瞭なとこもあり、もしかして廃道予定?と思うほど(;゜0゜)
吾妻小富士が見える頃にはラッセルも激しく体力消耗。青空でなければ撤退確実な状況だった。なんかロンダルキアの洞窟でブリザードにザラキを唱えられてる気分になってきた(笑)
初めての標識は浄土平まであと700m。しかし、このわずかな距離が長くつらい。ツボ足でははまりまくり、ルートもよくわからないので適当に行く。スカイラインが近くなってようやく岩混じりとなり積雪も少なくなった。
冬期通行止めのスカイラインに入り安心してると、バリッと音がする。雪の下にはアイスバーンがあってここでも油断ならない(・・;)
ロンダルキア台地…ではなく浄土平にやっとの思いで到着するも寒い寒い(>_<)
天文台の入口でスキーウェア上下に換装。非常時用に持ってきていてよかった…(-_-;)
浄土平は雪原と化し、木道がなんとかわかる程度。標識とコンパスで方向を定めて歩く。
尾瀬ヶ原で残雪期に木道にはまりこみ亡くなった人がいたことを思い出す。こわい(+_+)
そして、寒い。指先がちぎれそう。今日はミトンも必要だった(>_<)
手荒れでつけていた絆創膏を剥がすと少しましに。今年、大佐飛山で得た経験だけど、雪山で絆創膏はやはり致命的らしい。
浄土平の最終看板にはガスで危険なので登山道を歩けと書いてあるが、全くわからない(ToT)
適当にルートを見定めて進むがズボズボ。アイゼンは背負ってきたが、ワカンは車においてきた。痛恨の一撃…ではなく痛恨のミス(>_<)
火山のおかげで地肌が露出してるとこまで来るとなんとかいけそうな気配。
ザックのデポをしたかったが、ルートに自信がなく、帰りに遠回りになるのもいやなのでできなかった。
半分ほど登ったと思われるところでようやく本来の登山道がつかめたのでデポし頑張って登る。
やっとの思いで到着したほこら…いや、分岐はすぐそこだと思っていた山頂の約90度左が山頂であると示しており、ショックで倒れそう(@_@)
でもタイムリミットと考えていた12時半には間に合いそう。そして意外に近かった山頂に近づくといかにもなケルンが見える。
山頂に到着した達成感は最高潮!空気大感謝塔!やはり苦労を乗り越えた喜びは大きい(笑)
なにより吾妻小富士が素敵すぎる。まるで月面にでもいるみたい。
ぜひ登っておきたいと下山にかかる。
上から見ると浄土平の最終看板までのルートは一目瞭然。下からはあんなにわからなかったのに。
小富士の登山口に着くとコースタイムは1周1時間と書いてあり、間違いなくもっと短時間でいける気はしたが帰りのズボズボが憂鬱だし行きと同じような時間がかかったら日没する。
なんか疲れてるし、紅葉が素晴らしいとゆう秋にドライブで来たらいいやん。いや、ここで登っておかないとまたいつ来れるかわからないよ。秋はまた栗駒山に行きたいんじゃなかったん?と天使と悪魔の駆け引きも始まったが、ここで転倒。ダメージを食らってテンションが下がり帰ることにした(^_^;)
帰りに小富士の裾を歩いていた時に感じたが、一周せずとも山頂からここにダイレクトに下りれそうに思った。多分、浄土平よりはきつい思いをしなくてすみそう…。
微温湯温泉は残念ながら冬期閉鎖だったけど小川が温いので建物の裏にまわるとコンコンと湯が湧いていた。
草についた水飛沫も氷筍みたいになっていた。
しかし、登山で足をつったことなんか今まであったかな〜??それほど負担がかかっていたということか…(;゜0゜)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人