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Yamareco

記録ID: 1363377
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

妙法ヶ岳 北東尾根から

2018年01月20日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.6km
登り
1,097m
下り
1,096m

コースタイム

日帰り
山行
5:00
休憩
1:30
合計
6:30
4:40
20
大滝神庭交流広場
5:00
10
登竜橋
5:10
5:20
40
北東尾根取り付き
6:00
40
729高地
6:40
7:00
30
1072三角点下の岩峰
7:30
7:50
70
1253高地
9:00
9:30
30
10:00
10:10
60
11:10
大滝神庭交流広場
天候 小雪
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日午後11:40ごろ、大滝神庭交流広場に駐車、車中泊。
トイレあり、ただし冬季閉鎖中。
駐車場入り口にゲートあり。開いていた。開閉基準不明。
コース状況/
危険箇所等
北東尾根は一般ルートではない。
その他周辺情報 大滝温泉遊湯館(道の駅) 一般700円+貴重品ロッカー100円
ぬるぬるアルカリ単純泉。
729高地のすぐ先、伐採跡地。
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729高地のすぐ先、伐採跡地。
1072三角点手前の岩峰郡。手前のやつは登ったが、先人の記録に登場する展望のよい岩峰は奥のものだろう。左手から二つの岩峰の間に出て、奥の岩峰を右から巻いた。巻きすぎて奥のやつは登り損ねた。
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1072三角点手前の岩峰郡。手前のやつは登ったが、先人の記録に登場する展望のよい岩峰は奥のものだろう。左手から二つの岩峰の間に出て、奥の岩峰を右から巻いた。巻きすぎて奥のやつは登り損ねた。
1072三角点手前。奥のアセビの茂みがあるピークは、前の写真の「奥の岩峰」とキレットを挟んで対峙。このキレットのせいで岩峰に登らなかった。天気もいまいちだったので。
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1072三角点手前。奥のアセビの茂みがあるピークは、前の写真の「奥の岩峰」とキレットを挟んで対峙。このキレットのせいで岩峰に登らなかった。天気もいまいちだったので。
1253高地の先、ヤセ尾根
1253高地の先、ヤセ尾根
頂上部の崖に阻まれる。
頂上部の崖に阻まれる。
左に巻いて振り返る。このバンドは踏み跡というより岩盤上を土壌が滑った自然地形のような気が。落ち葉フカフカに見えるが、コチコチに凍っている。
左に巻いて振り返る。このバンドは踏み跡というより岩盤上を土壌が滑った自然地形のような気が。落ち葉フカフカに見えるが、コチコチに凍っている。
頂上から真東に派生する尾根。これに取り付いた。
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頂上から真東に派生する尾根。これに取り付いた。
すぐに進めなくなり左へ逃げるとゴミの散らばるルンゼ。これを詰めれば確実に登山道。
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すぐに進めなくなり左へ逃げるとゴミの散らばるルンゼ。これを詰めれば確実に登山道。
ゴミに交じってこんなのも落ちてる。
ゴミに交じってこんなのも落ちてる。
道が見えた。
ここに出た。ほぼ頂上。
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ここに出た。ほぼ頂上。

装備

個人装備
ハーネス 8?×20mロープ 8環 環付きビナ シュリンゲ 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え ザック 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ヘルメット

感想

 妙法ヶ岳から北東に伸びる尾根は適度な岩場もありそうで興味があった。尾根の名前はわからない。北東尾根で検索するといくつか記録が見つかった。皆ネーミングセンスは似たようなものらしい。奥の院に背後から迫るバチアタリなルートである。

 車中泊はよく眠れないし、早く下山したかったので4:35ごろ発ったが、思ったより天気が悪く、暗い。暗いので神庭洞窟やらをスルーした。もったいない。
 結局標高1000mぐらいまでずっとヘッデン行動だった。シカの鳴き声がするが姿は見えない。夜の森は怖いのでシカに対抗して「オラオラ、人間が来たぞー」とか叫びつつ登る。

 小雪が舞っている。積雪や凍結はないが土壌中の水分が凍っているのでキックステップ的なことができない(土壌にキックステップは顰蹙モノだが、凍ってない土なら普通に足を置いてもある程度地面が凹んでキックステップしたようになるじゃないですか)。どうでもいいところでもコケたらごろごろ落ちていきそうなので地味に緊張する。

 結構いいペースで登る。寒いが汗をかく。もう1000m地点ぐらいから温泉のことを考え始める。

 1253高地へは直登できず右(北)の小尾根に移ってから登る。ここは下りの場合北東尾根を見つけるのはかなり難しいのではないか。北西の地形図に岩々記号がある尾根に引き込まれそう。

 1253から先はアセビなどの灌木がうるさく、またいよいよ神域に近づいた雰囲気。ここでハーネスとヘルメットを装備(ヘルメットは滑落への備えというよりむしろ木の枝への備え)。神社方面に裏から失礼、と二拝二拍手一拝してから進む。

 頂上直下の岩壁は登れなくもなさそう、不安が残るレベルなので左に逃げる。
 頂上から真東に伸びる尾根に取り付く。取り付きはちょっとした岩登り(兼、ヤブ漕ぎ)。1ピッチ10mだけ確保して登り、その先がダメそうなら懸垂で戻ってもう少し巻こう。登ってみる。ロープを出すとべらぼうに時間がかかる。

 思った通り取り付きの岩場を越えると歩ける尾根だった。しかし数10メートル進んで再び岩(山頂そのものの岩だった)。今度は手が付けられない。左にゴミの散らばるルンゼが見える。195,60年代の第一次登山ブームの頃のゴミだろうか。酷いものだが、今は人工物が見えて嬉しい。このルンゼを詰める。一面にガラスの破片が散乱していて厄介だが、四つん這いで登る。ほぼドンピシャで山頂に出た。
 展望ゼロ。ガスガス。この日は晴れると踏んでいたが、行動開始が早すぎた。降りてから晴れた。やれやれ。

 あとは一般ルートを駆け足で下山。表参道は登ったことがあるので裏参道を使ってみた。馬で荷揚げしていた道だけあって走れる。走ると疲れる。11時駐車場着を目標にタイムアタックモードで頑張ったが駄目だった。

駐車場でライターを落としたっぽい。ハア。

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