利尻山(沓形から鴛泊へ)
- GPS
- 21:39
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,391m
- 下り
- 1,759m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:05
沓形登山口15:13―16:38七合目避難小屋泊
2日目
七合目避難小屋4:45―5:24夜明かしの坂―6:55三眺山(九合目)―7:34親不知子不知―8:14鴛泊コース出合―8:27利尻山頂上(北峰)8:47―9:57長官山(八合目)―11:03六合目―12:25鴛泊登山口(北麓野営場)―12:48利尻富士温泉
天候 | 1日目:晴れ 2日目:曇りでスタートし八合目から上はガスの中・・下山すると晴れ(頂上付近のみ1日中雲の中という感じ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
飛行機
五合目の見返り台駐車場にトイレあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
沓形コースは道幅狭く、粘土質で滑り易かったり、段差も所々大きく、1歩1歩足の置き場を気にしながら進む、距離標高差以上に時間を要する道だと感じました 利尻ルールで登山道にトイレは無く、携帯トイレをトイレブースで使用するのが義務付けられています ストックには石突きカバーが必須とのことです 登山口を出発すると水場はありません 沓形コース七合目避難小屋は、“緊急避難”させてもらって文句を言うつもりは毛頭ありませんが、“泊まりたくない小屋”の上位に入りそうです 沓形コース九合目からの難所(背負い子投げ、ヤセ尾根、親不知子不知)は、確かに自然地形は“難所”ですが、いずれもロープ等の安全対策がなされていて、不意の落石があるなどの余程の不運でない限り問題はないと感じました 鴛泊コース出合付近から頂上へはザレザレの道でスリップ要注意です 最高地点の南峰は現在立ち入り禁止のようです |
写真
感想
今回の遠征3座目は最北の百名山・利尻山です。
利尻島にはかなり以前に観光で訪れていますが、礼文島の桃岩トレッキング道から眺めた“朝焼けの利尻山”は感動的で、当時はまだ自分の登山熱は今ほど高くは無かったのですが、その後山にハマっていくきっかけの1つとなりました。(ヤマレコでの私のプロフ写真がこの時の利尻山です)
今回はその利尻山に登頂を果たすべく、プランを練りました。
コースは沓形→鴛泊が面白そうです。めったに無いことですが、車の回収を気にしなくて良い縦走が可能です。
但し、帰りのフライト時刻→ウニ丼→温泉 と逆算すると、日帰りでは厳しく、テントを担いでビバーク体勢で臨む必要があります。七合目に避難小屋があるので、行ってみて泊まれそうなら“緊急避難”に利用させてもらいます。(“未必の故意”っぽいですが、基本はテントビバーク予定ですのでご勘弁を!)
七合目避難小屋はやや埃っぽく、泊まりたくない感じでしたが、テントを張るスペースは付近に無く、“緊急避難”させてもらいました。(もちろん宿泊者は自分1人)
沓形コース登山道は1歩1歩足の置き場に気を遣う道で、重荷もあってサッパリペースが上がりません。山の上の方をスッポリ隠すガスの存在も足取りをさらに重くさせます。
急登を何とか九合目の三眺山まで登り終え、一服した後今度は難所のクリアにかかりました。背負子投げ、ヤセ尾根、親不知子不知と続きますが、地形的には確かに難所ながら安全対策がしっかりなされているので、トラバース中に不意の落石があるなど余程の不運でない限りOKと思います。(無雪期に限った話ですが)
頂上直下もザレていて歩きにくく、ガスは晴れず展望も全くありませんでしたが、長年の夢だった利尻山の頂上を踏むことができ、心が大きく満たされた山行となりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する