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記録ID: 1348304
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ハイキング
奥秩父

滝子山(笹子駅〜寂惝尾根〜浜立尾根〜笹子駅)

2018年01月02日(火) [日帰り]
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GPS
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距離
12.4km
登り
1,112m
下り
1,131m
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
払暁の寂惝苑の佇まい
払暁の寂惝苑の佇まい
林道から尾根への取付きは工事現場から少し東(右)へ
林道から尾根への取付きは工事現場から少し東(右)へ
朝日が降り注ぐ穏やかな寂惝尾根下部
朝日が降り注ぐ穏やかな寂惝尾根下部
富士の頭が見えると坂は次第に険しくなる
富士の頭が見えると坂は次第に険しくなる
浜立尾根へと向かう岩稜
浜立尾根へと向かう岩稜
松枝ごしの富士山
松枝ごしの富士山
滝子山直下の露岩からは遮るものはない
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滝子山直下の露岩からは遮るものはない
大菩薩方面を望む滝子山北斜面には僅かに雪
大菩薩方面を望む滝子山北斜面には僅かに雪
1年前は倒れていた山頂標識は修復済み
2
1年前は倒れていた山頂標識は修復済み
八ヶ岳や奥秩父方面には雲がかかる
八ヶ岳や奥秩父方面には雲がかかる
寂惝尾根との分岐点を直進して浜立尾根へ
寂惝尾根との分岐点を直進して浜立尾根へ
浜立山のピーク
このH型に見える樹から南へ下ると仏岩
このH型に見える樹から南へ下ると仏岩
仏岩から望む富士山
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仏岩から望む富士山
お坊山の膨大な山容と南アルプス連山
お坊山の膨大な山容と南アルプス連山
八ヶ岳にはまだ雲がかかる
八ヶ岳にはまだ雲がかかる
尾根の分岐点
浜立尾根へ登る場合の取付き点
浜立尾根へ登る場合の取付き点
取付き点はこの指導標からすぐ
取付き点はこの指導標からすぐ
文政3年(1820年)の年が刻まれた、田野への道を証しする地蔵
文政3年(1820年)の年が刻まれた、田野への道を証しする地蔵

感想

3年連続での寂惝尾根からの滝子山。この尾根を登っていると気になるのが、浜立山への分岐を示す道標。「山と高原地図」には全く記載されていないルートに初めてチャレンジしてみることにした。
夜明け前の笹子駅に下り立ち、薄暗い中を歩いて寂惝苑までたどり着く。今年もまだ建物は健在だ。鉄塔のあたりは工事中で、工事用のモノレールが敷かれている。工事の関係で、林道との交差点は通常の場合とややずれている。
この頃になると朝日が差し込み、穏やかな尾根の下部を優しく照らす。標高1300メートルあたりから岩稜帯となる。ほどよい変化とスリル、高度をどんどん上げる心地よさ、次第に頭からその姿を現す背後の富士。飽きることのないコースだ。
浜立尾根に合流すると、風が強く、冷たい。去年はこの辺りは雪に覆われていたが、今年は乾ききっている。滝子山山頂直下の露岩からは、遮る木も雲もなく、富士山が惜しげもなくその姿を曝している。誰もいない山頂で暫し展望を楽しみ、来た道を下る。
寂惝尾根への分岐をやり過ごし、浜立山への道標に従い、初めて浜立尾根へ踏み入れる。緩やかな登降を何度か経て、浜立山の山頂にはあっさりと到着できる。山頂からの眺めは樹々に遮られる。
山頂から少し下り、H形に見える樹を目印に、南へ少し下っていくと、仏岩と呼ばれる露岩に出る。滝子山山頂直下の露岩よりも広く、休憩にも適している。南アルプスや八ヶ岳の眺めはこちらの方が優れている。
浜立尾根に戻り、少し行ったところの尾根の分岐を南西に下っていく。ここからは、乾いた山肌に枯れ枝、浮き石、ドングリが散らばっており、かなり滑りやすい急斜面。折れやすくなっている木もあるので油断はできない。テープやリボンが必ず視界にはいる距離に置かれているので、迷う心配は少ないが、前方にも足元にも気を配りながら慎重に下っていく。
植林帯になると、間もなくすみ沢沿いを登る実線の登山道にぶつかる。林道との分岐点には、江戸時代に置かれた道証地蔵が、大鹿峠を越えて田野へと至る道筋を今も証している。
林道を下っていくと、登りで分かれた寂惝苑への分岐点に出る。あとは甲州街道を一路笹子駅へ。笹子餅のみどりやさんは、鍵が閉まっていた。

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