大パノラマの笠ヶ岳、抜戸岳、弓折岳
- GPS
- 31:50
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 2,477m
- 下り
- 2,465m
コースタイム
穂高温泉中尾郷5:55-駐車場6:05-6:15登山指導センター-7:30笠新道入口-11:20杓子平-12:50稜線-14:05笠ヶ岳山荘14:35-14:45笠ヶ岳15:20-15:25笠ヶ岳山荘
9/16日
笠ヶ岳山荘5:55-6:55抜戸岳7:10-8:00秩父平-8:50大ノマ岳-9:10大ノマ乗越9:30弓折岳9:55-弓折乗越10:04-10:30鏡平山荘-11:00シシウドガ原-11:20イタドリケ原-11:45秩父沢橋-12:40ワサビ平-12:50笠新道入口-13:40登山指導センター-13:55駐車場14:20-19:30自宅
天候 | 快晴、無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・平日の6時頃についても既に満車に近いので出来るだけ早く入った方がよい。(早く来て自分の車の前にテントを張っている登山者も居た) 尚、登山指導センター上の有料駐車場は、日帰り以外は目の玉が飛び出るほどの駐車料金になるので、勧められない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山指導センターと、林道入口に登下山届ポスト有り。 尚、此処では”下山届”が用意してある。(上高地側では、下山届は不要と言っているが。) ・登山道は良く整備され、危険箇所や迷いやすい所は無いが、抜戸岳周りだけ下記参照。 <抜戸岳> ・抜戸岳へは、笠新道から稜線に出た所から、稜線沿いに北上すると行けるが、トレースは細い。 ・抜戸岳頂上から直接双六岳方面への縦走路に下る道はない。秩父沢側をトラバースして行けるが、ガレ場でありスリップに注意が必要。(笠ヶ岳から来た場合には、双六岳、新穂高の分岐標識点から稜線まで登り、笠新道に下らずに稜線を左に登ると頂上に行ける) |
写真
感想
晴天で急遽出かけた2日目、今日から笠ヶ岳
9/15日
・登山者用無料駐車場の表示が何処にも無く、うろちょろ探して林道入口迄来てしまった。路肩に無理矢理止めている不心得者もいるが、何となく深山荘前と聞いていたのを思いだし、戻る。
・駐車場は既に満車に近く、中には自分の車の前にテントを張っている者も居る。
・本日の走行;6.7km
・昨日食べられなかったので、特別小さくと宿に頼んだお握りを食べ様としたが、一口で、気持ち悪く吐きそうなのであきらめる。
・駐車出から登山指導センターまでは、雪崩シェルターの中を歩く。
・登山指導センターで登山届けを提出。いつもは出かける前に用意しても、車の中に忘れてばかり居たが、今回は用意した届を提出した。ここには”下山届”があるのを初めてを見つけた。
・体調が優れないので、最初は意識して林道をゆっくり歩く。しかし、時間が経過してきても、一向にペースが上がらない。単独男性3人に抜かれてしまった。
・林道は所々舗装されているが、砂利の部分の方が多く、足や膝には優しい。
・北陸電力神岡電力所の水門制御所の山側から湧水があり、補充して2リッターにした。
・笠新道の手前にヘリポートがあり、連休を控えてここまで車で運んできた山小屋の物資をヘリで運び上げていた。
・笠新道入口の湧水の方が水量が多い。
・事前情報が、きついと言うために、多少気分的な面もあるかもしれないが、きつい登りである。登山道はつづら折りで、それ程傾斜はきつくないが、山の傾斜がきつく一呼吸を入れるような平坦な部分が皆無と言って良い様なひたすらの登り。登山道は大きな石が多く、一歩一歩の調整が出来ないのも体調の悪い身には応える。
・それでも木々の間から、西穂、焼岳や乗鞍岳が見えて気分を変えてくれる。
・非常に調子が悪く、何度も引き返そうかと思うが、歩き始めると自然に登りに向かう。何時もと異なり、30’毎に10’〜15’休んでしまう有様。
・2000m付近に小さな風穴風な場所があり、涼しい風がそよそよと吹き出ていた。
・数パーティと追い越したり、追い越されたりしていたが、徐々に休憩の間隔を延ばせるようになり、追い抜く様になってきた。
・休みの間隔を少し開けるため、杓子平で休まずに少し登る。
・両繊維出たが、抜戸岳は明日途中で通過するので良しとし、そのまま笠に向う。
・稜線出でてからは、先が見え時間に余裕があることもあり、楽に歩ける。
・小屋の手続きを済ませ、笠ヶ岳頂上の往復をする。空荷は楽だ。
・普通頂上にお参りする場所が有ると思いこんでいたら、頂上は祠から30m程先だった。残念ながらガスで視界ゼロ。
・本日の歩数;20,000歩
9/16日
・昨夜も余りよく眠れなかった。
・5時前に窓の外を見ると、綺麗な朝焼けが始まっていたので、あわてて外に出て撮影を始める。残念ながら太陽が顔をのぞかせるところは撮影できなかった。
・ゆっくりと食べたら、朝食はご飯を軽く一膳食べられ、ほっとする。
・気持ちの良い朝で、写真を撮りながら普通のペースで歩く。
・抜戸岳頂上へ向かうと、急に登山道の整備が無くなる。
・抜戸岳頂上には、木の表示があり、記録写真を撮りゆっくりと休む。
・心配していたとおり、頂上から双六岳方面縦走路に直接行くトレイルは無い。戻るのはいやなので、何とかそのまま前進し、縦走路に入った。
・抜戸岳の頂上から、縦走路が細かいアップダウンがあることは判っていたが、数が多く結構体力を使う。
・槍、穂高連峰の眺望を楽しんだり、鳥を探したりしながら頑張る。今日は、岩ヒバリが沢山居り、少し撮影する。
・陽の当たる道ばかりだったが、稜線の少し西側の灌木の中を登る様になると、急に目の前が開け、あれっ、此処が頂上?と言う感じの平坦な弓折岳頂上。
・頂上の直ぐ側には雪田が遅くまで残っていた様で、名残の花畑に何種類かの花が咲いている。
・頂上からわずかに下った弓折岳乗越から見下ろす鏡平は絵のようで美しい。名残の、槍、穂高の全容を良く眺め、写真を撮って下りを開始する。
・意味が判らない”弓折岳中段”の直ぐ手前にアザミの群生があり、クジャクチョウを撮影することが出来た。
・鏡平の沼に逆さ槍が写り綺麗。
・鏡平山荘下の短い木道を過ぎると、奥丸山登山口近くまで殆どが石の上を歩く道で、膝などに負担がくる。
・下山道は、風もなく、太陽を遮ってくれる木々が無いので、正面からの陽の光で暑い。
・シシウドガ原には、真新しい立派なベンチが二脚設置されていた。
・それにしても沢山のパーティが登ってくる。数十パーティを逢ったが、単独者がほとんど居ない。
・秩父沢橋の数分手前の秩父子沢で漸く水が有り、顔などを洗うが、休まずに頑張る。
・続々と登ってきた登山者も、さすがに秩父沢橋を過ぎると少なくなってきた。
・漸くキベリタテハを程ほど撮影する事が出来た。
・ワサビ平小屋には、リンゴや缶入り飲み物が湧き水で冷やしてあり、誘惑をそそるが我慢してそのまま通過する。・ここの水場は沢の流れそのものの様だ。
・笠新道入口の水場で、お土産代わりに2リッター詰め込んで出発する。
・中崎橋で、今日はワサビ平泊まりと言う男性に会った。優雅ですね。
・笠新道入口から登山指導センター迄は、思いの外距離が有った。
・登山指導センターで、初めて下山届けを出した。
・駐車場は少し空きが有るようになっていたが、通路や入り口など苦労して駐車した車両がものすごく多い。多分200台以上になっていた事と思われる。
・帰り道は、上高地からの道と合流するまでは順調だったが、それ以降はバスが法定速度以下でゆっくり走り、道を譲らないので長蛇の列。仕方がないので、途中のおみやげ屋に入り、お土産を買う。
・中央道は事故渋滞で一時間以上のろのろ。運転は疲れた。
・本日の走行;274.2km
・本日の歩数;38,400歩
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