後烏帽子岳:ちょこっと純白の屏風岳を見に行く
- GPS
- 02:59
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 313m
- 下り
- 974m
コースタイム
- 山行
- 2:36
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 2:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。かもしかリフトより上の樹林帯の雪は多め。トレースはあるが、スノーシューかワカンは必須。この日の状態ではアイゼン不要。 |
写真
感想
10日の天気が低気圧通過前で晴れ、気温も高めということなので、ちょこっと純白の屏風岳を見に後烏帽子岳に行ってみることにした。基本的には晴れなのだが、雲の動きによっては山に雲が架かるかもしれない。蔵王山麓の村田町まで行くと不忘山から南屏風岳、水引入道、屏風岳、後烏帽子の稜線が見える。これは良さそうだ。えぼしスキー場までの道路は一部圧雪。駐車場は、朝は薄い圧雪、帰りは溶けて水たまり。登山届けを出し、ゴンドラリフト、かもしかリフトを乗り継いで、リフトトップへ。
空は晴れだが、巻積雲が出てきていて半日〜1日後には雨か雪になりそうだ。リフトトップで降りて正面右上にリボンが見えるが、正面左にトレースがあるので、そちらから登ることにする。トレースの雪の状況を見て、最初からスノーシューで行くことにする。トレースは古いトレースに新雪が積もった感じで、今日の跡はスノーシュー1〜2人の感じで、やや潜る。でも誰か登っているので心強い。雪は結構多い方なのかな、周りの雪に覆われたオオシラビソの疎林帯の中を緩く登って行く。トレースは樹林帯の中をピンクリボンを追って進んでいる。樹林が疎らになってくると、傾斜は徐々に急になっていくが、背後の展望が開ける。雁戸山の白さが目立つが、そこから仙台神室、大東岳、泉ヶ岳方面が良く見える、その背後には栗駒山らしき山、その辺までかな。同じような登りが続くが、木が低くなってくると先ずは、右に刈田岳から熊野岳が大きく見えてくる。刈田岳から熊野岳は入山禁止だが、火山活動は静かなようだ。少し雪稜を登ると後烏帽子岳山頂に到着する。
後烏帽子岳山頂は良い天気で、屏風岳の圧倒的な白い壁が見える。後烏帽子岳は山頂に出るまで屏風岳方面は全く見えないんだよね。もちろん、馬ノ神岳〜水引入道〜不忘山もきれいである。杉ヶ峰や刈田峠方面には樹氷が見えるが、今年は誰も見に行けないのかな。今日は比較的気温が高く、登る途中は霧氷もなく、0℃程度だったと思うが、さすがに山頂は風が強く、さらに気温が下がっているのだろう。凍りついて、エビのしっぽも発達している。少し休んで、下りに向う。樹林の中の雪の下りは、この位の斜度だと歩き易い。リフトトップまで下り、かもしかリフトの左のゲレンデ(急な上級者コース)の端を下り、ゴンドラリフトの下をくぐって、さらに下り、ゴンドラハウスに到着、下山を報告した。今日出会った登山者は4名。今日の目的は屏風岳の白壁を見ることだったが、晴れで眺望も得られ、気温も比較的高く、歩きやすい雪山ハイクだった。
コメント
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kyen さん こんばんは
スノーシューで颯爽と追い越されて行かれて、私が山頂はまだかまだかと喘いでいる所に、早い時間で下りていらっしゃいました。
その健脚さに、凄いなあと思ったものの、kyen さんとは気がつかず、
残念なことしました。もっとお話ししたかったです!!
私のほうではアップしていない写真ですが、kyen さんも全く同じ構図で撮っているのがあって、可笑しいような嬉しいような。
また、お会いしましょう。 ヽ(^。^)ノ
minkさん、こちらにもコメント有難うございます。
10日は冬支度でアウターが全身ブルーでした。昨秋は下のシャツ、春は暑かったので,、その下のTシャツと恰好が違ったので、お分かりにならなかったかな。特徴としては少し髭があります。こちらこそ、3回目なのに気付かず申し訳ない。
登りは、曇らないうちにと急いでしまいました。そう言えば、下りの頂上の少し下でスライドした時、屏風岳もきれいに見えますよとお話ししました。(励ましているつもりです)この時期、後烏帽子に登る人は、それが最大の目的ですものね。
きっと、また、お会いできると思います。
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