燕〜常念〜蝶ヶ岳
- GPS
- 57:45
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 2,343m
- 下り
- 2,459m
コースタイム
9/14 C1 5:40-8:10常念小屋-9:43常念岳-(引き返す)11:30-常念岳12:00-13:40常念小屋C2
9/15 C2 5:30-9:10ヒエ平
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
写真
感想
9月12日(月)
12時新宿スバルビル前に集合。いつもの集合場所とは異なり少し戸惑うが、遅刻も無く全員集合。見送りには多くの部員が駆けつけてくれ、差し入れも、とってもありがたい。皆に見送られ出発。バスの中では由梨さんからのシュークリームを頂く。
夕方に松本に着き、駅の近くの中華料理で夜ご飯。電車にのり、穂高駅からタクシーで中房温泉へ。登山口の近くで寝ようとしたが、小屋の人に見つかってしまったため少し下った駐車場で寝ることに。軽く前夜祭をやって21時には就寝。
9月13日(火)
翌朝4時20分起床。真っ暗で星がでている。今日晴れそうだ。準備し、登山口で水を汲み5時15分出発。後ろから来た二人組に登山口を聞かれた佐久間さんは間違った方向を教えてしまい、その二人はそっちへ行ってしまったようだ。あまり人を信用してはいけないと思う。
30分程で第一ベンチの水場に着きダブポリにする。まだまだ登りは長い。トップの吉村は早くも辛そうだ。吉村はもっと太ったほうがいい。合戦尾根は北アルプスの三大急登と言われるが、登山道は整備されているしたいしたことはない。丁度いい所にベンチもあり休憩に使わせてもらう。
燕山荘が見え、稜線上にでる。一気に視界が開け北アルプスの山々が目の前に広がる。燕山荘の前にザックを置き燕岳ピストンへ。荷物がないので皆身軽でさくさく行く。下に見える湯俣の沢がきらきらしていてきれいだ。あっちの方にも行ってみたい。後ろを振り向くと槍も雲で見え隠れしている。しかし頂上手前で福永の足がつってしまう。ストックを使いつつなんとか頂上にたどり着く。写真をとり、再びザックのもとへ。大天井に向けて歩き出す。稜線を挟んで西側は晴れているが東側は曇っている。福永と吉村の足取りは重く、ちゃんと錬成されているようだ。最後の大天荘までの登りもなかなか辛そうであった。大天井は翌日にとっておき、今日は大天荘までとし15時半に到着。
幕場は非常に展望がよいが、風が強い。設営し14時40分点火。福永は足が痛くて立て膝が辛そう。スペースも使い過ぎである。夕食、上ミ、TPをして20時就寝。夜は月や星が見えていて、ひんやり寒い。佐久間さん、熊瀬川さんはシュラポンしていた。
9月14日(水)
3時起床。朝食をすませるが福永の頭痛と吐き気が治まらない。薬を飲ませ時間もあったため、30分程寝かせる。その後撤収し大天井までご来光を見に行く。寒かったが、写真をとりながら日の出を待つ。快晴であり、浅間山から現れたご来光、朝日に照らされ赤く染まった槍穂高連峰は見事であった。これが見られて本当によかった。
ご来光に一日の元気をもらい、常念にむかって歩き出す。朝のさわやかな空気と晴れた空の下で縦走路を歩くのは最高に気持ちいい。福永も回復し、歌も歌っている。常念小屋までは順調に行き、8時過ぎに着く。ここから常念まで400アップ。尾形が余裕そうだったので熊瀬川さんが「去年の錬成の続きだー!」といって二人は走りだす。すれ違う多くの登山者に応援をもらいながら登る。福永も大量の汗を流し、奮起しながら登っている。頂上に付いたときには足が終わっていて、表情がなかった。
頂上でしばらく休憩し、蝶ヶ岳にむけて下りだす。しかし、なかなかペースがあがらない。すでに福永の足は限界を越えていたようだ。下りの途中で膝の痛みを訴えたため、常念小屋に引き返す判断に。尾形と吉村には水汲みのために先行してもらい、残りの4人はコースタイムの2倍ほどかかって、到着。蝶に行きたい気持ちはあったが、やはり引き返して良かったと思う。
夕食は多くの野菜をはじめとする大量の差し入れが入ったカレーである。美味しかったが、量が多すぎて残りは朝に回すことに。最終夜は小屋の前のベンチで。差し入れが大量すぎて嬉しい。酒の量がはんぱじゃない。差し入れしてくださった方、ここまで運んで来てくれた方に感謝である。福永の感想やら、二年のコメントなどしつつおおいに盛り上がる。福永はお疲れのようで、シュラフをもってきて、ベンチの横で早々寝てしまった。上級生はその後もしばらく最終夜を楽しみ、就寝。
9月15日(木)
4時に起床し、昨日の残りを食べる。朝カレーは元気がでていい。撤収し出発しようとするが、福永がコンパスと地形図を用意していない。しっかりしてもらいたい。日の出とともに出発し、ヒエ平にむかってくだる。福永の足の痛みはなく大丈夫なよう。一ノ沢にでて、沢沿いにくだる。途中の階段で尾形が滑り、腕に切り傷を負う。処置をしてしばらく休む。その後は歩きやすい登山道を一気にくだり、9時過ぎにヒエ平に到着。
全行程は踏めなかったが、天候に恵まれ、気持ちの良い縦走ができ非常に満足だった。福永はもっと鍛えて、長い縦走でもしっかりと行動できる体力をつけてもらいたい。
参加してくれた皆さんありがとうございます!
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