3年ぶりに厳冬期乗鞍岳、バックカントリー(ボード)
- GPS
- 09:15
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,440m
- 下り
- 1,429m
コースタイム
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 9:15
その後も何回も帰ろうか悩んだ・・山頂まで時間かけすぎですが、ツアーコース辺りから背負ったボードが風を受けるのでかなりしんどかった。もう滑りおりようかと何回も‥
普通に登山で登れば3時間半くらい、ゲレンデトップからだと2時間半くらいかな?
天候 | 快晴!ただし稜線は爆風、午後は落ち着く。 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■ルート 取り付きはMt.乗鞍のゲレンデから。 ゲレンデをひたすら登っていく。圧雪車が走っているので轢かれないよう注意。 あとはお決まりのツアーコース。 風が弱いときは肩を経由せず最短ルートで手前の稜線を直登しても良いと思う。 |
その他周辺情報 | お決まりの湯けむり館。 スタンプカード制覇まったなし! |
写真
装備
個人装備 |
ランドナーパック(20L)
スキーズボン
ミズノ ベルグテックEXストームセイバー(上着)
モンベル ウルトラライトダウン
エマージェンシー ソロシェルター(ツェルト)
Snow Peak GigaPower250
ギガパワーマイクロマックス
プリムス クッカー コッヘル
BlackDiamond ReVolt(ヘッデン)
予備電池
食事2食分
象印テルモス500ML
PENTAX K-5(一眼)
kajitax12本爪アイゼン
ピッケル(レイブン65cm)
アルミワカン(エアモンテ)
ビーコン(マムート)
ゾンデ(BD)
シャベル(BD)
ポール2本(シナノ)
K2 RAIDER(ブーツ)
K2 SONIC(ビンディング)
K2 RAYGUN(板)
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感想
本格BCのため3000mからの滑降を考え乗鞍に行くことにした。
快晴予報なので絶景が期待できそう。しかし唯一の懸念は風が強いこと・・
3時起き4時頃に出発予定が準備に手間取り、もうほど5時になってしまった。
駐車場混むかと思ったが全然混んでなかったので登山口車中泊失敗というか準備不足。
その間にスキーの方が行ってしまった。自分も後を追う。
前方に二人パーティが見える、こちらはスノシュー。
ラッセル車に轢かれないよう、ゲレンデ脇を歩く。
乗鞍のスキー場はかなり滑ったのでもうだいたいルートはわかる。
ゲレンデトップからツアーコースに入ると徐々に空が明るくなってきた。
日の出はツアーコース上の大地で見る予定だったが無理である。
でも辛うじて日の出が見える場所にいることはできた。
今日はかなり焼けていたので綺麗なモルゲンロートが見れただろう。無念・・。
ツアーコースあたりから強風でボードが煽られ、たびたび耐風姿勢を取る。
ツアーコース上部になると顕著となり、雪煙で顔が痛い。
いよいよ強風となり、樹林を陰に様子を見る。引き返す人も現れ、自分も帰ろうか悩む。
しかし時計を見ると既に9時、下ってスキー場も微妙だ。
するとスキーの方も下っていった。これで糸が切れた。自分も下りたいが・・
せめて北アルプスの姿でも見よう、と台地に乗り出す。するとそこには絶景が。
これは行くしかない。風にあおられ倒れそうになりながら休み休みいく。
肩の小屋口でやっと一息。シャリバテ気味だったがやっと落ち着いて食事ができる。
ここから肩の小屋までも強風で何回か転びそうに。3歩進んで1歩押し戻される感じ。
この傾斜ならまだしも、剣ヶ峰にボードを担ぎ上げるのはリスキーなので諦める。
肩の小屋で登山以外に必要な装備はデポも身軽になった。
案の定剣ヶ峰までも風が強く、ボードを背負ったら滑落していただろう・・。
でもこれでも風はかなり弱く、そして風が吹く頻度も少なくなった。
久しぶりのアイゼン歩行だったが、ザクザク雪面を歩く感じ、嫌いじゃない。
最短でトラバースしていったが高度のためか息切れが激しい。北アルプスが絶景である。
剣ヶ峰で感動、やはり来てよかった。360度の絶景。泣きそうになる。
山頂直下を見ると肩の小屋付近に意外とリフト組もたくさん上がってくるのが見えた。
滑り降りたかったがボードでは仕方ない。やはりスキーがほしいなぁ。
ザクザクと下山していく。下りはあっという間、あとは滑り降りるだけ。肩の小屋で大休止。
少しだけ標高を上げドロップ、しかしカチカチ斜面で気持ち良くない。
パウダー斜面までトラバースして一気に滑り降りた。
乗鞍はツアーコース入口付近が広いので慎重にGPSで位置確認しながら滑った。
ツアーコースからは一気、あっという間にゲレンデトップに。
滑り降りるとあっという間だ・・上手い人だともっと早いだろうなー。
バックカントリーの機動性を痛感。
シール歩きできると軽量化できるし、スキーかスプリットボードほしい。
買うまではこのスタイルで頑張ります。
乗鞍はまた機会があれば来て違う斜面を滑ってみたいなぁ〜
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