記録ID: 137713
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
[ふるさと富山のお山シリーズ]大日岳(称名滝駐車場からのピストン)
2011年09月28日(水) [日帰り]
- GPS
- 08:55
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,618m
- 下り
- 1,599m
コースタイム
7:50大日岳登山口
8:36猿ヶ馬場8:45
8:57牛ノ首
9:49大日平山荘
12:07大日小屋分岐
12:20大日岳山頂12:45
13:00大日小屋13:10
14:30大日平山荘
15:20牛ノ首
15:38猿ヶ馬場
16:09大日岳登山口
8:36猿ヶ馬場8:45
8:57牛ノ首
9:49大日平山荘
12:07大日小屋分岐
12:20大日岳山頂12:45
13:00大日小屋13:10
14:30大日平山荘
15:20牛ノ首
15:38猿ヶ馬場
16:09大日岳登山口
天候 | 晴れ しかし すぐガスに巻かれる・・・ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(登山口にもっとも近い第一駐車場を利用) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山口について◆ ・駐車場への道路は、7月および8月は6時から19時の間利用可能です。それ以外の時期(無雪期限定)は7時から18時の間利用可能です ・駐車場から称名滝への遊歩道は、今だと8時から17時30分の間利用可能です ・第一駐車場脇には、トイレがあります(水洗/手洗い場付き) ◆登山道について◆ 7時過ぎに、称名滝駐車場へのアクセス道路のゲートをくぐり、第一駐車場へ到着。 今日はベースキャンプ(実家)からの出発ですので、気持ちも体もとても楽です。 そういえば、ヘッデン要らずの出発って、すごく久しぶりのような気がします。 駐車場を出発して約10分で、登山口に到着。 登り始めはとても緩やかです。 ところどころにベンチが配してあって、さながら遊歩道のようです。 ダイモンジソウやアキノキリンソウなどを見ながら、ノンビリと歩を進めます。 出発から約1時間で猿ヶ馬場に到着。 ここにもベンチがありますので、ちょっと休憩。 そういえばこの辺りから牛ノ首までの登山道が夏の豪雨で崩れてしまってから、もう2年も経つんですね。 とはいえ、登山道の補修はまだ続いています。 崖道のため重機が入れず人力がすべてですので、まだまだ時間がかかるようです。 工事現場を避けるように付けられた仮道を登り、牛ノ首で稜線に出ます。 猿ヶ馬場の手前からからここまでもかなりの急登でしたが、まだまだ続きます。 ひとがんばりで台地の上に出ます。樹林帯を一旦抜けて、草原の中へ。 弥陀ヶ原とは称名川を挟んで、ちょうど対岸を歩きます。 ここからは植生保護のため、木道が設置されています。 ところどころ朽ちた木道がシーソー状態になっているところがありますので、歩行には注意が必要です。 出発して約2時間で大日平山荘に到着です。 ここの裏からは、称名川を見下ろすことができます。 弥陀ヶ原からは見えない、称名滝に注ぐ直前の流れです。 初めてだったので、ちょっと感激しました。 大日平山荘からしばらくは、草原を進みます。 草紅葉の赤とチシマザサやオオシラビソの緑とのコントラストが綺麗です。 大日岳本体に取り付くと再び、急登が始まります。 このあたりですっかりガスに巻かれてしまい、行く手がほとんど見えませんが、 ところどころ始まっている紅葉に、ずいぶん励まされました。 この辺りの登山道は沢と並行していますので、とにかく水が豊富です。 手を洗ったり水を飲んだりして気分転換をしながら、歩を進めます。 出発して4時間余で大日岳の稜線へ。 左に進めば大日岳のピーク、右に進めば奥大日岳を経て室堂乗越に続く道です。 ここから奥大日岳までの稜線は眼前の剱岳とともに快適なお散歩・・・のはずですが、 日を改めることにして、今日は大日岳までとしました。 大日岳まではおよそ15分の道のりです。 山頂では、登りでお会いした地元の方とランチをご一緒しました。 なんと、デザートに梅かまを召し上がっていらっしゃいました。 さすが富山県民!山ゴハンも渋いです。 30分ほど山頂に滞在してから、下山を開始します。 途中、大日小屋に寄って山バッジを購入しました。 帰路は、ところどころ休みながらノンビリ下ります。 16時過ぎに登山道に到着。 ゲートが閉まる18時まで時間があるので、称名滝に足を伸ばしました。 平日のしかも夕暮れ時ですので、観光客はゼロ。 日本一の絶景を独占することができましたが、ちょっとさびしいかも・・・ とにもかくにも、明るいうちに駐車場に帰着。 今日の行動時間は8時間余り。 ほどよい運動になりました♪ |
写真
感想
◆ふるさと富山の里山で秋を見つけ、何を思う◆
山の秋はあっという間にやって来ます。
台風15号の通過後、山も里も一気に冷え込みました。
先週末の三連休では初冠雪を記録した山も多く、ここ富山の山々もご多分に漏れなかったようです。
前回の山行はほんの2週間前だったのに山はすっかり秋めいており、驚きを禁じ得ませんでした。
さて、これからしばらくは富山の里山を巡りたいと考えています。
東京からですので遠路になってしまいますが、できるだけ身を置いてリアルタイムに富山の秋を満喫したいと思います。
季節の変化の機微を感じ取ることができるようなみずみずしい感性を、いつまでも持ち続けたいものだと、しみじみと感じました。
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コメント
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lynx1218さま
紅葉きらめく季節になりましたね。
日ごと変化、1週たつとガラッと変わり、そのうちすぐに3段紅葉。
楽しい季節となりました。
『梅かま』ってなに?
先日、折立から富山に出て夜行で東京へ帰ろうと目論んだのですが、失敗・・・
ベースキャンプのあるlynx1218さんが羨ましいですよ
僕にとって富山はなかなか未踏の「山」ですね
osanpoさん、こんにちは。
コメントありがとうございます♪
紅葉の時期って特に、日ごとはもちろん、一日の中でも時刻や天気によっても見え方が違いますね
山にいると周囲の変化に敏感になるので、「生きているんだ」って実感してしまいます。
そうそう、「梅かま」って富山かまぼこを代表するブランドのひとつなんですよ。
北陸のかまぼこって渦巻き模様なんです
ぜひお試しください
massyさん、こんにちは。
コメントありがとうございます♪
せっかく富山においでいただいたのに、ご不便をお掛けしたようで、大変失礼しました
特に立山より南は、交通手段がネックになってしまうんですよね。
開かれ過ぎていないのも魅力かもしれませんが…
今度はぜひグルメも楽しんでくださいね
追伸:パーラー江古田デビュー、おめでとうございます!
また、ぜひおいでください。
イートインでしたら、チキンサンドもおススメですよ
はじめまして〜
地元民ですが登山は初心者。でも今かなりはまってます。大日岳は9月に1回目、10月2日に2回目登ってきました。称名滝からのピストンです。2日は朝晴れてたのですが大日小屋前でオニギリ食べてる時に雪が降ってきました。こんなに早い初雪は初めてで感激です。
ガスで紅葉は見れず…大日平は来週位が見頃かな〜
今度「梅かま」持っていきます(笑)
massanさん、こんにちは。
コメントありがとうございます♪
大日はやっぱり称名滝からですよね。
確かにシンドイですが、自分の足で登ることによって、植生や季節の変化をより実感できるのではないでしょうか。
富山には、有名ではないけれど素敵な山がまだまだ沢山あります。
そんな山々の魅力を発掘してプチ幸せに浸るために、足繁く通いたいと思います
山グルメも楽しみですね♪
個人的には、志むらの寿司(超々ローカル!)もオススメです
これからもよろしくお願いします
すぐ思い浮かばなかったので調べてみました〜
わかりました
志村乃寿司って言うんですね〜
ボリュームもあっていいですよね。山の昼食にいいかも。と、いうことで近々買いにいきまーす。
これからも_(._.)_
massanさん、こんばんは♪
志村の寿司、探してくださったんですね。
ありがとうございます。
魚津辺りのスーパーなら、普通に置いてあります。
日持ちするので便利ですよ
県外から来られた方々に、山で富山の名産品をご紹介するのもいいかもしれませんね
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