厳冬期 唐松岳 ぶっ飛ぶ強風の中感動の景色が…
- GPS
- 06:09
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 934m
- 下り
- 934m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:09
天候 | 晴れ、気温-5度、風速15m程度(丸山以下)、20m-25m(丸山-唐松岳山荘)、10m程度(山頂付近) |
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過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白馬八方尾根スキー場 駐車場 (P6 無料駐車場、ゴンドラ乗り場まで徒歩10分) ゴンドラ乗り場目の前に有料駐車場(600円)もあるので、そちらでも。 ■リフト 白馬八方尾根スキー場 ゴンドラ(アダム)とリフトを2本乗り継いで、八方池山荘までアクセス出来ます。3つのリフトの片道券セットが1550円、往復券が2880円。 片道券、往復券を購入するためには、登山届をリフト券売り場に提出する必要がありますので、必ず事前に準備をして下さい。リフト券売り場に提出する事で、登山届の提出扱いとなります。 また、最後のリフト(グラートクワッド)の運行開始は8:20、最終下山は15:20となりますので、時間には十分注意して登山をする必要があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
唐松岳頂上山荘直下で少し気を付ける必要があるトラバースがありますが、基本的に危険な箇所はなく、難易度は低いです。天気が安定していれば軽アイゼン程度でも問題ないと思います。ただし、尾根が広いので、視界不良時はホワイトアウト等に十分注意する必要があります。 また、、、北アルプスですので、今回みたいな突風が吹いた日には、いくら晴れていても、しっかりとした厳冬期登山装備が必要です。 また、唐松岳は登山よりもバックカントリー(BC)で有名なので、BC登山の方のが多い位です。 |
その他周辺情報 | ・温泉 倉下の湯 http://www.kurashitanoyu.com/ 白馬八方尾根スキー場より車で5分程度。600円。 塩分・鉄分を多く含むお湯が茶褐色の温泉。湯船がでかい。建物はボロい(笑) 情緒があって意外と好きな温泉です。 |
写真
感想
tetsuさんが7日ヒマでーす、どこか行きましょう! 赤岳ですかね? と声かけてくれたので、二つ返事で行きましょう、kojiも誘ってみます! という流れで3人で行くことに。で、天気を見たら、この前の吹雪-20度権現岳とは打って変わって北アまで晴れそうというわけで、唐松岳に決定!
唐松岳って、楽勝系のイメージだし、ついでに八方尾根スキー場で滑って帰ろう! 位のノリだったけど、冷静にコースタイム見てみると意外と長い、、そして、行ってみたら稜線爆風で、時間食ってスキーするとか言うレベルじゃねぇぞ、最終リフトまでギリギリじゃん! という感じでしたけど、この景色はホントまぁ凄い。真っ白な後立山連峰に剱岳。冬の唐松岳は初めてだったけど、冬に人気がある理由がわかりました…。。
そして山頂では…ヤマレコのユーザーさんにお会いして、カメラだー、ドローンだー、と色々と騒いでおりました。もっと大人にならないとダメだな、自分…。ホントお世話になりました! こういう出会い大切にしたいものです。
そして、遂に…って程ではないけど、tetsuさんkojiさんご対面。山で繋がれるっていいですよね。もうhayaおじさんはこれで心置きなく引退っす(笑)
厳冬期が本格的に開始したけど、今年も色々行きたい所出てきました。後立山は爺東尾根、鹿島槍東尾根。穂高は中崎尾根はちょっとタイミング厳しいかも、として、西穂西尾根、霞沢西尾根、ああ…色々登ってみたいなぁ…。
1月7日、快晴予報に休みが重なり早速hayanariさんに連絡。2つ返事でOKもらいさぁ何処行くか⁇の話に。今回自分とは初対面のkojiさんも加わって行き先相談。無難な八ヶ岳にする⁇だがしかし…この時期奇跡的に晴れる北方面を放っておく訳には。って事で次に上がったのが上越方面。前回自分がラッセルしまくって途中下山した谷川西黒尾根に3人で行くか…冬の定番上州武尊に行くか…。しかし上越付近は回復が遅くなる予報。そして何より、後立山方面は朝から快晴。しかも午後から風も弱まる予報で。もう、これっきゃないっしょっ!て事で3人一致で即決。麓の白馬八方で待ち合わせ。初対面のkojiさんと、超ロングな冬休みを満喫してるhayanariさんと再会しリフトへ。
で、ゴンドラはまだ良かったけど、その後のリフトが地獄の寒さでした。一気に体温奪われて、一旦カフェで避難。装備をしっかり整えて最後のリフトで上がります。と、いきなり飛び込んで来た白馬三山。もうヤバいでしょ!ヤバすぎでしょ!この日はずーっと絶景を楽しめました。絶景時々雲海…この時期の後立山で奇跡の様な快晴。山ってほんとに綺麗なんですね。。三連休の中日という事もあり、人もかなり多いです。やっぱりBCの人が多かったかな。少し高度を上げると飛び込んで来る五竜に鹿島槍。存在感ありすぎでしょ。そして一際目に立ったのが不帰嶮。雪を纏ったその姿は人を寄せ付けぬ神々しさと美しさがありました。雪が付く事でこんなにも印象が変わるのか…。圧倒的に心に刻み込まれました。さあ、3人での初登山。この2人、去年からペアでかなり雪山に行っている様でさすがに強い(笑)で、笑い話飛ばしながら余裕の表情で丸山ケルンへ。ここで一気に空気が変わります。圧倒的な風の強さにさすが北アルプス。余裕では登らせてはくれません。ピリッと気持ちに緊張が走りストックをピッケルに持ち替えます。耐風姿勢を取りながら少し弱まったら進むというのを繰り返し、進んでいきます。最初は、オイオイこれ、大丈夫か⁇という位の風でしたが、2人は行く気満々(笑)まあ、行くっきゃないかーとの思いで一緒に進みます。15分位進んで、何とか行けそうだなと気合いを入れ直して進んでいきます。中々経験出来ない風に逆に笑いが込み上げて来ます(笑)丸山から山荘直下までが一番風が強く、その後は少しずつ風も収まっていきます。山荘上部に着く頃には大分余裕が出て来ました。そして飛び込んで来る立山連峰。もうね…言葉になりませんよ…。真っ白な劔岳から伸びる尾根。立山から黒部の山々まで続く白い稜線。この景色に会えるなら…この景色が見たいから冬山に登るんだろうなぁと当たり前の再認識。それくらいに見事な眺めです。程なくして山頂へ。ここでも勿論素晴らしい景色。別パーティーの方々とお互いに記念撮影。その中の一組がかなりのベテランパーティーで、長野在住の方もいらっしゃいました。その方々とまた登りましょう!と次に繋がりそうな感じで別れて下山へ。1時間近くゆっくりしたから、下りのリフトの時間が迫ってきました。下りは予報通り、風が弱まり歩きやすくなっていて、別パーティーの内のお一人が加わって4人で下山。楽しい話しが沢山出来ました。そしてリフト乗り場まで下り下山へ。3人で温泉行ってバイバイでした。
この3人の山行、かなり面白い!hayanariさんを通じて今回出会えたkojiさん。それに唐松山頂で出会えた方々と、山を通じての繋がりがまた増えた凄く充実した日になりました。前回の木曽駒に続き、今回の唐松岳と非常にお天気に恵まれ、2018年は最高の年になりそうな予感⁇とにかく楽しい一日でした‼︎
hayanariさん、山頂でD750で写真撮って頂いたMurphyです!ありがとうございました!今回は爆風ながらもそこそこのレコがあがっていて、同じルート歩いてるけどみんなの写真ほんとに素晴らしいですね!特にhayanariさんの写真は空の青がすごいシャープに見えて7枚目の青とかヤバクナイですか?ソニーブルー?構図もみんなすごくいいし、写真がうまいです!これで、70回ほど山にいった少ない経験でも今回はナンバーワンのひとつになる絶景にぶっとびました。遠見尾根、夏に下山で使いましたが、残雪期とかでも雪あると、かなり、キツそう。
爺ヶ岳東尾根とかすごい歩いてみたいので、次回はぜひ!よろしくお願いします。ついていける自信ありませんけど・。登山道飛んでるらしいし。
帰りは、上から下までスキーで下りましたが、くろびし、うさぎは、ヤバすぎて、当初はリーゼンぶっ飛んで帰ろうと画策してましたが、林間コースを子供に抜かれながらフラフラでおりてきました。ぜひ、次回は、ボードで飛んでください!
Murphyさん、コメントありがとうございます!やっぱり唐松人気ですね!今でも皆さんの写真みてニヤついてる変態プレイ中のhayanariです。
ブルーなのは、撮影者の心が荒んでてブルーな色が写真に滲み出ている…からではなく、真面目に回答すると、PL偏向フィルタの為です。。雪山は色々効果的なので、使ってます!
遠見尾根はMっ気たっぷりなのでおススメは全く出来ませんが(ー ー;)、爺は行きたいなぁ…。雪積もってれば何とかなるはずだし(適当) 是非お手合わせ頂ければ!!山はスピードが全てではないです。酒が全てです(笑)
ちなみに、当初は八方池からスノボ下山の予定でしたが、リフト上空からコブコブ斜面見て、神は見捨てなかった、と悟りました。まぁ…唐松沢からドロップが一番楽でしたでしょうけど、、
下山ではお世話になりましたsyousanです
皆さんなかなか元気な方ばかりでおかげで楽しく歩くことが出来ました。
Murphyさんとかぶりますが写真の青が素晴らしいですね
百名山もお互い頑張りましょう!!
今後のレコ楽しみにしております
私もいつかは爺側からの鹿島槍見に行きたいと思います(笑)
syousan、こちらこそご挨拶遅くなりまして申し訳ありませんでした!男は黙って寡黙をモットーに登山に励んでいるhayanariです。嘘ですごめんなさい。
下山時、写真撮りまくりの、ペース乱しまくりのの主犯格で、、いや、ホントに申し訳ありませんでした(ー ー;)
なんか謝ってばかりですね…。
青は、Murphyさんの方の返信にも描いたのですが、PLフィルタのせいです。雪の反射光をカットしてくれるので、雪山では使いようによって、絵画のような写真になるのが気に入ってます。
しかし、今年は爺ヶ岳は人気なんですかね!なんだか周りもみんな注目しているんですよね…。皆さんで行けたらいいなぁ、、
登山中ちょろっと話題になってましたけど、自分は鹿島槍は五竜側からのが好きですが、tetsuさんは爺側からと断固譲りませんでした(笑)
こちらこそ、山行記録楽しみにしてます!
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