日光白根山 金精道路閉鎖直前 菅沼登山道より
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- GPS
- 05:33
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 868m
- 下り
- 868m
コースタイム
天候 | 想定外の曇り 更に山頂直前から風強まる とにかく寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最終日直前の休日とあって、道路わきに駐車する車がたくさん。私たちはスコップ持って、果敢に駐車スペースを作って奥へ進入。4WDでも大変でした。登山道は大勢の山行者あり踏み跡バッチリ。それでも予定した五色沼方面はいろいろあって断念しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
今年の納会登山。百名山完登を目指しているわけではないけど、一つ一つ増えていくのは嬉しいものです。8月から月一で百名山を登っているので今年の納会も新しく一座を登っておきたいと思って、yumeさんに相談します。ちょうど行く予定であった奥白根山。それも菅沼から山頂、五色沼コースの周回ですって。あれれれれ、ロープウェイでのピストンでも十分なんだけど、まぁお供させてください。天気予報もまずまず、されど、新潟方面お天気が悪いそうなのでちょっぴり心配でした。案の定出発する時から小雪が舞う状態です。あ〜あ、これはhagureさんが参加されないのでお天気に見捨てられたかな?ひとまずここまで来たので登るしかありませんね。それにしても菅沼登山口は満車状態です。それでもスコップを持ってきたので、雪かきをして駐車場確保。備えあれば患いなしでしょう。
出発がだいぶ遅くなってしまったので心配ですが、yumeさんは6度目の奥白根、いろいろコースを知り尽くしているようです。今シーズン初のアイゼン歩行。感覚を取り戻すまでしばし時間がかかります。それでも踏み固められた冬道は岩ゴロの夏道より歩きやすいですね。なんだかんだコース設定どおりの時間をかけて弥陀が池へ到着。時折山頂が見られるのでテンション上がります。しかし、風も強くなり、防寒不足の指先が大変なことになっています。手袋を重ね指を動かしながらひたすら進みます。途中から強風になり、設置不十分のスノーシューが風邪であおられます。どうにか風の少なくなったルンゼに到着。ここの登りからまた風が強くなりそうです。数人が登るか登らないか迷っているのか?降りてくる人を待っているのか?休んでいます。私どもも降りてくる方を待って進みますが、なんとここで大きなアクシデント発生。(自粛)風は強まるw、それでも山頂は踏みたいw、で様子を見ながら再出発。手前のピークから見えた山頂はとても神々しく見えました。いよいよ山頂!と思っていたら、お一人の方が…(自粛)、降雪のおかげでいろいろなトラブルが発生しますが、最小限の状況でホット胸をなでおろします。山頂到着時には繰りますの装飾品を手にした方がとても丁寧に写真撮影をしてくれました。感謝感謝です。普段自分の写真は撮らないのですが、あまりの厳しさ、厳重な装備のため顔判明もできないのでいいか?とにかくいっぱい撮ってもらいました。
少し降りて風の少ない場所に、ちょっと休むと指や体がどんどん低温になっていく感じがします。もはやあるものを口にして、ポットの湯でできるクラムチャウダーをすすって降りましょう。この天候この時間では周回は無理です。ただただ来た道を帰りますが、それすら怪しい感じです。yumeさんこっちにロープがありますよ、こっちに○印がありますよ。といった具合です。先ほどのルンゼ核心部に到着。一歩一歩ストック、アイゼンを確認しながら進みます。この場所は私にとってこれからの山行で忘れえない場所になりました。肝に銘じてこれからも山行続けますね。
あとは一気に下山となりますが、相変わらずの天気で眺望なし。弥陀が池に到着して振り返ってもダメですね。yumeさんは周回できなかった思いを弥陀が池の湖上歩きで紛らわしておりました。全行程歩けなくてゴメンナサイ。また来年チャレンジしてみてください。
弥陀が池からはだらだらの下り坂、アイゼンが時折ズボンに振れるので、少しガニ股に歩いたら踏み抜いて転倒。これまた注意が必要です。ようやく到着したときには、私たちが歩きたかったコースを回ってこられて方がいて、11時ちょっと過ぎは見晴らしよかったですよ!とのこと。・・・
車に戻り出そうとするとスタック状況。でもスコップあるから大丈夫とちょっと掘って、yumeさんに押してもらってクリア。やっぱり二人の登山は安心だし楽しいね。今回もyumeさんに助けてもらいっぱなしです。ありがとうございました。
最初に奥白根山に来たのはもう何年も前の10月1日だった、やっとの思いで登った山頂で一緒になった夫婦に柿のおすそ分けを頂いた、嬉しかったあの味を忘れない、風が強く余りに寒く道標の温度計をみたら2度だった。あれから今度で6度目の山頂だが菅沼口からは4度目、冬山は初めて今までの記憶で厳しいが何とか行けると思っていた。
半月前何度か一緒に登っているN氏から連絡があり、白根に行く予定になり17日か23日が行けそうと言う、17日は天候が悪く23日に伸びたがaoさんが一緒に行きたいとの希望、ところがaoさんは丸沼口からロープウェー経由でと思いこんでいたようだが、ロープウェーが実際動いたのは当日の23日から、それ以前に登る人は皆無だ、いくら楽なコースとは言えトレースが無い深い雪は大変過ぎる、元々私とN氏は菅沼口と思っていたのです。aoさんは忘年山行で丸沼口からワイワイ行きましょうと登山計画を載せたので、あれれーと 困ってしまった。
仲間に申し訳ない事になってしまったがaoさんとN氏と私で行く事になった、朝になりN氏から風邪で行けないメールが入り、aoさんと二人気楽な山を期待したのだが菅沼登山口道路には路駐が連なり驚く、駐車場は半分位開いているが雪が深く、スコップで一汗かいて除雪して駐車する。最初からアイゼンを付けて、ピッケル、ワカンを持って歩き出す、少し歩いてからaoさんピッケルを忘れた事に気が着くが、まぁ大丈夫だろうとスノーシューのみ持って登り始めた、雪がいっぱい踏み固まって岩が隠れ歩き安い。1時間半で着くだろうと思った弥陀が池まで2時間、歩き出しも50分遅かったが楽勝で山頂を踏めると思っていたが甘かった。晴れ間が見えていたのにガラ場から最後の岩場からは完全なガス状態、ほとんど見えない、気を抜かい無いように確かめ望むがルンゼで大きな声がして見たら何という事かaoさんがトラブっていた、幸い怪我がなく人安堵、厳しい最後の岩場から山頂が見え、何とか登頂する、年賀はがきの写真を撮るんだとメリークリスマスのタイトルを持った若い人に写真を撮ってもらった。
風を避けて少し食べて下山しようと思ったら10人位いた山頂には誰も居なかった、下山もガスで道が不鮮明、何とか岩場を辿ってルンゼ下で少し安堵、尚も強風の斜面を身を縮めて降り弥陀が池に着いた、池の上に大きいテントが二張りあった。勇気を出して池の上を歩いてみた、残りの下りを歩くと青空がいっぱい見えて何で今頃になってと恨めしい青空だった。思っていたよりずっと大変だった菅沼口からの1日に何とか無事に戻れ深いため息を二人で吐いたのでした。
コメント
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お二人様お疲れさまでした。
さすがベテラン
こんな寒い日でも登ってしまうんですね。
眺望はダメだったでしょうが霧氷がとてもきれい
これだけで充分でしょう。
無事下山おめでとうございます。
iiyuさん こんばんは。
いつも コメントありがとうございます。
いやー寒むかったですね、ガスで何も見えず谷川岳ももっと悪い日が多いですが初めての仲間にいい眺望を見せたかったのですが仕方ないです。まぁ無事下山できたので良かった良かったです。応援ありがとうございます。
iiyuさま、こんばんは。
yumeさんへのコメでしょうが
わたしからも返信させてください。
「無事下山おめでとうございます。」
ありがたや、ありがたや。
まさに強風の雪山はこの一言に尽きます。
ベテラン?いやはや、無謀との紙一重かもしれません。
こうやってコメをかいているだけで
今回の山行の喜びをかみしめております。
夢さん、aoさん
頑張りましたね。まさか行ってるとは思いませんでした。同じ日、奥利根山歩きのtomoさんも入っていたようです。
このコース、山頂手前の岩場が危険て聞いているので入るのは止めています。
夢さん達の挑戦には感服してしまいます。
天気、予報に反して悪かったのですね。
無事に帰還できて良かったです。お疲れ様でした。
yasubeさん こんばんは。
思っていたより大変でした、ピッケルを忘れたのとスノーシューをしっかりザックに付けておかなかったので風に煽られ気を使った時に滑ったようです。装備をしっかりしていれば問題なく登り下り出来ます。下山時はaoさん前を向いてストックをつかって1歩1歩着実に降りたので大丈夫でした、あそこを前向いて雪の時期下ったのは多分aoさんだけでしょう
私はピッケルを降りでは使いましたがやっぱり安全ですね。
天気がねー、aoさんに日光白根の景色を全部見せたかったです。難しいですね。
あの10m落ちた人も怪我が無くて我々も無事で本当に良かったです。
yasubeさま、コメありがとうございます。
遠距離で行った山行はどうしても無理してしまいますね。
まさかの悪天候、きっと地元の山なら
即下山でしたが…
いやはや、天気予報だけではあてになりません。
AOさん、大丈夫のようでやれやれでした。
行かなくてよかったかな。凍えていたかもしれないな。もう2500mは真冬だね。でも写真きれいですよ。このコース、最初に歩いたコースだけど記憶にない。写真楽しんでいますよ
hagureさん こんばんは。
多分想像で途中で待っていると言う姿が見えたので、悪いですが誘いませんでした、すみません。弥陀が池の辺の寒さは耐えられそうでも有りますが、上部は風がすごくて無茶苦茶寒かったです。なにより無事下山がなによりでした。
おはようございます。hagure様
天気予報が全く外れちょっと残念でしたが、
これが冬山なんですね。
待っていたらきっと凍っていたかもしれません。
グローブの防寒対策がさらに必要であることを痛感しました。
来年の初コラボは、天城&丹沢辺りいかがでしょう。?
いろいろにぎやかな忘年山行でしたね。新年はよろしですよ。しらびそ小屋のコーヒー・・・
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