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Yamareco

記録ID: 133644
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

志津乗越-女峰山

2011年09月12日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:10
距離
15.5km
登り
1,028m
下り
1,043m

コースタイム

志津乗越 0445-0512
林道ゲート 0529
野洲原林道分岐(1683)0539
馬立 0607-16
(膝を強打0622-26)
荒沢出合 0632
Co.2000 0714-22
水場 0745-52
唐沢小屋 0807
女峰山 0845-0905
帝釈山 0932
富士見峠 1012-19
広場(1899独標) 1102
工事箇所Co.1850 1109
馬立 1118-33
野洲原林道分岐(1683)1154
林道ゲート 1204
志津乗越 1222
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
志津乗越。10台弱可。未明は鹿に注意
コース状況/
危険箇所等
唐沢小屋-女峰山はガレ場落石注意。
女峰山-帝釈山はやせ尾根。
山と高原地図では、もっと進めるように書いてあるが、この表示。
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山と高原地図では、もっと進めるように書いてあるが、この表示。
夜明けの雲海
朝日の男体山
行く手、女峰山
花はこればっかり。あとコガネギクが少し。
花はこればっかり。あとコガネギクが少し。
大真名子山
懸命の努力で崩壊は止まるのか?
懸命の努力で崩壊は止まるのか?
水場。とても冷たい
水場。とても冷たい
男体山と大真名子山。左奥に富士山も
男体山と大真名子山。左奥に富士山も
山頂。日光方面初めての好天
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山頂。日光方面初めての好天
帝釈山。左奥に日光白根。右奥には燧なんかも見えます
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帝釈山。左奥に日光白根。右奥には燧なんかも見えます
男体山、大真名子、小真名子
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男体山、大真名子、小真名子
那須方面
オヤマソバ。稜線で花はこれだけ
オヤマソバ。稜線で花はこれだけ
帝釈から山頂を振り返る
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帝釈から山頂を振り返る
帝釈から太郎山方面
帝釈から太郎山方面
男体山方面ガスがかかり始める
男体山方面ガスがかかり始める
林道といっても上部は廃道
林道といっても上部は廃道
馬立上の工事箇所にこんなものが
馬立上の工事箇所にこんなものが
ガスに覆われたり出てきたり
ガスに覆われたり出てきたり

感想

女峰山は、登山口の標高が高いことから、真夏の山として計画は何年も前からあった。
しかし、日帰りとしては行動時間が長い上に雷の多い地域であり、かつ私の自宅からは交通がやや不便。しかも
駐車場事情が悪いということにより、残していた山である。今は平日休みで、駐車場の問題はないということで
この山を選定した。9月も中旬というのに気温も真夏並であるし。
沼田ICから金精峠越えでアプローチ。平日のこの時間は本当に車に会わない。
広くはないが舗装された志津林道を通って志津乗越到着。2台ほどが駐車。
ここは駐車場所の区画が自然のままというか、不規則である。平日だし一杯にもならないだろうと思って、
暗かったし、適当に駐める。
(山と高原地図では、もっと進めるように書いてあるが、ここから先の乗り入れはご遠慮くださいの表示。
パイロンと棒で塞いであるだけで、悪路に強い車なら進めることは進めるだろう)

日の出前後と思われる時間に出発する。良い天気であり、間もなく素晴らしい雲海や男体山が見えてくる。
しばらく進むとゲートがあるが、施錠はされていなかった。(乗入禁止と表示されている)
野洲原林道分岐(1683独標)、二号橋、三号橋、四号橋とすすむ。左手に大真名子山、行く手に女峰山が見える。
馬立で休んだあと、荒沢出合へ下る途中、何のこともない場所で岩角で膝頭を強打。冷や汗が吹きでるほど(血圧降下?)で、
骨折したかと思った。引き返そうかとも思ったが、歩いてみると大したことはないので、登山続行とした。

さて、それにしても、ここで渡る荒沢にしても、その後しばらく寄り添う唐沢小屋からの沢にしても、
激しい崩壊による大岩累々とした渓相は凄まじいものがある。砂防ダムが連続しているが、
それで果たして止められるのであろうか?
登山道はその沢の右岸側を標高差500m登る。見晴らしも程良くきき、それほど単調でもない。
寄り添ってきたガレ沢を渡ると冷たい水場。程なく唐沢小屋。そのあとしばらくガレ場の登りとなり、これが
なかなかきついが、振り返る景色は素晴らしく、疲れも吹き飛ぶ。
8:45山頂到着。今まで登ったこの方面の山(至仏山以東、皇海山以北。尾瀬散策は除く)は、
2戦2敗の日光白根山を筆頭に、展望に関してはほぼ全滅だったので、360度の大展望は嬉しかった。
これも早朝出発のたまもの。20分ほどして下りにかかるころには男体山の近くに小さなガスの塊が湧き始める。
帝釈山までの尾根歩きは爽快だった。しかし、帝釈山の下りで膝に違和感。先週、妻が苦労していた北八ツにも似た
深掘れした道であり歩きにくいことは歩きにくいのだが。
沢登りで怪我をして本人が痛い痛いと言っているのに多数決で打撲にされ、予定通りの行程をこなして、下りてみたら
やっぱり骨折していた、という話を何かで読んだのを思い出したりした。今回はまず骨折ではないだろうが。

何とかごまかして富士見峠着。時間と天候によって小真名子・大真名子を経由するつもりでおり、帝釈山までは
その気十分だったが、やっぱりこの膝の状態では思いもよらない。
しかし、富士見峠からの廃林道を歩く程度だと全然何ともなかった。1899独標までは完全な廃道(自転車の轍有り)で、
その下はブルの轍があるが、まともになるのは馬立の上の工事場所(トイレ、休憩所有り)あたりから。
馬立からは高湿度の領域に入ったらしく、汗が吹き出る。女峰山も大真名子山もガスに覆われたり、出てきたりを
繰り返している。
志津乗越に着くと、駐車場所は一杯になっていた。富士見峠まで誰にも会わず、林道で上下3名の登山者に
会っただけだったが、考えれば、ここは男体山の最短ルートでもあった。駐車方法が若干雑でスミマセンでした。

帰宅後、押すと痛みがあるので、翌日念のために整形外科受診。骨に異常なし。医者曰く、
これだけ腫れてるんだから、そりゃ痛まないわけはないでしょう、冷やしてください。とのこと。
高速割引目当ての時間調整もあり、下山後、日光湯元で延々1時間半近くも温泉に浸かったのは良くなかったようだ。
9月後半に予定している栂海新道に影響ないことを祈る。
(...っていうか、お盆の餓鬼岳に続いて、たった一ヶ月の間に2回も危ない目にあって大丈夫か?)

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