仙丈ヶ岳

2018年01月03日(水) ~ 2018年01月05日(金)

• GPS: 16:26
• 距離: 33.4km
• 登り: 2,331m
• 下り: 2,330m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:47
• 休憩: 0:19
• 合計: 5:06

距離 11.9km 登り 1,099m 下り 68m

7:35 戸台登山口
9:30 9:31 角兵衛沢渡渉点
9:45 熊穴沢渡渉点
10:13 10:21 丹渓山荘
10:57 11:07 八丁坂ノ頭
12:17 大平山荘
12:41 北沢峠 こもれび山荘

2日目

• 山行: 7:18
• 休憩: 0:23
• 合計: 7:41

距離 10.5km 登り 1,158m 下り 1,154m

3:53 北沢峠 こもれび山荘
3:53 3:56 北沢峠
5:41 5:45 薮沢大滝ノ頭
6:52 小仙丈ヶ岳
8:18 8:30 仙丈ヶ岳
9:36 9:37 小仙丈ヶ岳
10:16 10:19 薮沢大滝ノ頭
11:34 北沢峠

3日目

• 山行: 3:05
• 休憩: 0:18
• 合計: 3:23

距離 11.1km 登り 91m 下り 1,114m

6:30 北沢峠 こもれび山荘
6:41 大平山荘
7:12 7:16 八丁坂ノ頭
7:36 7:49 丹渓山荘
8:03 熊穴沢渡渉点
8:12 8:13 角兵衛沢渡渉点
9:52 戸台登山口
9:53 ゴール地点

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R152経由で戸台河原Pに駐車。

コース状況／危険箇所等

◆戸台河原〜北沢峠
1年前よりも水量が少なかったので、渡渉は問題ありませんでした。八丁坂は雪あったけど登りはアイゼンなし、下りは軽アイゼン(4)を使った。
◆北沢峠〜森林限界
真っ暗な中、先頭だったけどトレースばっちりで安心でした。
◆森林限界〜小仙丈
強風地帯、指先がシビレル冷たい偏西風が吹き荒れています。ただ、1年前に比べれば立って歩けるので大丈夫でした。
◆小仙丈
仙丈ヶ岳のカール地形が美しく見える景色の良い場所です。ここで夜明けを迎える時間を目指して登りました。モルゲンロートにただただ感動です。
◆小仙丈〜仙丈ヶ岳
雪庇が張り出しているけどトレースがシッカリしているので問題なし。強風にさらされる箇所も多いので慎重に進みます。山頂は思っていたほど風はありませんでした。今回は快晴・大展望の山頂を踏むことが出来ました。
◆帰り
河原をぼんやり歩いていたら石で足を取られました。駐車場まで慎重に歩きましょう。

その他周辺情報

帰りは「高遠温泉さくらの湯」で温まり、昼食は高遠そばを頂きました。

写真

1/3 7:39

（1日目）河原歩きからスタート。行く先に見えるハズの甲斐駒は雲の中。

1/3 10:44

長い河原歩きの後に、やっと登りの八丁坂。

1/3 12:41

北沢峠に到着。アプローチだけで疲れたので小屋でノンビリします。

1/4 3:53

（2日目）真っ暗な時間にスタート。

1/4 5:45

ほぼコースタイムどうりで五合目に到着。ここで一人に追いつかれました。

1/4 6:29

1年前に強風で苦戦した小仙丈の登り。今日も風が強いけど歩けるので大丈夫。でも、手足が冷たい。

1/4 6:24

快晴の東空から夜が明けてくる。天気予報を見極めた甲斐がありました。

1/4 6:41

小仙丈の登り、斜面の先には夜明けの月。西空も雲ひとつありません。

1/4 6:44

強風で雪煙がスゴイけど、富士山も綺麗に見えて来た。

1/4 6:51

なんとか間に合った。小仙丈ヶ岳で御来光。

1/4 6:52

朝日と日本のNo.1,2,3。

1/4 6:54

これが見たかった！、感動の仙丈ヶ岳モルゲンロート。

1/4 6:55

朝日が力強くなってきました。富士山も美しい。

1/4 7:01

朝日を浴びてオレンジに染まる仙丈ヶ岳。この景色を目の当たりに出来たことに感謝。

1/4 7:04

今年は小仙丈の先に進めそう。はやる気持ちを抑えて山頂を目指します。まだ月が出てる。

1/4 7:08

甲斐駒ヶ岳も明るくなってきた。

1/4 7:09

徐々に色が変わっていく仙丈ヶ岳が楽しめました。

1/4 7:12

中央アルプスにも朝日があたってきた。

1/4 7:18

山頂に向かって稜線上を進んでいきます。この先は少しだけ急登。

1/4 7:41

小仙丈の先に早川尾根から鳳凰山

1/4 7:42

先日行った木曽駒も今日は最高の天気だね。

1/4 7:43

アサヨ峰と甲斐駒、奥に八ヶ岳。本当に遠くまでよく見える。

1/4 7:47

真っ青な空に突き上げる稜線を進んでいく。

1/4 8:00

カールを回り込んで山頂に進みます。

1/4 8:10

手前ピークを越えた先が山頂、快晴で本当によかった。

1/4 8:13

憧れの山頂まで本当にもう少し。先頭で出発したけど歩みが遅いので先に人が登ってます。景色良いので写真ばかりでさらに遅い。

1/4 8:20

仙丈ヶ岳3033mの頂上です。やっと大展望の山頂を踏むことができました。中央アルプスが一望。

1/4 8:20

南アルプス南部へと続く仙塩尾根、絶景です。

1/4 8:20

雪煙と逆光でちょっと白いけど北岳、間ノ岳そして富士山。

1/4 8:20

歩いてきた稜線、その先に早川尾根〜鳳凰山

1/4 8:31

甲斐駒〜鋸への稜線、その奥に八ヶ岳も蓼科まで綺麗に見えてる。手前に藪沢カールに立つ仙丈小屋。

1/4 8:37

大展望を堪能したので下山開始。時間に余裕あるので山頂でゆっくりしたかったけど冬山だものね。

1/4 8:39

ナイフリッジに見えるけど足元はしっかりしてます。

1/4 8:56

北アルプス方面も少しだけみえました。

1/4 8:58

絶景を正面に小仙丈に向かって進んで行きます。

1/4 9:19

振り返ると美しい仙丈ヶ岳。

1/4 9:26

南アルプスの巨峰群。夏になったら登りに行くね。

1/4 9:32

朝はオレンジだった仙丈ヶ岳、真っ白いカールも絶景です。やはり雪山には青空が似合う。

1/4 9:34

戻ってきた稜線。それにしても良い天気です。

1/4 9:35

小仙丈まで戻ってきた。甲斐駒が正面に大きく、八ヶ岳も最高の展望です。

1/4 9:36

最後に仙丈ヶ岳をもう一度眺めます。小仙丈は景色最高で長居したいけど、強風で寒いのムリ。

1/4 9:39

小仙丈の下が一番の強風地帯でした。雪煙がスゴイ。

1/4 10:01

朝は暗かった小仙丈を見上げます。前回とは違い達成感たっぷり。

1/4 10:05

森林限界まで降りるとピタッと風が止む。

1/4 10:19

朝は暗かった樹林帯、トレース外すと深く埋まります。

1/4 10:41

木々の間から見える北岳。山頂はとんでもない強風みたい。

1/4 11:37

北沢峠に帰還。今日も泊まりなのでノンビリします。

1/5 6:30

（3日目）夜明け近くにお世話になった小屋を後にします。

1/5 6:34

今日もソコソコ天気良いみたいけど、昨日で満足したので下山します。

1/5 6:41

帰りは下りなので樹林帯を軽快に降って行きます。

1/5 7:54

単調な河原歩き開始、ぼんやり歩いたら石でコケた。最後まで慎重に。

1/5 8:13

苔むした雰囲気が南アルプスらしい。

1/5 8:47

行きは見えなかった甲斐駒ヶ岳、いつかこの時期に登りに行こう。

1/5 9:51

駐車場近くになって太陽が出てきた。

1/5 9:51

やっと駐車場に到着。河原歩きを経験すると南アルプス林道バスのありがたみがよくわかります。

1/5 12:50

（おまけ）帰りのR152杖突峠から見た八ヶ岳、北ヤツが雲に襲われている。

1/5 12:50

霧ヶ峰は天気良いみたい。諏訪湖も見えます。

撮影機器：

Canon EOS 70D Canon

感想

skrgitav

1年前、ものすごく天気が良かったのに斜面から引き剥がされそうな強風のため小仙丈で撤退した厳冬の仙丈ケ岳。今回、大展望の中でやっと登ることが出来ました。さらにモルゲンロートに染まる仙丈ヶ岳も見ることが出来て大満足です。
今年はどうしても登りたかったので、年末からずーと天気図・天気予報を確認、二転三転したけど最終的に晴れで風もソコソコとなった4日を登頂日として、念のため予備日を確保して北沢峠2泊で臨みました。今年も風は強かったけど昨年に比べれば全然マシ、風が冷たく寒かったけど最高の天気と大展望の仙丈ヶ岳に登頂でき、1年越しの念願が叶いました。やはりアルプスの雪山は美しいです。

コメント

sanngopapa

こんにちは
明けましておめでとうございます
年始初登山で見事な朝を堪能できたようですね 厳しい冬山の景色は最高のご褒美ですね きっと今年一年は天候に恵まれる山歩きができる と確信できる晴れスタートに乾杯でね〜〜
無事な山歩きお疲れ様でした。

skrgitav

Re: こんにちは
sanngopapaさま、明けましておめでとうございます。
1年前に爆風の小仙丈で撤退した時から絶対に大展望の山頂を踏みたいと願い、やっと念願叶いました。モルゲンロートに輝く女王様は本当に美しかった。
お互いに本年も健康で楽しく山で美味しいお酒が飲めますように！