甲斐駒ケ岳(
- GPS
- 09:24
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,107m
- 下り
- 1,103m
コースタイム
9月25日北沢峠(長衛荘)4:57〜仙水小屋5:47〜6:20仙水峠6:25〜
〜駒津峰8:03〜(巻き道)〜10:05甲斐駒ケ岳山頂10:50〜(巻き道)〜
〜12:05駒津峰12:12〜12:49双児山13:00〜中間13:40〜14:21北沢峠
北沢峠15:30(終バス)〜広河原〜17:30甲府
天候 | 24日快晴 25日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
伊那市(バス)〜高遠(バス)〜仙流荘(バス)〜北沢峠(長かった…) 復路:北沢峠(バス)〜広河原(乗合タクシー)〜甲府〜八王子〜三鷹 広河原からの乗合タクシーは甲府までノンストップ。早かった!料金2100 円、バスより100円高いだけ(^^) |
コース状況/ 危険箇所等 |
WCは北沢峠、駒仙小屋のみです。女性はお花摘みできそうなところ少ないかも。 駒津峰〜摩利支天分岐、駒津峰〜双児山では、わりとアップダウンあり。 小屋の方の話では、六方石の手前で巻き道と間違えて、右手水晶沢に下ってしまう道迷いが多いそうです。 赤ペンキで岩に印が度々あるので、見ていれば迷うことはないと思います。 花の季節は終わり。でも紅葉はまだ。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
初めての甲斐駒ケ岳。
この9月、台風12号と15号のせいで2度中止になりました。
台風は去ったものの林道の通行止めが解除されず、甲府〜北沢峠のバスが運休のため。
ところが!
2度目の中止で宿泊のキャンセルをした後、長野県側・戸台口からのバスなら運行していることに気づいてしまったのです。
出発地が東京・三鷹…そこからJR飯田線の伊那市まわりでのアクセス。
遠い…お金かかる…でも行きたい!甲斐駒ケ岳、どーしても諦められない〜〜
結局そんなどーしても諦められない人たち(笑)が4人集まり…(当初の計画時は12名でしたが)
9月24日快晴の空の下いざ出発!この日は移動のみ。
最終バスで15時過ぎに北沢峠へ。
ふう、やっと着いたと思ったその時に。
なんと。この日24日の始発から、甲府〜北沢峠のバスが運行開始されてたのです、、、
ああ…ちょっとショック。出発前、朝にネット見れば良かった。
じゃあ、帰路は甲府から帰れるねということで…
気を取り直し、長衛荘さんに宿泊です。
夕食時に小屋のお兄さんから、甲斐駒・仙丈ヶ岳登山に際し色々な注意点のお話がありました。
特にびびったのが…
甲斐駒ケ岳を双児山経由での下山の場合、よくある登山地図での駒津峰→双児山→北沢峠のコースタイムが
1時間50分となっているが、実際はもう1時間余計にかかります、とのこと。ということは2時間50分?ええ〜〜っ!?そんなに?
小屋の朝食はもれなく前夜渡しのお弁当だったのですが、このシステムは良いかも。
終バスの都合があるものの、皆それぞれ出発したい時間もバラバラですから…
小屋内に食べる場所があったのも助かりました。
ちなみに当初計画の時に小屋に朝食時間を伺ったところ、仙水小屋は4:00、駒仙小屋は5:00でした。
私たちはヘッドランプを点け5時に出発。気温は0℃位でしょうか。
駒仙小屋前を通り仙水小屋手前で夜明け。いい天気!そして朝日の仙水峠へ。
ここからは摩利支天の岸壁がスゴイ迫力!!
名前といい形といい存在感あるよなあ。
仙水峠〜駒津峰の登りは樹林帯のなかをひたすら登り。休み休みゆっくり登る。
休みの度に振り返ると、早川尾根の向こうに鳳凰三山が、左には仙丈ヶ岳が、どんどん色々見えてきて、北岳も見えるように!
北岳…こちらも、今年行きたくて行けなかった憧れの山。
思ったよりシャープにとんがってていい形〜。(とんがり山好き)
駒津峰へあがると、展望は更に良くなり、中央アルプス、北アルプス、富士山も。
そして何と言っても主役・甲斐駒。摩利支天を従えて、きれいな白と緑の三角形で座しておられました。
ここにザックが多数デポしてありましたが、まだ山頂まで往復3時間はあるでしょうに、ちょっと勇気あるなぁ…。
まあ大丈夫なんでしょうけども。
その後アップダウンを繰り返し、巨大な六方石を過ぎたところで山頂までの直登ルートと巻き道ルートの分岐。
直登ルートを行くのなら登りで、と言っていたので一瞬考えたのですが、見たら大きな岩でかなりの急斜面!
私としてはもう迷いなく「巻き道で!」
そして白い花崗岩の砂礫の道を頂上まで。
途中に摩利支天への分岐。コースタイム片道10分とあるけど、
嘘だ10分なんて絶対ムリ!な感じの大きさの登りに見えました。
結局行かなかったけど、近くの人に尋ねたら「見た目ほどではないですよ」とのこと。
それから山頂近くですれ違ったお姉さん。ザックがとても大きかったので聞くと、黒戸尾根からテン泊で上がってきたのです、
とのこと。標高差2200mのひたすらの登りですよ!すげーカッコイイ!!
山頂は360度良く山が見えてますよ〜と教えていただきました。
でも、ヤマレコで検索すると、黒戸尾根の方沢山いらっしゃるのですね。
皆すごいなぁ。いつか挑戦してみたい…。
お姉さんの言う通り山頂からのパノラマは素晴らしかった!
少し雲が出はじめていましたが、背の高い山は頭を出しているので大体すべて大丈夫。
いつも中央線や高速の車窓から見上げていたあの山のてっぺん。感激です。
いつもより少しだけ長く山頂を楽しみ、名残惜しみつつ、
今度は駒津峰から双児山経由で下山。
下りはちょっと苦手意識があり、計画でも時間は長めに取っていましたが、
小屋のお兄さんに脅された(!?)駒津峰→双児山→北沢峠の所要時間は2時間10分。
プラス20分(休憩込み)で降りることができました。
結果、時間のゆとりを持って下山できホッと一息です。
あ、WCにもかけこみましたけど…(途中にないものですから)
帰路はバスで広河原へ。広河原からは乗り合いタクシーが甲府まで。
おかげで南アルプススーパー林道全線走破です(笑)
北沢峠〜夜叉神峠のあたりはさらに山深く、落ちたら終わりの深い谷の側面に林道がついており、山側は崩壊防止の工事だらけ。
通行止めがなかなか解除されないのもわかるような気がしました。
甲斐駒、期待通りのいい山でした。
次回は摩利支天と直登ルート、その次は黒戸尾根に挑戦しよう…
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