焼岳、西穂高
- GPS
- 28:00
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,848m
- 下り
- 1,847m
コースタイム
-13:40焼岳小屋-14:40割谷山-16:50西穂高山荘(泊)
6/18 6:10西穂高山荘-6:50独標-7:40-8:00西穂高山頂
-8:40独標-9:20西穂高山荘-11:50上高地
天候 | 6/17 晴れのち時々曇り 6/18 晴れのち薄曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・この時期、焼岳小屋から西穂高山荘までの稜線は、ところどころ残雪があり、 一部、トレースが不明瞭になっている箇所あり。 ・西穂高山荘から西穂高山頂までのコースは、雪はなかった。 ・西穂高山荘から上高地の下山ルートは、迷い沢付近に残雪あり。 |
写真
感想
【山行No 213】
※ 前日、名古屋で仕事があったので、仕事が終わり次第、
松本に移動して、松本のビジネスホテル泊。
6月17日(土)
・松本6:30の松本電鉄で出発、新島々からバス
8:10-20 上高地
・今日は、梅雨にしてはなかなか良い天気で、残雪の穂高連峰がすがすがしい。
8:50 林道分岐
・ここから焼岳への登山道に入る。
まさに眼にまばゆいばかりの新緑。
鳥はキビタキの声が結構多い。
そのほか、エゾムシクイ、ルリビタキなどのさえずりが聞こえた。
10:50-11:00 焼岳小屋(新中尾峠、標高=2050m)
・のどかな感じの草原のコル。はるかに遠く乗鞍岳も見える。
・ここで気付いたが、腰にひっかけていた双眼鏡が、いつの間にか
ケースから抜け落ちており、もぬけの殻。。。アーア
・ここからは焼岳に向かい、ガラガラの赤茶けた岩屑の道を行く。
上空はアマツバメが、びゅんびゅんと音を立てて飛び交っている。
12:00-20 焼岳山頂(標高=2400m、気温=16℃)
・最高点は登山禁止なので、標識のある山頂部で休憩。
登りの最中にはあまり人に出会わなかったが、ここには結構人が多い。
持ってきた缶ビールを飲んで、ゆっくりした。
だいぶ雲がわいてきて、展望は、上高地付近が少し見える程度だった。
13:40 焼岳小屋
・ここより、西穂高への稜線のルートに入る。
急に人影は少なくなった。入口には「この道 6月まで危険」と怪しげな標識があるが、かまわず進む。
・道は樹林帯のなかで、静かすぎるほど静かな道。
しかし、耳を澄ますと、鳥の声はいろいろ聞こえる。
メボソムシクイ、ルリビタキ、コルリ、ウグイス、ホトトギス、ツツドリ、ミソサザイなどなど。
14:40 割谷山;登山道は山頂部を巻いていた。
15:30 槍見台;ここは頂上部を通るが、平らでなんということもない場所。
・ここからさきは、稜線がだらっと広がり、残雪も多く、道がわかりにくい。
確かに「6月は危険」というべきか。踏み跡もはっきりしないが、
なんとか踏み跡らしきものをたどって進む。
16:50 西穂高山荘着
・やっと到着できてほっとした。
1980年代にも一度きているが、その後、火災で焼失し、1990年に再建された
とのことで、こぎれいに生まれ変わっていた。
今日は登山客もそんなに多くなく、7畳の部屋に4人。
夕食もおかずが多く、よかった。
6月18日(日)
・同室の人がゴソゴソとするので目を覚ますと、5時前だが、すでに日は出ていて
明るくなっている。
今日も天気はよく、早朝から鳥の声もにぎやか。
6:10 西穂高山荘 発
・今日は独標までの予定なので、のんびりと出発したが、歩き出すと、
西穂までのギザギザの稜線が呼んでいるような感じで、急に、西穂高山頂まで行くことに変更。
しかし、西穂までにしては出遅れているので、かなりハイペースで稜線を進む。
目標は独標まで1時間、西穂山頂まで2時間、とする。
6:50 独標
・予定時間より少し早くつけた。これなら山頂までいけるかな?
・ここから先は岩稜帯の厳しいルートになるが、以外とスイスイと登れた。
稜線上は雪も残っておらず、岩も乾いていて問題なし。
7:40-8:00 西穂山頂(気温=10℃)
・少し息が上がったが、予定より速いペースで到着!
今日は展望もよく、奥穂、前穂、槍ヶ岳あたりの残雪の山々はもちろんのこと、
遠くには、立山、白山、恵那山、富士山、八ヶ岳、南アルプスなど
四周の山々が良く見える。
・帰りも、岩稜帯の下りは慎重ながら、昼には上高地に降りないといけないので、
急ぎ気味でくだる。
8:40 独標
9:20-30 西穂山荘
・ここから上高地への下山に移る。
下りの道は、迷い沢の付近は残雪が多い。その名の通り、だらだらした凹状の地形で、
赤布があったのが幸いだが、赤布がないと迷いそうな感じの場所。
・迷い沢を抜けると残雪もなくなり、夏道となる。
小さな水場で少し休んでいると、眼前1mのところにシジュウカラが水を飲みに
やってきてくれた。こういう出合はうれしい。
樹林帯の展望のない道だが今日も鳥の声はにぎやか。
ルリビタキ、メボソムシクイ、ジュウイチ、コマドリ、カヤクグリなど
(今回出会った鳥、聞いた鳥;合計25種)
11:20 林道出合
・まだ時間に少し余裕があると思い、河童橋までのんびり歩く。
11:50-12:00 上高地
・河童橋でビールを飲んで少し休憩してからバスターミナルに向かうと、
バスに乗る人の長蛇の列となっており、びっくり。
さらに、着いたらすぐバスに乗車開始で、ぼやぼやしていたら乗り遅れるところだった。
・松本に出ると下界は気温28℃と暑い!。
名古屋経由、四国には22時着。
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