冬の木曽駒ヶ岳
- GPS
- 27:00
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 424m
- 下り
- 407m
コースタイム
天候 | 2/19 快晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・行;7:10新居浜発-15:00駒ヶ根高原。距離650km。 ・帰り;12:50駒ヶ根高原-20:40新居浜 着 ・駒ヶ根高原からシラビ平まではバス、シラビ平からはロープウエイ |
コース状況/ 危険箇所等 |
天気が良ければ初級者向けの冬山。 ただし当然、アイゼン、ピッケルは必要。 ロープウエーは冬場も運行。 ロープウエー駅の宿(ホテル千畳敷)も通年営業、食事つき、暖房、風呂、TVあり。 なお、宝剣岳は、ザイルを使うパーティでないと無理です。 |
写真
感想
【山行No209】
・前年末に雪山用のプラブーツを購入したので、久々に本格的な冬山に
行ってみたくなり、通常の土日だけれども、木曽駒まで車で行くことにした。
2月18日(土)
・朝7時に四国(新居浜)をマイカーで出発、
途中、中国自動車道は、この年の1月起きた阪神大震災の影響で、片側通行と
なっており、道も少し凸凹だった。
・15時にようやく駒ヶ根インター着(走行距離=650km)。
高速を降りて駒ヶ根高原バス停に向かうと、ちょうど、15:12分のバスがあったが、
これが最終バスでぎりぎりだった。
シラビ平よりロープウエーで千畳敷へ、ロープウエーもこれが最終の登りだった。
・16:00 千畳敷 着。
ロープウエイ駅に併設のホテル千畳敷は、予約はしていなかったが、泊まれることになってよかった。
ここは1985年ころにも来ているが、いつの間にか新築になっており、
個室方式で、スキー場のペンションのようでびっくりした。
個室にはテレビもあるし、ヒーターもあるし、さらには小さいながら風呂もあり、
快適設備で冬山に来た感じがしない。
本日の泊り客は3名。
2月19日(日)
・目が覚めるとすでに窓の外は、朝焼けの南アルプスの大観が広がっている。
西には残月、東空には金星が光る。
昨日のうす雲は西風に吹き払われつつあり、青空が広がっている。
寒い中だが、外に出で、朝焼けの風景をゆっくり眺めた。
7:30 千畳敷 発
・カール内は踏み跡はあるが、白い雪の世界に人影はまったくない。
サクサクとアイゼンが雪を踏む音だけが広い雪原に広がる。
・稜線への急斜面は、結構 急で、少し怖い感じ。ぜいぜい言いながら慎重に登った。
8:20-30 稜線(気温=-9℃)
・コル付近にテントは一張ある。稜線の山小屋が営業しているのかわからないが、
稜線には人が4〜5名いた。
・稜線を木曽駒へ向かう。トレースは明瞭ではないが、視界が良いので問題はない。風も弱い。
雪質はウインドクラストでカリカリ状態。新調のアイゼンがよく利き、サクサクと歩ける。
9:10-40 木曽駒が岳 山頂(気温=-6℃)
・冬の木曽駒はこれで2度目。
今朝は微風、快晴で、冬山とは思えない言うことのない天気。
展望も素晴らしく、南アルプス、御嶽などが良く見える。
「晴れた日には永遠が見える」という、何かの映画の言葉が思い起こされるような風景だった。
・山頂からは緩やかな斜面をシリセードで下り、爽快。
10:10-20 稜線分岐
・ここから千畳敷に急斜面を下る。上部は慎重に下ったが、下半分は
大胆にも再びシリセード。
10:50 千畳敷 着
・素晴らしい展望の雪山を堪能できて満足。ビールを飲んで、雪山に乾杯!
・今日の登山者は結局10名ほどだった。
・シラビ平からバスで駒ヶ根高原へ、
ここから再びマイカーに乗り、遠路はるばると、四国に帰った。20:40自宅着。
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