釜ノ沢東俣〜甲武信岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,543m
- 下り
- 1,541m
コースタイム
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
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写真
感想
雁坂トンネルの料金所を通過し、ループ橋を下ったところで村営の無料駐車場に駐車。
駐車場から東沢山荘の前を通り、林道を歩いて入山口(と思われる)に至る。
ここには立派な水洗トイレが完備されている。
最初は沢沿いの杣道(旧道)をゆく。
途中にホラ貝沢に架けられた2本の丸太に出くわす。2本の丸太に片足ずつ乗せてすり足で進む。結構揺れる。
山ノ神へは一旦高い位置まで上り、その後再び緩やかに沢へ下る。
山ノ神には小さな神棚が置かれている。ここから本格的に沢歩きとなる。
魚止めの滝まではくねくねと何度も曲がった広い沢沿いを歩く。
1つ目の名瀑・魚止めの滝は釜ノ沢出合からすぐだ。滝の前に立つ。見事なナメ滝が釜に注いでいる。巻き道は右岸の茂みの中にある。
魚止滝の上は、この沢のハイライトの一つである長く続くナメの廊下・千畳のナメである。つるつるした奇麗な岩盤の河床が300m以上続いているだろうか。ナメ床を這うように流れる水の中を快適に進む。
魚止滝から20分ほどで両門の滝に着く。美しい2つのナメ滝が1つの釜に注いでいる。それぞれの滝は釜ノ沢の東俣、西俣の入口である。西俣の滝は右岸を、東俣の滝は左岸を巻くようだ。東俣に進む。
滝を巻くとすぐにヤゲンの滝15mが現れる。滝身右側のカンテ沿いに登り茂みに入る。カンテ上部に残置ハーケンがあるが、確保するほどの箇所ではない。
その上の6mの滝は右岸を木の根伝いに巻く。至って簡単だ。
ここから先は緩やかなゴーロが続く。所々倒木が目立つ。やや急な滝や倒木地帯には巻き道が用意されているようであり、それを辿れる。
次の大きな滝は4段40mと言われる斜瀑である。巻き道もあるようだが、それほど急ではないので直登する。ガイドには4段とかかれているが、大まかには2段である。ミズシ沢を左に見て更に登ると、小滝群が出現する。快適に登る。
次は3段30mだ! 多段小滝と言った方がよろしいかも知れない。高度差はあるが、急な滝ではなく、ホールドが多いので快適にクリア。
木賊沢を右に分けて樹林帯の登山道に入る。左手に急なナメ滝を見ながら急登を登る。
最後のハイライトであろうか、秩父の沢らしくナメ床が迎えてくれた。左に崩壊跡を見て右側の沢筋を少し登ると、甲武信岳小屋の水場に出た。
ここで沢登りを終了して登山靴に履き替える。
甲武信岳山頂を踏む。
甲武信岳は信濃川、荒川、富士川の3つの大河川を分ける山である。
戸渡尾根を下山。
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