丹沢(大倉→塔ノ岳→ヤビツ峠)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,368m
- 下り
- 927m
コースタイム
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 3:20
天候 | 1日目:晴のち曇、2日目:雪のち晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
感想
※以下文は当時私が残したメモより抜粋、追記コメントは()に記載。
平日の8時は電車がとても混雑している。会社へ行くおじさんやOLが無表情な顔で乗っている。が、私はその人たちとは違った服装をしているのである。マウンテンシャツにバンダナを頭に占めてザックを背負っている。今日は初めての一人登山なのだ。東京駅から中央線で新宿まで行きそこから小田急線で渋沢駅まで行く。到着駅についてみると前に来た時より駅が綺麗になっていた。売店で昼食と行動食を買ってバスに乗り大倉まで行く予定だった。が、しかしバスは大倉入口までしか行かず登山口近くまで行ってくれなかった。しかたなくアスファルトの道を歩き大倉入口の『どんぐりハウス』に着いた。前のベンチに腰掛け休んでいると隣の人が話しかけてきた。
その人は中年のおばさんで日帰りで軽くハイキングに来たといっていた。
売店で買ったカツ丼を食べ出発。しばらく歩いていいると途中に犬がいた。こちらを見て何か欲しそうな顔をしていたので非常食のサラミをあげたらひと口で食べてしまった。そのいると少し遊んだ後再び歩き出すがその犬もついてきた。
しかし、犬というのはすごいのかもしれない。自分はきついと感じるのだが、急な坂でもすたこらと登っていってしまうのである。観音茶屋で休んでいる時に先に行ってしまい首についていた鈴のカランカランという音が次第に小さくなった。犬が行ってからは自分のペースでコツコツと登り駒止め茶屋に来る頃には道がぬかるんでいた。花建ての下の階段を少しづつ登りやっと尊仏山荘に着いた。前に工事中だった標高点が新しくなっていた。中に入ると山小屋のおじさんとおばさんたちのグループがいた。山小屋のおじさんはすぐに『●●君?』と聞いてきた。『ハイ』と答えると『よく来たね』と言われた。
お茶を一杯もらい落ち着くとおばさんが話しかけてきた。話によるとおばさんは船橋に住んでいるらしい。少し話をしていると夕食になった。早い。まだ17:30である。(前回ここに来た際には夜8時半ごろ食事しているためそう感じているのかも知れない)メニューは何かというと前と同じカレーだった。食事した後は外に出てみる。上を見れば星が出ているし、下を見れば夜景が綺麗である。しかし外は―3℃でとても寒く感じた。松濤の時間まで話をつづけその後寝たがとても寒くなかなか寝れなかった。
2日目目が覚めるがみんな下のほうに行っていなかったので少し寝て起きてみるともうおじさんが朝食ができたよと呼びに来た。おでんを食べて自分の場所に戻る。自分の隣の人は私が戻ってもまだ寝ていた。寝相が良くなく酒ばかり飲んで起きるのも遅い無精な人だった。
自分の荷物を背負い1階に降りる。みんな出かける準備をしている人や夜中歩き回ってやっと尊仏山荘に着いたなんて人もいた。アイゼンの付け方を教わり準備万端整った。これから行く道の方向を途中までおじさんが案内してくれた。(自分がこの時中学1年だったとはいえホント親切な小屋番さんだ)朝雪の上を歩くのは気持ちのいいもので寒かったが気分良く歩くことができた。新大日まで快調に歩いた。本に書いてあったのだが行者ヶ岳にはキレットがあるらしく大丈夫であろうかと心配していた。画策小屋で方向を念のため確認して(ご主人が亡くなって今はない?)少し歩くとキレットがあった。キレットのところにある鎖は補助にするだけで力を入れてはいけないといわれたのを思い出し三点確保を意識して登る。初めて登ったキレットだったのでそのうえで記念にパノラマにして撮影した。その後展望の良い鳥尾山に登り三の塔に着いた。手ごろなベンチがあったのでEPIのストーブを取り出しカプチーノを作り行動食と一緒に食べた。休憩後しばらく歩き二の塔まで来るとたくさんの人たちが登ってくる。土曜だからであろうか。とにかく何十人も登ってくるのだ。多数の人たちとあいさつをして降りる。この道が結構急に感じた。しばらく下ると今度は下からハンターたちが登ってきた。カモフラージュの服を着て背中に猟銃を担ぎ犬を連れトランシーバーで連絡を取り合いながら歩いていた。だらだらとした道を歩き車道に出てヤビツ峠までアスファルトの道を歩き帰路についた。
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