ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 137375
全員に公開
ハイキング
白山

加賀白山: 45年ぶりの宿題果たす

2011年09月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
Nishiden その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:05
距離
21.6km
登り
1,985m
下り
1,561m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

市ノ瀬24日23:20-25日1:00別当出合1:09-1:51中飯場2:29-3:40甚之助避難小屋4:07-5:13黒ボコ岩-5:50室堂7:00-7:36御前峰8:10-8:57千蛇ヶ池9:06-9:28室堂12:05-12:50殿ヶ池避難小屋13:12-14:11別当坂分岐14:18-15:22別当出合
天候 晴れ一時霧
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
集合9/24 23時 市ノ瀬ビジターセンター駐車場
コース状況/
危険箇所等
危険個所・道迷い箇所 特になし
別当出会い、砂防新道入口の吊り橋の柱
どこに蜂の巣があるかは見えない
2011年09月27日 08:05撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:05
別当出会い、砂防新道入口の吊り橋の柱
どこに蜂の巣があるかは見えない
右の砂防新道を行く
2011年09月27日 08:05撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:05
右の砂防新道を行く
木道に霜が下りた弥陀ヶ原
2011年09月27日 08:05撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:05
木道に霜が下りた弥陀ヶ原
弥陀ヶ原からもう一登り、もうすぐ室堂
2011年09月27日 08:05撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:05
弥陀ヶ原からもう一登り、もうすぐ室堂
別山に朝日が当たった
2011年09月27日 08:05撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:05
別山に朝日が当たった
室堂に着くと同時に、昇る朝日が
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
室堂に着くと同時に、昇る朝日が
朝の室堂と御前峰
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
朝の室堂と御前峰
2人にも朝日が当たる
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/27 8:06
2人にも朝日が当たる
室堂で朝食休み後、外に出たら霧だった
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
室堂で朝食休み後、外に出たら霧だった
霧の中、御前峰を目指す
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
霧の中、御前峰を目指す
山頂の神社に着いた
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
山頂の神社に着いた
ここは風よけになる
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
ここは風よけになる
太陽がうっすら、晴れて来ないかな
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
太陽がうっすら、晴れて来ないかな
晴れてきた!
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
晴れてきた!
この晴れ間も束の間
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
この晴れ間も束の間
室堂と別山が見えた
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
室堂と別山が見えた
槍・穂高方面
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
槍・穂高方面
立山・剱岳方面
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
立山・剱岳方面
Y君の向こうに御岳
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
Y君の向こうに御岳
剣が峰俯瞰
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/27 8:06
剣が峰俯瞰
またガスの中、お池巡りに進む
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
またガスの中、お池巡りに進む
最初の池
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
最初の池
剣が峰を見上げる
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/27 8:06
剣が峰を見上げる
翠が池?
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/27 8:06
翠が池?
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
御前峰をバックに
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
御前峰をバックに
緩いアップダウンの繰り返し
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
緩いアップダウンの繰り返し
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
2011年09月27日 08:06撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:06
千蛇ヶ池、残雪と初氷
2011年09月27日 08:07撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:07
千蛇ヶ池、残雪と初氷
けっこう氷は厚い
2011年09月27日 08:07撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:07
けっこう氷は厚い
千蛇ヶ池全景
2011年09月27日 08:07撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:07
千蛇ヶ池全景
観光新道の尾根筋を下る
2011年09月27日 08:07撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:07
観光新道の尾根筋を下る
別当周辺の砂防工事か見える
2011年09月27日 08:07撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:07
別当周辺の砂防工事か見える
日が射してリンドウが咲いた
2011年09月27日 08:07撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:07
日が射してリンドウが咲いた
疲れた顔を演じるY君
2011年09月27日 08:07撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/27 8:07
疲れた顔を演じるY君
下って来た道をバックに
2011年09月27日 08:07撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:07
下って来た道をバックに
別当坂分岐から急降下
2011年09月27日 08:07撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:07
別当坂分岐から急降下
吊り橋が見えたら別当出会いのゴール
2011年09月27日 08:07撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:07
吊り橋が見えたら別当出会いのゴール
橋脚の一番上の軒下にスズメバチの巣はあった
2011年09月27日 08:07撮影 by  NIKON D80, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/27 8:07
橋脚の一番上の軒下にスズメバチの巣はあった
撮影機器:

感想

加賀白山は45年来の、心残りの山だった。ひ弱だった小学生時代、夏休みに郷里の金沢から従兄に連れられて登ったのだが、室堂で体調を崩し、診療所のお世話になって登頂せずに下山して以来行ったことがなかった。その後体は丈夫になって山登りにに目覚め、5年前に富山住まいになって立山連峰はもれなく登っている。白山は行けば問題なく登れることは分かっているし、いつどうやって登ろうかしばしば考えつつも、行きあぐねていた。が、ついにその時は訪れた。

 福井のY君とは一昨年まで立山、剱岳、大日岳などを山歩きと山スキー(Y君は山ボード)した仲だが、Y君結婚し、仕事も忙しくご無沙汰だった。今年久々に山に行こう、では白山はどうだ、という話になった。富山の山とスキーの仲間、Dちゃんも誘って日程調整の結果、9月の三連休ではあるが最終日の日帰りに収束。Y君富士山の経験から夜間登山をしたいと言う。そうすると、手取川沿いの白山の一般登山口は別当出合だが、週末交通規制で手前の市ノ瀬が起点になる。前夜23時に市ノ瀬駐車場に集合した。。
 まずは別当出合まで深夜の舗装道路を歩く。距離5.8km、標高差430m。月のない、天の川も鮮やかな星空だ。途中腹が減ったねと夜食タイムを設けて、1時間40分で別当出合に到着。熊に注意の張り紙に加えて、砂防新道入口の吊り橋にスズメバチの巣があると。かなり高い橋桁で上の方はライトを向けても見えない。ともかくその砂防新道を行く。この道は水場が豊富で、甚之助避難小屋はもちろん、中飯場でも水が得られる。休憩時間がその都度長い。皆眠いので仕方ないか。観光新道と合流する黒ボコ岩では少し空が白んで来た。ここまで基本的に急坂をひたすら登って来たが、黒ボコを過ぎると斜面が緩くなって弥陀ヶ原に出た。規模は小さいが、立山の弥陀ヶ原とよく似た雰囲気だ。木道の上は霜で真っ白だ。再び坂が急になって、ひと山越えると室堂が見えた。丁度朝日が射してきた、ご来光ポイントへと室堂の東端へ急ぐ。日の出の瞬間には間に合わなかったが、荘厳な朝日を浴びることは出来た。主峰の御前峰もバッチリ目の前に見えている。今日はこのままずっと晴れだろう、とこの時は思っていた。
 室堂のビジターセンターの中のテーブルに陣取り、朝食タイム。仮眠も含めて1時間余りまったりしていた。さてそろそろ山頂に行こうや、と外に出ると、何と言うことか、濃いガスに包まれてしまっていた。ともかく行かねばと40分ほどでやはり霧中の御前峰頂上に到着。遂に45年の宿題を果たした。さてこの霧は晴れるだろうか、太陽がうっすらと見えたりするのできっと晴れると信じて待つ。待つ甲斐あってさっと晴れて室堂と別山が見え、すぐ隠れてまた晴れて、北アルプスのパノラマに、大汝峰とお池群が見える、といった具合でめまぐるしくも展望を楽しんだ。お池巡りをして室堂に帰還。
 さてこれから昼食パーティー、メニューはすき焼き。牛生肉500gに、白菜、葱、椎茸も生で、生卵も保護ケースで持ってきた。葛切りとすき焼き麩は乾物だが、割り下は液体で、仕上げのうどんも生で持って来た。ビールは一人一缶で日本酒がこの3人では飲みきれないだけあった。腹いっぱいになって昼寝もして、2時間半を費やした。
 ではお昼も回ったし下ろうか。黒ボコ岩の分岐まで元の道を戻るが、今度は観光新道を選んだ。しかしまだ酔いも眠気も取れていない感じで、若干朦朧気分で殿ヶ池避難小屋まで踏ん張り、そこでまた少し仮眠させてもらった。それから漸く目が覚めてきて、荷も軽くなった僕は快調だが、今度はDちゃん、Y君はそろそろ足に来たようでペースが落ちる。辛抱の稜線歩きで別当坂分岐へ、そこから別当出合に急降下、見通しのない樹林を抜けると吊り橋が見えて別当出合のゴールだ。3人到着したところで2分後に市ノ瀬行きのバスが出ると言うので飛び乗り、市ノ瀬の温泉でフィナーレ、解散とした。
 一昨日は白馬岳に0mからの日帰り、昨日は自転車で有峰湖周辺へ累計1700mの坂登り、それから布団で眠ることなく白山に来たのは少し応えたかな。3日で徒歩・自転車合わせて6000m超を登った、充実の3連休だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1285人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 白山 [日帰り]
白峰ゲート〜市ノ瀬〜室堂〜白山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白山 [日帰り]
白山(白山禅定道〜釈迦新道周回)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白山 [日帰り]
白山(砂防新道〜十二曲り〜御前峰〜エコーライン)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
キャンプ等、その他 北陸 [2日]
砂防新道〜トンビ岩コース〜お池めぐり
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら