安達太良山 「この上の空がほんとの空です」
- GPS
- 04:23
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 781m
- 下り
- 776m
コースタイム
天候 | 快晴(てんくら大当たり!) 山頂:強風、体感温度ー10℃以下 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
あだたら高原スキー場駐車場 300台駐車可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
奥岳登山口〜薬師岳展望台:つぼ足でもなんとか 薬師岳展望台〜安達太良山 : 12本爪アイゼンで快適歩行 安達太良山〜くろがね小屋 : 12本爪アイゼンで快適歩行(くるぶしラッセル) くろがね小屋〜奥岳登山口 : つぼ足 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
日本百名山51座目は、福島まではるばる遠征して安達太良山に登ってきました。
当初は、ロープウェイやリフトを利用してアサギマダラの舞う時期に西吾妻山と安達太良山をセットで1日2座登るつもりでいたけど、天候で見送っているうちに季節は秋になり冬になり、それでも11月下旬頃から車中泊して2日で2座登ろうと虎視眈々と狙っていたが、2日続けて快晴予報の日がなく今日に至ってしまった。このままではどこにも登らないまま年が明けてしまうので西吾妻山はモンスターの時期に登ることにして、安達太良山だけは何が何でも年内の快晴の日に登ろうと決めていた。
てんくらでは1週間前から10日だけは登山指数A,天気晴れマークだったので、これを信じることにし、01:00金沢出発。夜明け前の日本海側の高速は路面も濡れ、小雪がちらつく天気でホントに晴れるのか心配だったけど、西会津に抜けると東側の空は明るく晴れて、東北道から見えた安達太良山は山頂付近にまだ少し雲が纏わりついていたが、9合目までの阿蘇山のような火山的な荒々しい山容をはっきりと確認でき、期待に胸は膨らんだ。
あだたら高原スキー場に到着したら雲一つない快晴で、あとはこの天気が持ってくれることを願って出発。車にはスノーシューもワカンも積んできていたが、アイゼンとチェーンスパイク、GTXグローブ2つとインナーグローブ2つをリュックに入れたら、スノーシューかワカンのどっちかをリュックに付けるの忘れてしまった。結果、トレース(踏み跡)はしっかり出来ておりどちらも特に必要なかった。
それでも昨日までの雪で、くろがね小屋側のルートでは足首からふくらはぎまでのプチラッセルを強いられる箇所があり、薬師岳側から登ってラッキーだった。
日本百名山の深田久弥は安達太良山のページでこの山を謳った高村光太郎の詩を紹介している。
智恵子は東京に空がないと言ふ。
ほんとの空が見たいと言ふ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だと言ふ。
この詩を3年前に知ってから、安達太良山に登るときは快晴の日と決めていた。
そして、3年越しの夢が叶ってホントによかった。
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