記録ID: 136106
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
中央アルプス縦走 (木曽駒ヶ岳、宝剣岳、三ノ沢岳、檜尾岳、熊沢岳、東川岳、空木岳)
2011年09月23日(金) ~
2011年09月24日(土)
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 30:14
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 2,239m
- 下り
- 4,017m
コースタイム
9月23日(金)
7:05千畳敷-8:15木曽駒ヶ岳-9:12宝剣岳-9:40三ノ沢岳との分岐-11:09三ノ沢岳-12:36三ノ沢岳との分岐-14:51檜尾岳-15:01檜尾岳避難小屋
9月24日(土)
4:54檜尾岳避難小屋-5:05檜尾岳-6:05熊沢岳-7:06東川岳-7:23木曽殿山荘-8:34空木岳-9:15空木平避難小屋-11:41池山小屋水場-13:16菅の台駐車場
7:05千畳敷-8:15木曽駒ヶ岳-9:12宝剣岳-9:40三ノ沢岳との分岐-11:09三ノ沢岳-12:36三ノ沢岳との分岐-14:51檜尾岳-15:01檜尾岳避難小屋
9月24日(土)
4:54檜尾岳避難小屋-5:05檜尾岳-6:05熊沢岳-7:06東川岳-7:23木曽殿山荘-8:34空木岳-9:15空木平避難小屋-11:41池山小屋水場-13:16菅の台駐車場
天候 | 9月23日(金) 午前中快晴。正午頃からガスが出始め、午後は濃いガス。稜線は弱〜強風。 9月24日(土) 快晴。稜線は弱〜強風。 両日共に気温は低い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・菅の台→しらび平はバス利用。時刻表以外に臨時便が出ていた。 ・駒ヶ岳ロープウェイ利用。朝早い時間だったためか、ほとんど待たずに乗れた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
台風通過直後だったが、ルート上に支障となるものは見られなかった。以下、各所で気付いた点等。 ・千畳敷:登山届けを地元の山岳会?が受け付けていた。また、登山道に関しての質問にも答えていた。連休等多くの人出が見込まれる時に行っている模様。 ・千畳敷→木曽駒ヶ岳:特に危険箇所なし。ルート明瞭。比較的朝早い時間だったが、それでも登山者は大変多かった。千畳敷の登りで渋滞になることもあった。 ・宝剣岳周辺:この日は監視員?がいて登山者の交通整理等を行っていた(有難い)。岩場で鎖が着いているところが多い。すれ違いができない箇所が多く、登山者通過待ちになることがあった。 ・三ノ沢岳:縦走路との分岐から往復で3時間程度かかる。ルートは明瞭。一度大きく下ってから登るが、途中には細かなアップダウンも多い。岩場や鎖はないが、人の背丈ほどもあるハイ松をかき分けて進む箇所もあり、登山道の狭いところも。登山者の数は少ない。 ・檜尾岳→熊沢岳→東川岳:一般的な縦走路がメインだが、両手両足で上り下りする岩場が所々にある。岩場には鎖が取り付けられていることが多く、登り降りに苦労することはなかった。登山者は少ないが、すれ違い待ちは時折発生した。東川岳から木曽殿山荘へは一気に下る。 ・木曽殿山荘→空木岳:はじめのかなりしんどい登りで標高を一気に上げた後はトラバース気味に歩きながら山頂に到達する。 ・空木岳→駒峰ヒュッテ→空木平避難小屋:駒峰ヒュッテあたりまでは晴れれば中央アルプスを見渡せるが、徐々に沢沿いのルートになり、樹林になる。避難小屋はきれいで宿泊に適しているが、檜尾とは異なり小屋には何もデポされていない。 ・空木平避難小屋→池山小屋:ルートは良く整備されている。比較的なだらかで歩き易い。樹林帯歩きのため、展望は樹間から少し見える程度。鎖を掛けてある箇所あり。池山小屋の水場は良く出ていた。 ・池山小屋→登山口→菅の台駐車場:よく整備されている。本来の駐車場までの林道は閉鎖されたまま。あずまや付近が駐車スペースに当てられているが、キャパシティは不足していて、路駐のクルマを散見した。登山口から駐車場までは舗装路を歩く。 <檜尾避難小屋> ・きれいで宿泊に適する。そのためか、利用した日は大変な混雑ぶりで、20名ほどの宿泊者がいた。小屋のキャパシティはもう少し小さい(15名くらいが適正か?)と思われ、夜寝る際には足の踏み場もないほどだった。(入口の土間で寝た人もいた。) ・小屋の付近にはテント場と見まがうばかりに整地された土地が散見された。 ・水場は小屋から5分ほど下ったところにあり、水量十分だった。 <ストック> 宝剣岳周辺でしまった他は全行程で利用したが、三ノ沢岳のピストンや、縦走路ではストックが樹木や岩に引っかかることが多く邪魔に感じることもあった。また、縦走路には鎖場、岩場も多く、ストックの利点を生かせないところが多かった。池山尾根の下りは距離が長いので膝への負担軽減のため、利用価値がある。 |
写真
感想
・ロープウェイを利用すれば標高2,600m付近まで簡単に上がれるが、高度順応は短時間ではできないので、千畳敷到着後に意識的にゆっくり準備を行ってから歩き始めた。
初日の午後にガスが出た以外は、好天に恵まれたが、稜線は風が強く寒かった。防寒着必携。また、晴れてはいたものの、気温は低く休憩中は汗で体が冷えた。
・両日共に登山道上には霜柱があちこちで見られたが、凍結箇所はなし。
・檜尾避難小屋の混雑は予想以上だった。好天の連休初日であり、ある程度の混雑を予想したが、寝る場所の確保が難しいくらいに混んでいた。この小屋は水場が近く、寝具(寝袋、銀マット)が備え着けられているため、利用しやすいのかもしれない。(空木平避難小屋には何もなかった。)
・檜尾→熊沢→東川→空木の縦走路は見た目以上にしんどい。今回は途中で1泊したため余裕があったが、日帰りで縦走を狙う場合などは相応の体力、脚力が必要と思う。
・空木岳から1日で菅の台駐車場まで下りようとすると、標高差2,000mを下ることになる(甲斐駒の黒戸尾根と同等)。なだらかな登山道ではあるが、膝への負担は大きかった。
・三ノ沢岳のピストンの際は、不要な荷物はデポしたほうがよいと思われる。3時間程度の行程で、見た目以上にアップダウンがきつい。
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こんにちは。はじめまして。
わたしもあの避難小屋に同じ日にいました!(@_@;)
入口に近い右側の奥で寝てました。
全く同じ日程だったので(出発と下山はわたしの方が遅いですw)きっと何回か擦れ違ってますね
mewmew0213さん、こんにちは。
日程が同じでしたか。天気には恵まれましたが、その代わり、、、。
檜尾避難小屋は混んでましたね。
やはりテントが良いと再認識しました。
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