祖母山 尾平鉱山から周回【宮原↑黒金山尾根↓】九州遠征��

2018年01月02日(火) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,316m
• 下り: 1,311m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:20
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:08

8:20 尾平登山口
8:39 8:39 宮原分岐（吊り橋）
9:24 9:24 二合目分岐
10:09 10:10 宮原
11:05 11:12 祖母山九合目小屋
11:36 12:13 祖母山
12:22 12:25 ブロッケン岩
13:11 13:11 天狗ノ分かれ
13:56 13:56 天狗岩屋
15:17 15:17 宮原分岐（吊り橋）
15:28 尾平登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アクセス：道の駅「原尻の滝」から細い道を進み尾平鉱山へ
駐車場：尾平登山口前　500円
※登山口から100mほど入った所に綺麗なトイレがあります
※ワイパーに封筒が挟まっていたので帰りに支払いました

コース状況／危険箇所等

登山ポスト：尾平登山口にあります
道の状況：ピンクテープが多く明瞭でした
■尾平登山口〜吊橋の分岐
かつての鉱山跡から、川上渓谷沿いの歩きやすい道で観光遊歩道になっています
■吊橋分岐〜宮原
黄色い吊り橋を渡り樹林に付けられたピンクテープを追うと渡渉があります
印を追いながら登れば、尾根取付になり迷う事のない急坂が始まります
■宮原〜祖母山
宮原からは小屋まではトレランでも行けそうな快走路です
小屋から傾斜が増すので、雪が凍結している場合は軽アイゼンが必要です
■祖母山〜天狗岩
山頂直下の岩場は注意が必要で下りの核心部で、厳冬期は難しい印象でした
古祖母山への主脈の縦走路は歩きやすい樹林の道で、迷うような所はありません
■天狗岩〜吊橋の分岐
南アルプスによくあるタイプの樹林の急坂ですが、感覚的には短いです
最後に川上渓谷を渡渉するので、雨季など増水時はとても危険だと感じました

その他周辺情報

温泉：高千穂温泉　500円　※カルキ泉です

写真

1/2 8:19

出発の時点では、停まっている車は有りませんでした。

1/2 8:19

登山届を提出していきます。

1/2 8:22

これまで登ってきた九州の山とは雰囲気が違います。
ちょっぴり薄暗いです。

1/2 8:23

川上渓谷の遊歩道になっています。

1/2 8:27

トイレが有りました。
Wi-Fiが飛んでいるそうですが確認してません。

1/2 8:26

綺麗さにビックリ。

1/2 8:27

テープを外すだけでなく付け替えるって、他の山域では聞いた事ありません。

1/2 8:28

祖母山から天狗岩にかけての険しい岩峰を望む。

1/2 8:28

拡大します。
テンション上がりました。

1/2 8:33

尾平鉱山のクラッシャー屑です。
かつては3000人が暮らしていたそうです。

1/2 8:34

標高は600mなので単純に1150mは登らないといけません。

1/2 8:35

川沿いの歩きやすい道が続きます。

1/2 8:37

ここは分岐で、宮原へは黄色の橋を渡ります。
黒金尾根へは真っ直ぐに進みます。
どちらから登るか迷いましたが、予定通り宮原へ。

1/2 8:38

吊り橋を渡ります。

1/2 8:41

支流を徒渉します。

1/2 8:49

想像よりも解り易い道でした。

1/2 8:52

高度を上げていきます。

1/2 9:09

南アルプスっぽい急坂です。

1/2 9:19

林道コースは通行止めなのかな。

1/2 9:29

三合目です。

1/2 9:34

木の根が張りだした急坂です。

1/2 9:37

樹間から天狗岩が見えました。

1/2 9:37

拡大します。

1/2 10:01

宮原手前です。

1/2 10:08

大障子岩の上畑コースと合流しました。

1/2 10:10

宮原は小広場になっています。

1/2 10:10

快走路に変わります。

1/2 10:24

大きな岩は巻くように道が付けられています。

1/2 10:25

祖母山の山頂が見えてきました。

1/2 10:26

拡大します。

1/2 10:39

ちょっとだけ雪が出てきました。

1/2 10:46

馬の背です。

1/2 10:48

馬の背も上を歩くのでなく樹林帯側を歩きます。

1/2 10:50

前日に登った九重連山が見えています。

1/2 10:50

双耳峰の由布岳も見えています。
こちらは3日前に登った山です。

1/2 10:57

神原（こうばる）コースとの分岐です。

1/2 11:05

9合目にある避難小屋です。

1/2 11:08

週末は管理人さんが入るそうですが、この日はいらしゃいませんでした。

1/2 11:06

内部は生活感ありありです。

1/2 11:07

達磨ストーブも使えるようです。

1/2 11:08

寝泊りする所です。

1/2 11:09

展望は最高の立地なので、今度は泊まってみよう。

1/2 11:23

山頂を目指します。
これからの時期はアイゼンないときついです。

1/2 11:24

人気の北谷ルートとの分岐です。

1/2 11:26

一七五六米
祖母山山頂に到着です。

1/2 11:51

小広い山頂です。

1/2 11:51

一等三角点があります。

1/2 11:26

九重山の中岳よりも40m低いですが、かつて九州一の高山と信じられていたそうです。

1/2 11:54

展望は最高です。
九重連山と由布岳。

1/2 11:54

確かに、こちらが高いように感じます。

1/2 12:04

阿蘇山も見えています。

1/2 12:04

拡大します。

1/2 11:57

奥が300名山の傾山かな？

1/2 12:07

手前が下山で使う黒金山尾根です。

1/2 11:27

風はなく、とても穏やかでした。
埼玉県の大宮から、同じく遠征の御夫婦と山談義に花を咲かせました。

1/2 11:31

展望を楽しみながら昼食にします。

1/2 11:38

地元のコンビニで買った見たことない豚骨ラーメンですが、美味かったです。

1/2 12:08

ピークからの下降は間違いやすいので案内を見ないといけません。

1/2 12:19

宮原コースと違い、いきなり険しいです。

1/2 12:22

なかなかの岩場でした。

1/2 12:21

山頂を見上げます。

1/2 12:23

日影になると更にヤバイ。
雪が残り固くなっていました。

1/2 12:24

お助けロープとハシゴが掛かっています。

1/2 12:32

たまらずピンポイントでチェーンスパイクを装着しました。

1/2 12:37

樹林に降りてくれば安心です。

1/2 12:39

山頂付近です。

1/2 12:39

厳しい下山でした。
これからは12本爪とピッケルがほしいかも。

1/2 12:46

快走路に変わります。

1/2 13:01

第一展望地に寄っていきます。

1/2 13:01

断崖絶壁です。

1/2 13:01

眼下に尾平鉱山と傾山が見えます。

1/2 13:03

天狗岩かな。

1/2 13:15

第二展望地からウラ谷岩鼻と祖母山を望む。

1/2 13:15

あの上に立っていたようだ。

1/2 13:23

尾平への下山路分岐です。
時間があるので天狗岳に登っていきます。

1/2 13:30

天狗岩の最後は、戸隠の蟻の戸渡りの短い版です。

1/2 13:33

なんとか渡り切りました。
阿蘇山が見えてます。

1/2 13:32

断崖絶壁に立ち、天狗になった気分です。

1/2 13:32

傾山から大崩山へ縦走したいな〜

1/2 13:32

祖母山を望み素晴らしい展望です。
九州第一の縦走路と呼ばれるだけの事はあります。

1/2 13:45

分岐に戻って黒金尾根を下っていきます。

1/2 13:48

笹が刈られて歩きやすい道です。

1/2 14:16

南アルプスに良くある急坂です。

1/2 14:23

ぐんぐん高度を下げていきます。

1/2 14:49

川上渓谷まで降りてきました。
奥三河にある滑めるような川底でした。

1/2 14:49

新緑の頃は美しいでしょうね〜

1/2 14:57

私と同じ静岡県に住んでいて地元に帰省しているそうです。
このコースでただ一人逢った方でした。

1/2 15:03

川上渓谷の遊歩道になります。

1/2 15:10

吊橋を渡ります。

1/2 15:12

祖母山も火山ですが、九重山とは大きな違いがあるようだ。

1/2 15:16

黒いパイプを辿れば登山口です。

1/2 15:21

とても楽しいコースでした。

1/2 17:46

7号線を、そのまま進み天岩戸神社に参拝しました。
ここは素晴らしいパワースポットでした。

1/2 20:28

続いて高千穂神社で夜神楽を鑑賞しました。
隠れている天照大神の居場所を探っています。

1/2 20:47

力の強い天手力雄命が、左の岩戸をぶん投げています。
これが戸隠山になったという神話です。
とても面白かったです。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

kitainotori

九重山の法華院温泉山荘で一緒だった方々に、祖母山、傾山や大崩山の事を尋ねると、総じて「薄暗い」「急坂」「道に迷った」「アクセスが悪い」とネガティブな事ばかりでした。
確かに、明るくのんびりとして歩きやすい九重山や霧島とは対照的で、鬱蒼とした原生林や渓谷がありました。
歩いてみると南アルプスや奥秩父といった雰囲気を持っていて、遠く離れた九州に居るのに地元の山を登っているように感じました。
尾平からの周回コースは、骨太の古生層の山の醍醐味を味わえて素晴らしかったです。
また、山頂からの展望は最高で、もっともっと評価されて良い山域だと思います。